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おしっこが全く出ない!猫ちゃんの尿路閉塞の危険や治療方法とは

おしっこが全く出ない!猫ちゃんの尿路閉塞の危険や治療方法とは

愛猫がトイレに行ったり出たり落ち着かない…でもトイレの中にはなんにもない。実はこれ、とっても危険な状態かもしれません。猫ちゃんに多く見られる【下部尿路疾患】、その中でも全く尿を出すことができなくなってしまう【尿路閉塞】は数日で命に関わる重篤な疾患です。早期発見、早期治療が予後を左右するため、いかに早く気が付いてあげられるかがポイントとなってきます。そこで今回は尿路閉塞の症状や治療方法についてご紹介していきます! 目次■尿路閉塞と膀胱炎は何が違う?■なぜおしっこが出なくなる?■尿路閉塞の治療■閉塞解除後の生活 膀胱炎と尿路閉塞は何が違う? 膀胱炎と尿路閉塞は全く別の病気というわけではなく、膀胱炎が進行することで尿路閉塞になってしまうケースもあります。ただ症状としては明らかに違う部分があり、危険度も異なってきます。膀胱炎は少量ずつでもおしっこが出せていて膀胱内におしっこがあまり溜まっていない状態。そして尿路閉塞はどんなに頑張ってもまとまった量を出すことができず、膀胱が尿でパンパンになっている状態です。ただ、これを自宅で識別することは難しいと考えておきましょう。実際に動物病院で勤務しているとおしっこが出ないという主訴で来院される猫ちゃんは多くいます。その中で本当に尿路閉塞を起こしている子は一部分にすぎません。というのも、実際は重度の膀胱炎を起こしていて何回もトイレに行き少しずつ出せていた、飼い主さんが気付かない場所でしていたということが多いためです。少量頻回でしているので膀胱内に尿はほとんどないのですが、本人は強い排尿感、残尿感を感じてトイレでしぶるので飼い主さん的には出てないように見えるのですね。それに対し尿路閉塞は本人が強くしぶることで数滴出ることはあっても、まとまった量を出すことはできず、膀胱内に尿がどんどん溜まり続けパンパンになってしまいます。出そうとしてトイレにこもり排尿姿勢を取り続けるような子も...。排尿できない状態が長くなるほど膀胱に強い痛みを感じ、腎臓などがダメージを受け、あっという間に尿毒症の状態まで進行してしまいます。緊急度は尿路閉塞の方が高いと言えるかもしれませんが、どちらも本人的にはかなりつらい状態...一刻も早い受診が必要です。 なぜおしっこが出なくなる? おしっこが出なくなってしまう理由はいくつかありますが、結石や腫瘍が尿の通り道を塞いでしまっている場合や、尿道自体が何らかの理由で狭窄してしまっていることが主な要因です。女の子の尿道は太く直線的なため、あまり尿路閉塞になることはありません。それに対し男の子はもともと尿道が細い上、湾曲した構造をしているので尿路閉塞を起こしやすい傾向にあります。 尿路閉塞の治療 動物病院では、まず閉塞があるかないかを確認します。触診で膀胱がどれほど張っているか確認し、次にエコーやレントゲンで結石や腫瘍がないかを診断します。この時点で膀胱がおしっこでパンパンになっていると、本人はとても強い痛みを感じます。エコーで膀胱の場所を確認しながら針を刺し、少しおしっこを抜いてあげる処置を行う事も。更に閉塞が確認出来た後は、尿道用の柔らかいカテーテルを挿入して閉塞を解除していきます。痛みやストレスがかかるため、暴れてしまうことも少なくありません。カテーテル挿入は、とても繊細で時間もかかるので、できるだけ鎮静をかけてあげたほうが良いでしょう。ただし、持病があり鎮静をかけられない子もいますので、かかりつけの獣医師の判断と飼い主さんのご希望によって決まります。私が勤務する動物病院では、猫ちゃんの閉塞解除はできるだけ最短時間で済むよう他の患者さんに事情を説明し、お待たせしてでもスタッフを総動員して行います。それほど緊急的な扱いである処置といえます。閉塞解除後は、カテーテルを挿入したまま固定して尿道や腎臓などを一度お休みさせてあげます。その間は入院治療が基本となるでしょう。おしっこが出せない状態がどれほど続いていたかによって、猫ちゃんの状態は大きく変わります。閉塞から24時間以上経過していると腎臓が大きなダメージを受け回復にも時間がかかると言われています。入院中はカテーテルからの排尿を適宜確認しつつ、点滴を流して体の状態を改善していく治療を行います。早ければ3日程度、10日近く入院するケースも珍しくありません。カテーテルを抜いたあとは自力排尿がきちんとできるか確認した上で退院となります。改善が見られない時は、結石摘出手術を始め外科的治療のステップに進みます。これは状態によって内容が大きく変わりますので獣医師とよくご相談されてくださいね。 閉塞解除後の生活 閉塞が解除でき、体の状態も良くなってきたら自宅での生活に戻ることができます。ただし、再発防止のため食事や体重管理、定期的な尿検査など少し生活を見直す必要も出てくるでしょう。またどんなに注意していても再発を繰り返してしまう子もいます。尿路閉塞の治療の中には【会陰尿道痩設置術】といって尿道を広げるような手術もあります。閉塞しなくなる代わりに細菌性の尿路疾患にかかりやすくなるデメリットもありますが、検討してみるのもいいかもしれません。尿路疾患は発症率が高い上、何より本人が辛く見ている飼い主さんも胸が痛くなる疾患です。まずは普段のトイレの回数や尿量をしっかり把握しておき、異常時にすぐ気が付くことできるようにしておくと安心ですよ。 関連ブログ愛猫が発熱!自宅でできるお熱の測り方や発熱の原因とは?猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い?愛猫の辛い口内炎。原因や治す方法はある?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは命に関わることもある!?注意したい猫ちゃんの尿路疾患とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

おしっこが全く出ない!猫ちゃんの尿路閉塞の危険や治療方法とは

愛猫がトイレに行ったり出たり落ち着かない…でもトイレの中にはなんにもない。実はこれ、とっても危険な状態かもしれません。猫ちゃんに多く見られる【下部尿路疾患】、その中でも全く尿を出すことができなくなってしまう【尿路閉塞】は数日で命に関わる重篤な疾患です。早期発見、早期治療が予後を左右するため、いかに早く気が付いてあげられるかがポイントとなってきます。そこで今回は尿路閉塞の症状や治療方法についてご紹介していきます! 目次■尿路閉塞と膀胱炎は何が違う?■なぜおしっこが出なくなる?■尿路閉塞の治療■閉塞解除後の生活 膀胱炎と尿路閉塞は何が違う? 膀胱炎と尿路閉塞は全く別の病気というわけではなく、膀胱炎が進行することで尿路閉塞になってしまうケースもあります。ただ症状としては明らかに違う部分があり、危険度も異なってきます。膀胱炎は少量ずつでもおしっこが出せていて膀胱内におしっこがあまり溜まっていない状態。そして尿路閉塞はどんなに頑張ってもまとまった量を出すことができず、膀胱が尿でパンパンになっている状態です。ただ、これを自宅で識別することは難しいと考えておきましょう。実際に動物病院で勤務しているとおしっこが出ないという主訴で来院される猫ちゃんは多くいます。その中で本当に尿路閉塞を起こしている子は一部分にすぎません。というのも、実際は重度の膀胱炎を起こしていて何回もトイレに行き少しずつ出せていた、飼い主さんが気付かない場所でしていたということが多いためです。少量頻回でしているので膀胱内に尿はほとんどないのですが、本人は強い排尿感、残尿感を感じてトイレでしぶるので飼い主さん的には出てないように見えるのですね。それに対し尿路閉塞は本人が強くしぶることで数滴出ることはあっても、まとまった量を出すことはできず、膀胱内に尿がどんどん溜まり続けパンパンになってしまいます。出そうとしてトイレにこもり排尿姿勢を取り続けるような子も...。排尿できない状態が長くなるほど膀胱に強い痛みを感じ、腎臓などがダメージを受け、あっという間に尿毒症の状態まで進行してしまいます。緊急度は尿路閉塞の方が高いと言えるかもしれませんが、どちらも本人的にはかなりつらい状態...一刻も早い受診が必要です。 なぜおしっこが出なくなる? おしっこが出なくなってしまう理由はいくつかありますが、結石や腫瘍が尿の通り道を塞いでしまっている場合や、尿道自体が何らかの理由で狭窄してしまっていることが主な要因です。女の子の尿道は太く直線的なため、あまり尿路閉塞になることはありません。それに対し男の子はもともと尿道が細い上、湾曲した構造をしているので尿路閉塞を起こしやすい傾向にあります。 尿路閉塞の治療 動物病院では、まず閉塞があるかないかを確認します。触診で膀胱がどれほど張っているか確認し、次にエコーやレントゲンで結石や腫瘍がないかを診断します。この時点で膀胱がおしっこでパンパンになっていると、本人はとても強い痛みを感じます。エコーで膀胱の場所を確認しながら針を刺し、少しおしっこを抜いてあげる処置を行う事も。更に閉塞が確認出来た後は、尿道用の柔らかいカテーテルを挿入して閉塞を解除していきます。痛みやストレスがかかるため、暴れてしまうことも少なくありません。カテーテル挿入は、とても繊細で時間もかかるので、できるだけ鎮静をかけてあげたほうが良いでしょう。ただし、持病があり鎮静をかけられない子もいますので、かかりつけの獣医師の判断と飼い主さんのご希望によって決まります。私が勤務する動物病院では、猫ちゃんの閉塞解除はできるだけ最短時間で済むよう他の患者さんに事情を説明し、お待たせしてでもスタッフを総動員して行います。それほど緊急的な扱いである処置といえます。閉塞解除後は、カテーテルを挿入したまま固定して尿道や腎臓などを一度お休みさせてあげます。その間は入院治療が基本となるでしょう。おしっこが出せない状態がどれほど続いていたかによって、猫ちゃんの状態は大きく変わります。閉塞から24時間以上経過していると腎臓が大きなダメージを受け回復にも時間がかかると言われています。入院中はカテーテルからの排尿を適宜確認しつつ、点滴を流して体の状態を改善していく治療を行います。早ければ3日程度、10日近く入院するケースも珍しくありません。カテーテルを抜いたあとは自力排尿がきちんとできるか確認した上で退院となります。改善が見られない時は、結石摘出手術を始め外科的治療のステップに進みます。これは状態によって内容が大きく変わりますので獣医師とよくご相談されてくださいね。 閉塞解除後の生活 閉塞が解除でき、体の状態も良くなってきたら自宅での生活に戻ることができます。ただし、再発防止のため食事や体重管理、定期的な尿検査など少し生活を見直す必要も出てくるでしょう。またどんなに注意していても再発を繰り返してしまう子もいます。尿路閉塞の治療の中には【会陰尿道痩設置術】といって尿道を広げるような手術もあります。閉塞しなくなる代わりに細菌性の尿路疾患にかかりやすくなるデメリットもありますが、検討してみるのもいいかもしれません。尿路疾患は発症率が高い上、何より本人が辛く見ている飼い主さんも胸が痛くなる疾患です。まずは普段のトイレの回数や尿量をしっかり把握しておき、異常時にすぐ気が付くことできるようにしておくと安心ですよ。 関連ブログ愛猫が発熱!自宅でできるお熱の測り方や発熱の原因とは?猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い?愛猫の辛い口内炎。原因や治す方法はある?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは命に関わることもある!?注意したい猫ちゃんの尿路疾患とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

膝蓋骨脱臼(パテラ)があると言われたら?治療や生活の注意点とは

膝蓋骨脱臼(パテラ)があると言われたら?治療や生活の注意点とは

愛犬が突然片足を守るかのようにケンケン歩きを始めていて、慌てて動物病院を受診!すると原因は脱臼(パテラ)だった...という方はとっても多いと思います。このパテラ、というのは英語で【膝蓋骨(しつがいこつ)】を指す言葉。ただ動物病院で耳にするパテラというワードはその膝蓋骨が外れてしまう【膝蓋骨脱臼】のことを指します。物々しい病名にドキッとしてしまいますが、実は小型犬には非常に多く見られる病気です。では膝蓋骨脱臼が見つかったらどのような治療を行うのでしょうか?今回は症状のグレードやその治療方法についてご紹介していきます。 目次■膝蓋骨脱臼とは■グレード別の症状■治療の方法■生活の注意点 膝蓋骨脱臼とは 膝蓋骨とは、ワンちゃん達の膝にあるお皿状になっている骨のことです。膝蓋骨脱臼はこの部分が内側、または外側にずれて外れてしまっている状態を指します。先天的、後天的、どちらのパターンも存在しますが、小型犬が先天的な膝蓋骨脱臼をもっていることは珍しくありません。実際動物病院で勤務していると、パテラ持ちのワンちゃん達にお会いする機会は非常に多くあります。後天的に発症する要因はさまざまですが、外傷や生活環境の影響が大きいとされています。日常的にフローリングなどの滑りやすい環境で生活していると、膝蓋骨に負荷が蓄積し脱臼という形になって現れる事も。膝蓋骨脱臼は症状の度合いによって4段階のグレードに分けられています。 グレード別の症状 ●グレード1・膝蓋骨は正しい位置にあるが、指で押すとすぐにずれてしまう。・指を離せば正しい位置に自然と戻る。・激しい運動後などに一時的に片方の脚をかばいながら歩いたり、スキップ歩行が見られる。しかし痛みはなく、数時間から数日で改善する。●グレード2・膝蓋骨は正しい位置にあるが指で押すとすぐにずれてしまい、指を離しても戻らない。・膝の曲げ伸ばしなどを行うことによって、正しい位置に戻すことができる。●グレード3・常に脱臼している状態。指で押せば一時的に戻すことができるが指を離すとすぐ外れてしまう。・脚を引きずったり、スキップ歩行、内また歩きなど症状が顕著になり、骨の変形が見られることも。●グレード4・常に脱臼しており、指で押したり膝を曲げ伸ばししても正しい位置に戻すことができない。・骨が変形し足をあげっぱなしにすることも多く、歩きたがらない子も出てくる。 初めて跛行(ハコウ)(※完全に脚を上げるわけでなく、片足を引きずりながら歩く)時に受診し、軽度の膝蓋骨脱臼が見つかったという方も多いかと思います。ワンちゃんが痛みを感じていなくても長く放置することで骨が変形してしまう事もあるので、グレードに関わらず定期的なチェックをうけることが理想的です。 治療の方法 治療の方法は大きく分けて2つあります。1つは【内科治療】。麻酔のリスクが高いワンちゃんや脱臼のグレードが低く、生活に支障が出ていないワンちゃんの場合に選択されます。抗炎症剤やサプリメント、関節にいいとされる注射薬、体重管理や生活環境の改善を行い膝蓋骨にかかる負担を軽減。症状の進行に待ったをかけ現状を維持していけるようにする保存治療です。ただし経過を見ていく上で、骨の変形が出てきたり症状が悪化していくようであれば、治療方法のステップアップを検討する必要があります。そのステップアップしたもう一つの治療方法が【外科治療】です。症状に合わせ脱臼箇所の整復手術を行います。整復方法は症状に合わせて異なりますので担当医に確認してみてくださいね。ただし外科治療は骨の変形があまりに激しい時や、靭帯にまで損傷が広がっている場合には行えないこともあります。そのためできるだけ早い段階で手術に踏み切ることが勧められています。 生活に注意しながら経過を見守ろう この病気は生活環境によってはどの子も発症する可能性があるとても身近な病気です。若いうちは経度でも、手術ができないほどシニアになってから症状が悪化してしまう事も珍しくありません。・滑りにくく、動きやすい環境・膝に負担がかからないような適切な体重管理・予防目的でサプリメントを服用・定期的な受診による経過観察今のうちからできる事を行いつつ、症状を見守ってあげてくださいね! 関連ブログ・愛犬が骨折!?治療の方法や生活の注意点とは・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・愛犬のいびき...実は要注意!軟口蓋過長症を知っていますか? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

膝蓋骨脱臼(パテラ)があると言われたら?治療や生活の注意点とは

愛犬が突然片足を守るかのようにケンケン歩きを始めていて、慌てて動物病院を受診!すると原因は脱臼(パテラ)だった...という方はとっても多いと思います。このパテラ、というのは英語で【膝蓋骨(しつがいこつ)】を指す言葉。ただ動物病院で耳にするパテラというワードはその膝蓋骨が外れてしまう【膝蓋骨脱臼】のことを指します。物々しい病名にドキッとしてしまいますが、実は小型犬には非常に多く見られる病気です。では膝蓋骨脱臼が見つかったらどのような治療を行うのでしょうか?今回は症状のグレードやその治療方法についてご紹介していきます。 目次■膝蓋骨脱臼とは■グレード別の症状■治療の方法■生活の注意点 膝蓋骨脱臼とは 膝蓋骨とは、ワンちゃん達の膝にあるお皿状になっている骨のことです。膝蓋骨脱臼はこの部分が内側、または外側にずれて外れてしまっている状態を指します。先天的、後天的、どちらのパターンも存在しますが、小型犬が先天的な膝蓋骨脱臼をもっていることは珍しくありません。実際動物病院で勤務していると、パテラ持ちのワンちゃん達にお会いする機会は非常に多くあります。後天的に発症する要因はさまざまですが、外傷や生活環境の影響が大きいとされています。日常的にフローリングなどの滑りやすい環境で生活していると、膝蓋骨に負荷が蓄積し脱臼という形になって現れる事も。膝蓋骨脱臼は症状の度合いによって4段階のグレードに分けられています。 グレード別の症状 ●グレード1・膝蓋骨は正しい位置にあるが、指で押すとすぐにずれてしまう。・指を離せば正しい位置に自然と戻る。・激しい運動後などに一時的に片方の脚をかばいながら歩いたり、スキップ歩行が見られる。しかし痛みはなく、数時間から数日で改善する。●グレード2・膝蓋骨は正しい位置にあるが指で押すとすぐにずれてしまい、指を離しても戻らない。・膝の曲げ伸ばしなどを行うことによって、正しい位置に戻すことができる。●グレード3・常に脱臼している状態。指で押せば一時的に戻すことができるが指を離すとすぐ外れてしまう。・脚を引きずったり、スキップ歩行、内また歩きなど症状が顕著になり、骨の変形が見られることも。●グレード4・常に脱臼しており、指で押したり膝を曲げ伸ばししても正しい位置に戻すことができない。・骨が変形し足をあげっぱなしにすることも多く、歩きたがらない子も出てくる。 初めて跛行(ハコウ)(※完全に脚を上げるわけでなく、片足を引きずりながら歩く)時に受診し、軽度の膝蓋骨脱臼が見つかったという方も多いかと思います。ワンちゃんが痛みを感じていなくても長く放置することで骨が変形してしまう事もあるので、グレードに関わらず定期的なチェックをうけることが理想的です。 治療の方法 治療の方法は大きく分けて2つあります。1つは【内科治療】。麻酔のリスクが高いワンちゃんや脱臼のグレードが低く、生活に支障が出ていないワンちゃんの場合に選択されます。抗炎症剤やサプリメント、関節にいいとされる注射薬、体重管理や生活環境の改善を行い膝蓋骨にかかる負担を軽減。症状の進行に待ったをかけ現状を維持していけるようにする保存治療です。ただし経過を見ていく上で、骨の変形が出てきたり症状が悪化していくようであれば、治療方法のステップアップを検討する必要があります。そのステップアップしたもう一つの治療方法が【外科治療】です。症状に合わせ脱臼箇所の整復手術を行います。整復方法は症状に合わせて異なりますので担当医に確認してみてくださいね。ただし外科治療は骨の変形があまりに激しい時や、靭帯にまで損傷が広がっている場合には行えないこともあります。そのためできるだけ早い段階で手術に踏み切ることが勧められています。 生活に注意しながら経過を見守ろう この病気は生活環境によってはどの子も発症する可能性があるとても身近な病気です。若いうちは経度でも、手術ができないほどシニアになってから症状が悪化してしまう事も珍しくありません。・滑りにくく、動きやすい環境・膝に負担がかからないような適切な体重管理・予防目的でサプリメントを服用・定期的な受診による経過観察今のうちからできる事を行いつつ、症状を見守ってあげてくださいね! 関連ブログ・愛犬が骨折!?治療の方法や生活の注意点とは・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・愛犬のいびき...実は要注意!軟口蓋過長症を知っていますか? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

いろんなペットホテル!我が子に合う預け先を見つけよう

いろんなペットホテル!我が子に合う預け先を見つけよう

最近ではペットを連れて泊まることができる宿泊施設も増えてきましたよね♪お出かけや旅行にペットを連れて行く方も多いかと思います。ただ移動が負担になってしまう子や、お出かけ先がペットNGだった場合はペットホテルやペットシッターに我が子を頼む方も少なくありません。このペットホテル、サロンや動物病院などさまざまな場所が行っており、お値段もバラバラ...。どこに預けたらいいか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで今回は我が子にあう預け先の見つけ方をご紹介します。 目次■動物病院のペットホテル■トリミングサロンのペットホテル■ペットホテル専門施設■お試し宿泊もおすすめ 動物病院のペットホテル 動物病院が併設されているペットホテルの特徴は、何といってもお泊り中に体調を崩してもすぐに対応してもらえること。基本的に飼い主さんから離れてお泊りするというのは、ペットにとって大きな負担になるものです。お泊り中に下痢や嘔吐症状が出る子もいれば、全く食事に手を付けられない子、排せつができなくなる子も珍しくありません。そのような時に投薬や注射など、獣医師がすぐに判断し処置してくれる点が最大のメリットといえるでしょう。反対にデメリットとしては、診療業務がメインなので専門施設のような広い部屋ではないこと、お散歩時間が短めで運動量が不足しがちになる点などがあげられます。デリケートで体調を壊しやすい、シニアやハイシニア、持病がある、投薬がある、といった子は動物病院ホテルが安心かもしれません。 トリミングサロンのペットホテル トリミングサロンが行っているペットホテルは、シャンプーやトリミングを同時に頼むことができる事がメリットです。またペットホテル中は限られたスペースで生活するため排せつ物や食事、お水などでどうしても体が汚れてしまうことが多いのですが、そこもしっかりケアしてくれるでしょう。普段から定期的にトリミングに通っている子であれば慣れた場所ですし、顔見知りのスタッフさんなので緊張せずリラックスして過ごすことができるかもしれませんね。毛量が多い子や元気いっぱいで良く動く子、普段からサロンに通っている子にはサロンホテルがおすすめです。 ペットホテル専門施設 最近ではペットホテルをメインに運営している施設も多くなってきました。このような施設は病院やサロンとは異なり、大型犬でものびのびと過ごせるような広い部屋が個々に用意されていることが多いようです。飼い主さんの希望にも細やかに対応してくれるので、自宅での生活にできるだけ近づけた時間を過ごすことができるでしょう。遠隔のカメラでいつでも様子を見られる、お散歩時間をしっかり確保してくれる、ドッグランを併設している、など飼い主さんが安心して預けることができるようなサービスが充実しているのも特徴です。生活環境の変化にデリケートな子や体が大きい子、運動好きでたくさん動きたい子は専門施設のホテルが合うかもしれません。 お試し宿泊もおすすめ どのような施設であっても、やはり飼い主さんから離れてお泊りするというのは、心身ともに負担がかかってしまいます。「必ず迎えに来てくれる」とわかってもらうためにも、いきなり長期のホテルではなく、日帰りや1泊のお試しお泊りをしてみてもいいでしょう。また最近では動物病院やサロンさんでもペットホテルに力を入れ充実した設備、サービスを提供しているところもあります。まずは預け先候補の場所に問い合わせてみてくださいね。預けることが本人の負担になるが連れて行くこともできない、という時は自宅に通ってくれるペットシッターさんもおススメです。我が子の体格や年齢、性格に合わせベストな預け先を検討してみましょう!   関連ブログ・【ペット雑学】ペットにまつわる世界のユニークな法律 ・飼い主さんだからこそ思いつく!困った時にペットに有効な裏技テク・ 犬種で性格が違う?代表的な犬種の性格傾向まとめてみました ・ ペットの健康診断!?受ける頻度や金額の目安はどれくらい? ・ 愛犬・愛猫との別れに立ち直れない時は ・【最新版】マイクロチップが鑑札に!変わりゆく畜犬登録方法をわかりやすく解説します ・ びっくり仰天!動物病院エピソード~生命の不思議編 ・ 愛が溢れる飼い主さん!動物病院での珍エピソード ・【ペット雑学】柴犬の”柴”って?ワンちゃんの意外な語源を大調査 ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

いろんなペットホテル!我が子に合う預け先を見つけよう

最近ではペットを連れて泊まることができる宿泊施設も増えてきましたよね♪お出かけや旅行にペットを連れて行く方も多いかと思います。ただ移動が負担になってしまう子や、お出かけ先がペットNGだった場合はペットホテルやペットシッターに我が子を頼む方も少なくありません。このペットホテル、サロンや動物病院などさまざまな場所が行っており、お値段もバラバラ...。どこに預けたらいいか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで今回は我が子にあう預け先の見つけ方をご紹介します。 目次■動物病院のペットホテル■トリミングサロンのペットホテル■ペットホテル専門施設■お試し宿泊もおすすめ 動物病院のペットホテル 動物病院が併設されているペットホテルの特徴は、何といってもお泊り中に体調を崩してもすぐに対応してもらえること。基本的に飼い主さんから離れてお泊りするというのは、ペットにとって大きな負担になるものです。お泊り中に下痢や嘔吐症状が出る子もいれば、全く食事に手を付けられない子、排せつができなくなる子も珍しくありません。そのような時に投薬や注射など、獣医師がすぐに判断し処置してくれる点が最大のメリットといえるでしょう。反対にデメリットとしては、診療業務がメインなので専門施設のような広い部屋ではないこと、お散歩時間が短めで運動量が不足しがちになる点などがあげられます。デリケートで体調を壊しやすい、シニアやハイシニア、持病がある、投薬がある、といった子は動物病院ホテルが安心かもしれません。 トリミングサロンのペットホテル トリミングサロンが行っているペットホテルは、シャンプーやトリミングを同時に頼むことができる事がメリットです。またペットホテル中は限られたスペースで生活するため排せつ物や食事、お水などでどうしても体が汚れてしまうことが多いのですが、そこもしっかりケアしてくれるでしょう。普段から定期的にトリミングに通っている子であれば慣れた場所ですし、顔見知りのスタッフさんなので緊張せずリラックスして過ごすことができるかもしれませんね。毛量が多い子や元気いっぱいで良く動く子、普段からサロンに通っている子にはサロンホテルがおすすめです。 ペットホテル専門施設 最近ではペットホテルをメインに運営している施設も多くなってきました。このような施設は病院やサロンとは異なり、大型犬でものびのびと過ごせるような広い部屋が個々に用意されていることが多いようです。飼い主さんの希望にも細やかに対応してくれるので、自宅での生活にできるだけ近づけた時間を過ごすことができるでしょう。遠隔のカメラでいつでも様子を見られる、お散歩時間をしっかり確保してくれる、ドッグランを併設している、など飼い主さんが安心して預けることができるようなサービスが充実しているのも特徴です。生活環境の変化にデリケートな子や体が大きい子、運動好きでたくさん動きたい子は専門施設のホテルが合うかもしれません。 お試し宿泊もおすすめ どのような施設であっても、やはり飼い主さんから離れてお泊りするというのは、心身ともに負担がかかってしまいます。「必ず迎えに来てくれる」とわかってもらうためにも、いきなり長期のホテルではなく、日帰りや1泊のお試しお泊りをしてみてもいいでしょう。また最近では動物病院やサロンさんでもペットホテルに力を入れ充実した設備、サービスを提供しているところもあります。まずは預け先候補の場所に問い合わせてみてくださいね。預けることが本人の負担になるが連れて行くこともできない、という時は自宅に通ってくれるペットシッターさんもおススメです。我が子の体格や年齢、性格に合わせベストな預け先を検討してみましょう!   関連ブログ・【ペット雑学】ペットにまつわる世界のユニークな法律 ・飼い主さんだからこそ思いつく!困った時にペットに有効な裏技テク・ 犬種で性格が違う?代表的な犬種の性格傾向まとめてみました ・ ペットの健康診断!?受ける頻度や金額の目安はどれくらい? ・ 愛犬・愛猫との別れに立ち直れない時は ・【最新版】マイクロチップが鑑札に!変わりゆく畜犬登録方法をわかりやすく解説します ・ びっくり仰天!動物病院エピソード~生命の不思議編 ・ 愛が溢れる飼い主さん!動物病院での珍エピソード ・【ペット雑学】柴犬の”柴”って?ワンちゃんの意外な語源を大調査 ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛犬の【逆さまつげ】はどうすればいい?症状や治療の方法とは

愛犬の【逆さまつげ】はどうすればいい?症状や治療の方法とは

愛犬の可愛い瞳、見つめられると幸せな気持ちになりますよね。でも、ふと涙目や充血が気になった事ありませんか?ワンちゃん達の眼球は人間に比べ作りが粗く、トラブルが起きやすい箇所でもあります。目の病気を放置していると本人が強い痛みを感じたり、失明に繋がってしまう事もあるため、できるだけ早期の受診が望ましいとされています。そんな眼球トラブルの中でも【逆さまつげ】は、飼い主さんが気付きやすい疾患かもしれません。今回は、逆さまつげの症状などにフォーカスをあてご紹介していきたいと思います。 目次■逆さまつげとは■代表的な逆さまつげの症状■治療の方法は?■予防することは難しい! 逆さまつげとは 逆さまつげは私たち人間でもよく見られますが、ワンちゃん達の場合も同じです。その名の通り、まつ毛が逆さまに生えてしまっている、つまり目の中に向かってまつ毛が生えていることをいいます。また、目の中に向かって生えてしまう【乱生まつげ】、瞼の内側から生えてきてしまう【異所性まつげ】などいくつかの種類も。乱生まつげはお顔にしわが多い犬種に起きやすく、シーズーやフレンチブルドック、パグなどが好発犬種と言われています。ただ逆さまつげのはっきりとした原因はわからない事が多く、どのような犬種でも発症する可能性は等しくあるため、目に異常が出たときは速やかに受診し、適切な対処が必要です。 代表的な逆さまつげの症状 逆さまつげがある時の代表的な症状は以下になります。・充血・涙目・目ヤニ・羞明(目を開きにくそうにする)・眼球に傷のようなものが見える逆さまつげがあると、ワンちゃんが瞬きをするたびに眼球に刺激が加わり、次第に違和感や強い痛みを感じるようになります。放置してしまうと角膜炎や結膜炎など二次的な眼科トラブルに繋がってしまい、目が開かないほど目ヤニが出てしまったり、食欲や元気がなくなるほど痛くなってしまうことも。 治療の方法は? 動物病院では、まず目にライトをあて逆さまつげの状況を確認します。どこからどのように生えているのか、またその量など、その後の治療にも大きく関わる検査です。状態によっては、角膜を染色し、傷がついていないかを確認する検査を行う場合もあります。逆さまつげが少量で、症状も軽度であればその場で抜く処置を行います。反対に大量に生えている、何度も症状を繰り返している、症状が重いというケースでは、麻酔科で毛根を焼き、まつ毛自体が生えてこないようにする処置が行われることも。結膜炎や角膜炎の症状を併発している時は内服薬や軟膏、点眼での治療も行われます。眼周りの処置は非常に繊細なため、眼科専門医の受診を勧められることも少なくありません。 予防することは難しい! 逆さまつげは、普段の生活環境などは関係なく発症する疾患のため、自宅での予防は難しいといえます。症状が出たら、できるだけ早く動物病院にかかり処置や治療を受けることが大切です。軽度の逆さまつげを繰り返してしまう子の中には、月に1~2回程度、定期的にまつ毛抜きに通院しているワンちゃんもたくさんいらっしゃいます。早期治療を開始してあげるためにも、普段から目の状態を確認する習慣をつけておきましょう。普段より涙の量が多い時や充血が見られたときは、ぜひ受診なさってくださいね。 関連ブログ・愛犬が骨折!?治療の方法や生活の注意点とは・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・愛犬が痙攣発作を起こしてしまったら?原因や治療の方法とは・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・愛犬のいびき...実は要注意!軟口蓋過長症を知っていますか? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛犬の【逆さまつげ】はどうすればいい?症状や治療の方法とは

愛犬の可愛い瞳、見つめられると幸せな気持ちになりますよね。でも、ふと涙目や充血が気になった事ありませんか?ワンちゃん達の眼球は人間に比べ作りが粗く、トラブルが起きやすい箇所でもあります。目の病気を放置していると本人が強い痛みを感じたり、失明に繋がってしまう事もあるため、できるだけ早期の受診が望ましいとされています。そんな眼球トラブルの中でも【逆さまつげ】は、飼い主さんが気付きやすい疾患かもしれません。今回は、逆さまつげの症状などにフォーカスをあてご紹介していきたいと思います。 目次■逆さまつげとは■代表的な逆さまつげの症状■治療の方法は?■予防することは難しい! 逆さまつげとは 逆さまつげは私たち人間でもよく見られますが、ワンちゃん達の場合も同じです。その名の通り、まつ毛が逆さまに生えてしまっている、つまり目の中に向かってまつ毛が生えていることをいいます。また、目の中に向かって生えてしまう【乱生まつげ】、瞼の内側から生えてきてしまう【異所性まつげ】などいくつかの種類も。乱生まつげはお顔にしわが多い犬種に起きやすく、シーズーやフレンチブルドック、パグなどが好発犬種と言われています。ただ逆さまつげのはっきりとした原因はわからない事が多く、どのような犬種でも発症する可能性は等しくあるため、目に異常が出たときは速やかに受診し、適切な対処が必要です。 代表的な逆さまつげの症状 逆さまつげがある時の代表的な症状は以下になります。・充血・涙目・目ヤニ・羞明(目を開きにくそうにする)・眼球に傷のようなものが見える逆さまつげがあると、ワンちゃんが瞬きをするたびに眼球に刺激が加わり、次第に違和感や強い痛みを感じるようになります。放置してしまうと角膜炎や結膜炎など二次的な眼科トラブルに繋がってしまい、目が開かないほど目ヤニが出てしまったり、食欲や元気がなくなるほど痛くなってしまうことも。 治療の方法は? 動物病院では、まず目にライトをあて逆さまつげの状況を確認します。どこからどのように生えているのか、またその量など、その後の治療にも大きく関わる検査です。状態によっては、角膜を染色し、傷がついていないかを確認する検査を行う場合もあります。逆さまつげが少量で、症状も軽度であればその場で抜く処置を行います。反対に大量に生えている、何度も症状を繰り返している、症状が重いというケースでは、麻酔科で毛根を焼き、まつ毛自体が生えてこないようにする処置が行われることも。結膜炎や角膜炎の症状を併発している時は内服薬や軟膏、点眼での治療も行われます。眼周りの処置は非常に繊細なため、眼科専門医の受診を勧められることも少なくありません。 予防することは難しい! 逆さまつげは、普段の生活環境などは関係なく発症する疾患のため、自宅での予防は難しいといえます。症状が出たら、できるだけ早く動物病院にかかり処置や治療を受けることが大切です。軽度の逆さまつげを繰り返してしまう子の中には、月に1~2回程度、定期的にまつ毛抜きに通院しているワンちゃんもたくさんいらっしゃいます。早期治療を開始してあげるためにも、普段から目の状態を確認する習慣をつけておきましょう。普段より涙の量が多い時や充血が見られたときは、ぜひ受診なさってくださいね。 関連ブログ・愛犬が骨折!?治療の方法や生活の注意点とは・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・愛犬が痙攣発作を起こしてしまったら?原因や治療の方法とは・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・愛犬のいびき...実は要注意!軟口蓋過長症を知っていますか? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

命に関わることもある!?注意したい猫ちゃんの尿路疾患とは

命に関わることもある!?注意したい猫ちゃんの尿路疾患とは

猫ちゃんの尿路疾患、これから涼しくなってくると増えてくるかもしれません...療法食を食べていても、どんなに生活に注意していても繰り返してしまう子が多く、悩んでいる飼い主さんも少なくないのが現状です。繰り返す原因がはっきりせず、生涯お付き合いしていくケースも。今回はそんな尿路疾患の中で、特に緊急性が高く注意したい症状についてご紹介していきます! 目次■下部尿路疾患とは■緊急性が高い症状■自宅での採尿方法■予防はできるの? 下部尿路疾患とは ネット上でもよく目にする【下部尿路疾患】というのは、実は猫ちゃん達に起こるおしっこトラブルの総称です。膀胱炎、尿道炎、結石、膀胱腫瘍、さまざまな尿路疾患を全部ひっくるめた呼び方になります。症状の再発率や頻度、程度は個々の猫ちゃんによって異なり、定期的に繰り返す子や冬時期に必ず発症してしまう子、季節の変わり目に症状が出やすいなどさまざまです。尿路疾患は、症状によって命に関わる事もあるため、軽症でも必ず受診し、早期の治療を行うことが望ましいとされています。 緊急性が高い症状 下部尿路疾患の中でも【おしっこが全く出ていない】という症状は緊急性が高い症状です。様子見はNG!症状に気が付いた時点で動物病院へ連れて行きましょう。おしっこが出ない状態というのは本人が辛いだけでなく、おしっこに含まれるありとあらゆる毒素を体外に排出できない状態になっているということ。こうなってくると、まず一番にダメージを受けるのが腎臓です。原則、症状が始まってから24時間以上経ってしまうと回復不可能なほど症状が進行すると言われています。頻回少量でおしっこが出ているのか、一滴も出せずにいるのかご自宅で判別するのは難しいこともありますので、そんな時は迷わず受診しましょう!エコーや膀胱触診で尿が溜まっているか否かはすぐにわかります。 自宅での採尿方法 猫ちゃんのおしっこトラブルにおいて、飼い主さんの前に立ちはだかる大きな壁が【自宅採尿】の難しさです。しかし、実際は猫ちゃんの自宅採尿はさまざまな方法があります。トイレの種類や愛猫の性格に一番合った採尿方法を採用しましょう。ここでは代表的な方法をいくつかご紹介します。■お玉や紙皿をお尻下に差し込んで採尿しっかりした量が取れる反面、お尻を地面にピタリと下げて排泄する子や警戒心が強い子にはやや不向きです。ウロキャッチャーという、先端に採尿用スポンジがついたアイテムを使用してもOK!■猫砂を極限まで減らし、尿が吸収される前に採取猫砂を一握り程度の量のみいれておき、猫砂が尿を全て吸ってしまう前に素早く採取します。ある程度まとまった量をしてくれる場合は採取可能ですが、少量しか出ていない時は適しません。■ペットシーツを裏返して採尿いつものトイレにペットシーツを裏返して敷き、排尿してもらいます。裏面は吸収せず、弾いてくれるので採取もしやすいです。■システムトイレの活用システムトイレは、砂を通過して下のトレイにおしっこがたまるようになっています。トレイにペットシーツを敷かないでおけばトレイに尿がダイレクトに溜まり簡単に採尿できます。■動物病院で採尿してもらうどうしても自宅での採尿が難しい時は、動物病院でしてもらう事も可能。エコーで膀胱位置を確認しながら針を刺して採尿する【穿刺採尿】、柔らかいカテーテルを尿道から膀胱にいれて採尿する【カテーテル採尿】、膀胱を触診で圧迫しながら排尿を促す【圧迫排尿】などがあります。ただし猫にかかる負担も大きく、状態によってできるものとできないものがあります。獣医師とよく相談のうえ決めましょう。なお採尿したおしっこは、常温で放置しておくとどんどん細菌が増え正確な検査結果が得られないことがあります。密閉した容器にいれ、動物病院へ持参するまでは冷蔵庫で保管できると理想的です。 予防はできるの? 原因がはっきりしないまま繰り返してしまう子も多い尿路疾患ですが、やはり自宅でのケアは必須です。食事療法やしっかりした水分摂取量の確保、ストレスの少ない生活、サプリメントの活用など愛猫と飼い主さんが無理なくできるケア方法を獣医師と相談してみましょう。また膀胱炎を起こしている猫ちゃんの中には、肉眼上は問題ないおしっこでも検査をすると血液反応が出ているなんてことがよくあります。冬時期や季節の変わり目は、特におしっこトラブルが起きやすいタイミングでもあるため、採尿アイテムを常備しておき定期的に尿検査を受けるようにすると安心です。少しでも異変を感じたら、悪化する前に受診しケアしてあげましょう! 関連ブログ愛猫が発熱!自宅でできるお熱の測り方や発熱の原因とは?猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い?愛猫の辛い口内炎。原因や治す方法はある?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

命に関わることもある!?注意したい猫ちゃんの尿路疾患とは

猫ちゃんの尿路疾患、これから涼しくなってくると増えてくるかもしれません...療法食を食べていても、どんなに生活に注意していても繰り返してしまう子が多く、悩んでいる飼い主さんも少なくないのが現状です。繰り返す原因がはっきりせず、生涯お付き合いしていくケースも。今回はそんな尿路疾患の中で、特に緊急性が高く注意したい症状についてご紹介していきます! 目次■下部尿路疾患とは■緊急性が高い症状■自宅での採尿方法■予防はできるの? 下部尿路疾患とは ネット上でもよく目にする【下部尿路疾患】というのは、実は猫ちゃん達に起こるおしっこトラブルの総称です。膀胱炎、尿道炎、結石、膀胱腫瘍、さまざまな尿路疾患を全部ひっくるめた呼び方になります。症状の再発率や頻度、程度は個々の猫ちゃんによって異なり、定期的に繰り返す子や冬時期に必ず発症してしまう子、季節の変わり目に症状が出やすいなどさまざまです。尿路疾患は、症状によって命に関わる事もあるため、軽症でも必ず受診し、早期の治療を行うことが望ましいとされています。 緊急性が高い症状 下部尿路疾患の中でも【おしっこが全く出ていない】という症状は緊急性が高い症状です。様子見はNG!症状に気が付いた時点で動物病院へ連れて行きましょう。おしっこが出ない状態というのは本人が辛いだけでなく、おしっこに含まれるありとあらゆる毒素を体外に排出できない状態になっているということ。こうなってくると、まず一番にダメージを受けるのが腎臓です。原則、症状が始まってから24時間以上経ってしまうと回復不可能なほど症状が進行すると言われています。頻回少量でおしっこが出ているのか、一滴も出せずにいるのかご自宅で判別するのは難しいこともありますので、そんな時は迷わず受診しましょう!エコーや膀胱触診で尿が溜まっているか否かはすぐにわかります。 自宅での採尿方法 猫ちゃんのおしっこトラブルにおいて、飼い主さんの前に立ちはだかる大きな壁が【自宅採尿】の難しさです。しかし、実際は猫ちゃんの自宅採尿はさまざまな方法があります。トイレの種類や愛猫の性格に一番合った採尿方法を採用しましょう。ここでは代表的な方法をいくつかご紹介します。■お玉や紙皿をお尻下に差し込んで採尿しっかりした量が取れる反面、お尻を地面にピタリと下げて排泄する子や警戒心が強い子にはやや不向きです。ウロキャッチャーという、先端に採尿用スポンジがついたアイテムを使用してもOK!■猫砂を極限まで減らし、尿が吸収される前に採取猫砂を一握り程度の量のみいれておき、猫砂が尿を全て吸ってしまう前に素早く採取します。ある程度まとまった量をしてくれる場合は採取可能ですが、少量しか出ていない時は適しません。■ペットシーツを裏返して採尿いつものトイレにペットシーツを裏返して敷き、排尿してもらいます。裏面は吸収せず、弾いてくれるので採取もしやすいです。■システムトイレの活用システムトイレは、砂を通過して下のトレイにおしっこがたまるようになっています。トレイにペットシーツを敷かないでおけばトレイに尿がダイレクトに溜まり簡単に採尿できます。■動物病院で採尿してもらうどうしても自宅での採尿が難しい時は、動物病院でしてもらう事も可能。エコーで膀胱位置を確認しながら針を刺して採尿する【穿刺採尿】、柔らかいカテーテルを尿道から膀胱にいれて採尿する【カテーテル採尿】、膀胱を触診で圧迫しながら排尿を促す【圧迫排尿】などがあります。ただし猫にかかる負担も大きく、状態によってできるものとできないものがあります。獣医師とよく相談のうえ決めましょう。なお採尿したおしっこは、常温で放置しておくとどんどん細菌が増え正確な検査結果が得られないことがあります。密閉した容器にいれ、動物病院へ持参するまでは冷蔵庫で保管できると理想的です。 予防はできるの? 原因がはっきりしないまま繰り返してしまう子も多い尿路疾患ですが、やはり自宅でのケアは必須です。食事療法やしっかりした水分摂取量の確保、ストレスの少ない生活、サプリメントの活用など愛猫と飼い主さんが無理なくできるケア方法を獣医師と相談してみましょう。また膀胱炎を起こしている猫ちゃんの中には、肉眼上は問題ないおしっこでも検査をすると血液反応が出ているなんてことがよくあります。冬時期や季節の変わり目は、特におしっこトラブルが起きやすいタイミングでもあるため、採尿アイテムを常備しておき定期的に尿検査を受けるようにすると安心です。少しでも異変を感じたら、悪化する前に受診しケアしてあげましょう! 関連ブログ愛猫が発熱!自宅でできるお熱の測り方や発熱の原因とは?猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い?愛猫の辛い口内炎。原因や治す方法はある?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛犬が痙攣発作を起こしてしまったら?原因や治療の方法とは

愛犬が痙攣発作を起こしてしまったら?原因や治療の方法とは

もし愛犬が目の前でけいれん発作を起こしてしまったら…?想像するだけでヒヤッとしますよね。実際初めての発作を目の当たりにした飼い主さんが、大慌てでご来院されるケースは珍しくありません。ただワンちゃん達のけいれん発作というのは実はポピュラーな病気でもあり、特にシニアやハイシニア期に入ってから起こすようになる子は非常に多くいます。決して他人ごとではないこの病気、一体原因はなんなのでしょうか?今回はワンちゃんのけいれん発作について原因や治療方法、予後に関した情報をご紹介していきます。 目次■けいれん発作とは■原因は年齢や犬種によってさまざま■もし目の前で発作を起こしたら■治療や予後、お付き合いの仕方 けいれん発作とは 【けいれん発作】とは原因を問わず、体が本人の意思と関係なく収縮を繰り返してしまう状態を指します。【てんかん発作】と混同されがちですが、後者は脳を原因とした発作を指し、体の収縮以外にも光や音に対する過剰な反応もみられます。けいれん発作という大きなグループの中に、てんかん発作が入っているイメージです。ただ発作自体が突然起こることに変わりはなく、初めて発作を起こした時を【初発】と呼び、1回きりでその後はケロッとしている子もいれば、1度の発作が長く続いたり、立て続けに発作が起きてしまい危険な状態に陥る重積発作になる子もいます。まずは動物病院に相談し、速やかに受診することが望ましいでしょう。 原因は年齢や犬種によってさまざま けいれんを起こす理由というのは実は多岐に渡り、その原因がはっきりわからないまま発作とお付き合いして行かなくてはいけなくなる事も。その中でも代表的な発作原因となるものは以下になります。・子犬期の低血糖・中毒・腎不全などの内臓器疾患・脳疾患・加齢この中で子犬期の低血糖からくる発作だけは食事の回数を増やす、ブドウ糖液を定時に飲ますといった対応で予防することが可能です。発作が起きた原因を探るためにはさまざまな検査が必要となり、血液検査等をひと通り行い、それでも異常がなかった場合に脳の検査を行うか否かを決めます。この脳の検査は、原則全身麻酔を用いたMRIやCT検査で、検査専門の施設や検査設備を保有している大きな病院にかかることとなります。脳に異常があると判明しても、直接的な治療ができないケースもあること、また全身麻酔を使った検査自体がワンちゃんの負担になることもあるため、かかりつけの獣医師とよく相談した上で治療方針を決めていきましょう。 もし目の前で発作を起こしたら もし愛犬が目の前で発作を起こしてしまったら、すぐにでも抱き上げたくなりますがグッとこらえて少し待ちましょう。ここで飼い主さんがパニックを起こしてはいけません。発作を起こしているワンちゃん自身がパニックになっている事、そして意識が朦朧としているため飼い主さんを認識できず噛みついてしまうことが多々あります。落ち着くまで見守りましょう。大声を出したり揺さぶるのは、かえって刺激になってしまうのでNG。近くにぶつかってしまうようなものがあればどかしてあげてくださいね。その後動物病院を受診した際、症状をスムーズに伝えるために発作が何分続いたのか、どのような発作だったか(全身硬直なのか部分けいれんだったのかなど)を記憶しましょう。動画を撮影できると診察もスムーズです。 治療や予後、お付き合いの仕方 重積発作は入院して点滴や鎮静等を行い、一度発作を止めてあげる治療を行います。その後どのように発作とお付き合いしていくか獣医師と相談することとなります。けいれん発作は基本的に内服薬で治療を行っていきますが、発作が落ち着くまでではなく生涯飲み続けるお薬です。どのお薬を、どれくらいの用量で使えば発作を起こさず維持していけるか、本人の様子と血液検査の数値を見比べながら時間をかけて探っていきます。動物病院で勤務していると発作持ちのワンちゃんというのは実はたくさんいらっしゃいます。上手にお付き合いしながら17、18歳を迎えている子も少なくありません。最初は驚いてしまうと思いますが、いつか我が子にも起こるかも…と考えて気持ちの準備をしておくだけでも大丈夫です!いざというときは慌てず落ち着いて対処してあげましょう。 関連ブログ・愛犬が骨折!?治療の方法や生活の注意点とは・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・愛犬のいびき...実は要注意!軟口蓋過長症を知っていますか? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛犬が痙攣発作を起こしてしまったら?原因や治療の方法とは

もし愛犬が目の前でけいれん発作を起こしてしまったら…?想像するだけでヒヤッとしますよね。実際初めての発作を目の当たりにした飼い主さんが、大慌てでご来院されるケースは珍しくありません。ただワンちゃん達のけいれん発作というのは実はポピュラーな病気でもあり、特にシニアやハイシニア期に入ってから起こすようになる子は非常に多くいます。決して他人ごとではないこの病気、一体原因はなんなのでしょうか?今回はワンちゃんのけいれん発作について原因や治療方法、予後に関した情報をご紹介していきます。 目次■けいれん発作とは■原因は年齢や犬種によってさまざま■もし目の前で発作を起こしたら■治療や予後、お付き合いの仕方 けいれん発作とは 【けいれん発作】とは原因を問わず、体が本人の意思と関係なく収縮を繰り返してしまう状態を指します。【てんかん発作】と混同されがちですが、後者は脳を原因とした発作を指し、体の収縮以外にも光や音に対する過剰な反応もみられます。けいれん発作という大きなグループの中に、てんかん発作が入っているイメージです。ただ発作自体が突然起こることに変わりはなく、初めて発作を起こした時を【初発】と呼び、1回きりでその後はケロッとしている子もいれば、1度の発作が長く続いたり、立て続けに発作が起きてしまい危険な状態に陥る重積発作になる子もいます。まずは動物病院に相談し、速やかに受診することが望ましいでしょう。 原因は年齢や犬種によってさまざま けいれんを起こす理由というのは実は多岐に渡り、その原因がはっきりわからないまま発作とお付き合いして行かなくてはいけなくなる事も。その中でも代表的な発作原因となるものは以下になります。・子犬期の低血糖・中毒・腎不全などの内臓器疾患・脳疾患・加齢この中で子犬期の低血糖からくる発作だけは食事の回数を増やす、ブドウ糖液を定時に飲ますといった対応で予防することが可能です。発作が起きた原因を探るためにはさまざまな検査が必要となり、血液検査等をひと通り行い、それでも異常がなかった場合に脳の検査を行うか否かを決めます。この脳の検査は、原則全身麻酔を用いたMRIやCT検査で、検査専門の施設や検査設備を保有している大きな病院にかかることとなります。脳に異常があると判明しても、直接的な治療ができないケースもあること、また全身麻酔を使った検査自体がワンちゃんの負担になることもあるため、かかりつけの獣医師とよく相談した上で治療方針を決めていきましょう。 もし目の前で発作を起こしたら もし愛犬が目の前で発作を起こしてしまったら、すぐにでも抱き上げたくなりますがグッとこらえて少し待ちましょう。ここで飼い主さんがパニックを起こしてはいけません。発作を起こしているワンちゃん自身がパニックになっている事、そして意識が朦朧としているため飼い主さんを認識できず噛みついてしまうことが多々あります。落ち着くまで見守りましょう。大声を出したり揺さぶるのは、かえって刺激になってしまうのでNG。近くにぶつかってしまうようなものがあればどかしてあげてくださいね。その後動物病院を受診した際、症状をスムーズに伝えるために発作が何分続いたのか、どのような発作だったか(全身硬直なのか部分けいれんだったのかなど)を記憶しましょう。動画を撮影できると診察もスムーズです。 治療や予後、お付き合いの仕方 重積発作は入院して点滴や鎮静等を行い、一度発作を止めてあげる治療を行います。その後どのように発作とお付き合いしていくか獣医師と相談することとなります。けいれん発作は基本的に内服薬で治療を行っていきますが、発作が落ち着くまでではなく生涯飲み続けるお薬です。どのお薬を、どれくらいの用量で使えば発作を起こさず維持していけるか、本人の様子と血液検査の数値を見比べながら時間をかけて探っていきます。動物病院で勤務していると発作持ちのワンちゃんというのは実はたくさんいらっしゃいます。上手にお付き合いしながら17、18歳を迎えている子も少なくありません。最初は驚いてしまうと思いますが、いつか我が子にも起こるかも…と考えて気持ちの準備をしておくだけでも大丈夫です!いざというときは慌てず落ち着いて対処してあげましょう。 関連ブログ・愛犬が骨折!?治療の方法や生活の注意点とは・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・愛犬のいびき...実は要注意!軟口蓋過長症を知っていますか? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

猫の妊娠と出産!保護活動の一つ"TNR"を知っていますか?

猫の妊娠と出産!保護活動の一つ"TNR"を知っていますか?

"猫ちゃんは繁殖力が強い"と耳にしたことはありませんか?環境省によれば、1匹のメス猫は1年後には20頭以上、2年後には80頭以上、そして3年後には2000頭以上に増えると試算されています。そのため、野良猫ちゃんは増えやすく、室内飼育でも出産による多頭飼育崩壊が発生してしまうことも…そこで、今回は猫ちゃんの妊娠・出産、保護活動の一つ"TNR"や手術などについてお話しをします。 目次◼️猫の繁殖ペースのはやさ◼️猫にも高齢出産はある?<◼️保護活動の一つ"TNR"◼️去勢・避妊手術のメリットとデメリット◼️猫にも未来を... 猫の繁殖ペースのはやさ 一般的に猫の妊娠期間は約2ヶ月、1回の出産で約4〜8匹の子猫を産むと言われ、さらにその生まれた子猫は生後6ヶ月前後には子供を産めるまでに成長をします。1年間で2〜4回出産するため、繁殖のサイクルが非常に速いことが特徴です。また、交尾した刺激で排卵が起こる“交尾排卵"で、ほぼ100%の確率で妊娠をします。2頭の違うオス猫の子供を同時に妊娠することも! 猫にも高齢出産はある? 個体差はありますが、一般的に12歳まで妊娠し、出産することが可能です。猫の12歳はヒトに換算すると約64歳。体力が少なく、母体への負担が大きくなります。そのため、生まれてくる子猫が未熟児であったり、障害を持って生まれたり、最悪の場合は死産に至る可能性も高まります。高齢出産によるリスクはヒトと同様にあるのです。 保護活動の一つ"TNR" TNRとはTrap・ Neuter・ Returnの頭文字をとった言葉で、保護活動の一つを指します。この活動では、野良猫を捕獲して避妊・去勢手術を行い、その後元の場所に戻すことで、繁殖を抑えることが目的です。手術を受けた猫にはV字のカットが耳に施され、この桜の花びらのようなカットのあることから"さくらねこ"と呼びます。カットは手術中に全身麻酔が効いている時に行われるため、痛みや負担が少なく、首輪のように外れる心配もありません。最近ではテレビコマーシャルや駅のポスターなどでも紹介され、少しずつ認知が広がってきています。室内飼いの猫の平均寿命は14歳を超えていますが、一方で野良猫の平均寿命は3〜5歳程度。多くの野良猫たちは、乳仔期(生後2ヵ月)までに命を失ってしまうことが一般的です。野生での生活は厳しいため、夏の暑さや冬の寒さ、雨風を凌ぐ場所を見つけるのに苦労し、栄養不足やカラスなどの外敵も彼らの生存を脅かします。全ての野良猫に適切な手術が施されれば、彼らの数は減少し、殺処分から守ることにもつながります。TNRはお外で暮らす猫たちの望まない繁殖を防ぎ、彼らに一生の幸せを与えるための大切な活動なのです。 去勢・避妊手術のメリットとデメリット 去勢・避妊手術のメリットとして、マーキング行動を抑える、発情中のストレスの軽減、感染症や病気の予防、望まない繁殖の防止などが挙げられます。一方、手術には全身麻酔のリスクがあり、また手術後は太りやすくなるというデメリットも…。肥満は尿石症や糖尿病の危険性を増加させることもあるため、注意が必要です。さらに、手術を受けることで将来的に繁殖はできなくなります。手術費用は10,000〜30,000円程度で、地域によっては去勢・避妊手術に対して助成金が出る所もあります。ただし、助成条件や申請方法は地域によって異なるため、事前に確認をしてみてくださいね。 猫にも未来を... 今回は猫の妊娠・出産を中心にTNRや去勢・避妊手術についてお話ししました。ただし、去勢・避妊手術を受けさせることは必須ではありません。猫の生活環境や飼い主さんの考え方もそれぞれ異なるかと思います。こうしたメリット・デメリットをよく考慮し、手術を受けるかどうかの判断を慎重に行いましょう。野良猫たちの望まない繁殖や、飼い主のいない猫がこれ以上増えないよう願っています。   関連ブログ・飼い主さんだからこそ思いつく!困った時にペットに有効な裏技テク ・ まさかこんなものを…?ワンちゃんが誤食してしまう危険なものとは・ 犬種で性格が違う?代表的な犬種の性格傾向まとめてみました ・ ペットの健康診断!?受ける頻度や金額の目安はどれくらい? ・ 愛犬・愛猫との別れに立ち直れない時は ・【最新版】マイクロチップが鑑札に!変わりゆく畜犬登録方法をわかりやすく解説します ・ びっくり仰天!動物病院エピソード~生命の不思議編 ・ 愛が溢れる飼い主さん!動物病院での珍エピソード ・【ペット雑学】柴犬の”柴”って?ワンちゃんの意外な語源を大調査 ▼...

猫の妊娠と出産!保護活動の一つ"TNR"を知っていますか?

"猫ちゃんは繁殖力が強い"と耳にしたことはありませんか?環境省によれば、1匹のメス猫は1年後には20頭以上、2年後には80頭以上、そして3年後には2000頭以上に増えると試算されています。そのため、野良猫ちゃんは増えやすく、室内飼育でも出産による多頭飼育崩壊が発生してしまうことも…そこで、今回は猫ちゃんの妊娠・出産、保護活動の一つ"TNR"や手術などについてお話しをします。 目次◼️猫の繁殖ペースのはやさ◼️猫にも高齢出産はある?<◼️保護活動の一つ"TNR"◼️去勢・避妊手術のメリットとデメリット◼️猫にも未来を... 猫の繁殖ペースのはやさ 一般的に猫の妊娠期間は約2ヶ月、1回の出産で約4〜8匹の子猫を産むと言われ、さらにその生まれた子猫は生後6ヶ月前後には子供を産めるまでに成長をします。1年間で2〜4回出産するため、繁殖のサイクルが非常に速いことが特徴です。また、交尾した刺激で排卵が起こる“交尾排卵"で、ほぼ100%の確率で妊娠をします。2頭の違うオス猫の子供を同時に妊娠することも! 猫にも高齢出産はある? 個体差はありますが、一般的に12歳まで妊娠し、出産することが可能です。猫の12歳はヒトに換算すると約64歳。体力が少なく、母体への負担が大きくなります。そのため、生まれてくる子猫が未熟児であったり、障害を持って生まれたり、最悪の場合は死産に至る可能性も高まります。高齢出産によるリスクはヒトと同様にあるのです。 保護活動の一つ"TNR" TNRとはTrap・ Neuter・ Returnの頭文字をとった言葉で、保護活動の一つを指します。この活動では、野良猫を捕獲して避妊・去勢手術を行い、その後元の場所に戻すことで、繁殖を抑えることが目的です。手術を受けた猫にはV字のカットが耳に施され、この桜の花びらのようなカットのあることから"さくらねこ"と呼びます。カットは手術中に全身麻酔が効いている時に行われるため、痛みや負担が少なく、首輪のように外れる心配もありません。最近ではテレビコマーシャルや駅のポスターなどでも紹介され、少しずつ認知が広がってきています。室内飼いの猫の平均寿命は14歳を超えていますが、一方で野良猫の平均寿命は3〜5歳程度。多くの野良猫たちは、乳仔期(生後2ヵ月)までに命を失ってしまうことが一般的です。野生での生活は厳しいため、夏の暑さや冬の寒さ、雨風を凌ぐ場所を見つけるのに苦労し、栄養不足やカラスなどの外敵も彼らの生存を脅かします。全ての野良猫に適切な手術が施されれば、彼らの数は減少し、殺処分から守ることにもつながります。TNRはお外で暮らす猫たちの望まない繁殖を防ぎ、彼らに一生の幸せを与えるための大切な活動なのです。 去勢・避妊手術のメリットとデメリット 去勢・避妊手術のメリットとして、マーキング行動を抑える、発情中のストレスの軽減、感染症や病気の予防、望まない繁殖の防止などが挙げられます。一方、手術には全身麻酔のリスクがあり、また手術後は太りやすくなるというデメリットも…。肥満は尿石症や糖尿病の危険性を増加させることもあるため、注意が必要です。さらに、手術を受けることで将来的に繁殖はできなくなります。手術費用は10,000〜30,000円程度で、地域によっては去勢・避妊手術に対して助成金が出る所もあります。ただし、助成条件や申請方法は地域によって異なるため、事前に確認をしてみてくださいね。 猫にも未来を... 今回は猫の妊娠・出産を中心にTNRや去勢・避妊手術についてお話ししました。ただし、去勢・避妊手術を受けさせることは必須ではありません。猫の生活環境や飼い主さんの考え方もそれぞれ異なるかと思います。こうしたメリット・デメリットをよく考慮し、手術を受けるかどうかの判断を慎重に行いましょう。野良猫たちの望まない繁殖や、飼い主のいない猫がこれ以上増えないよう願っています。   関連ブログ・飼い主さんだからこそ思いつく!困った時にペットに有効な裏技テク ・ まさかこんなものを…?ワンちゃんが誤食してしまう危険なものとは・ 犬種で性格が違う?代表的な犬種の性格傾向まとめてみました ・ ペットの健康診断!?受ける頻度や金額の目安はどれくらい? ・ 愛犬・愛猫との別れに立ち直れない時は ・【最新版】マイクロチップが鑑札に!変わりゆく畜犬登録方法をわかりやすく解説します ・ びっくり仰天!動物病院エピソード~生命の不思議編 ・ 愛が溢れる飼い主さん!動物病院での珍エピソード ・【ペット雑学】柴犬の”柴”って?ワンちゃんの意外な語源を大調査 ▼...

猫の嗅覚は鋭い!好きな香りや苦手な香りとは?

猫の嗅覚は鋭い!好きな香りや苦手な香りとは?

嗅覚が鋭いと聞くとワンちゃんを思い浮かべる方の方が多いかもしれませんが、実は猫ちゃん達の嗅覚も人間よりずっと優れていると言われているのです。猫の嗅覚にまつわる代表的な現象といえば【フレーメン反応】ですよね。ポカーンと口を開けフリーズしてしまうこのフレーメン反応、とっても可愛らしくてついつい笑顔がこぼれてしまいますがどんな時に見られる現象なのかご存知でしょうか?今回は猫ちゃんの嗅覚の仕組みや、好む香り、苦手な香りについてご紹介していきます。 目次■猫の嗅覚■好きな匂い■嫌いな匂い■お鼻トラブルは死活問題 猫の嗅覚 猫の嗅覚は、人間と比べると数万から数十万倍鋭いと言われています。ただしこれは人間より何倍も濃く匂いを感じるということではなく、遠くの匂いを感じたり、かすかな香りでも察知することができるという意味合いです。猫たちは本来完全肉食動物であり、嗅覚で腐敗を判断し、食べても安全かどうか見極めていた時代がありました。それゆえ嗅覚と食欲には密接な関係があり、何らかのトラブルで嗅覚が衰えてしまうと食欲も消失してしまうことが多くあります。人間には感じ取れない香りも、猫ちゃん達はキャッチすることが可能!なんだか今日は愛猫がよそよそしいな…なんて日はいつもと違う香りを感じ取っているのかもしれませんね。 好きな匂い 猫ちゃん達が好むのは好きな食材の香りや、大好きで安心する飼い主さんのニオイ、そして猫にだけ感知できるというフェロモンの匂いです。フェロモンを感知するのは鼻の中にあるヤコブソン器官という場所。マタタビを嗅ぐと人が変わったようになってしまう子も多いかと思いますが、これもヤコブソン器官が反応することで起こる現象なのです。またフレーメン反応もこのヤコブソン器官を使ってフェロモンを感知しようとしている時に見られる反応です。驚くことに、人間の加齢臭や足の臭いは猫のフェロモン臭に似ているとされていて、積極的に嗅ぎに行きフレーメン反応を見せる子たちも…! 嫌いな匂い 猫は、基本的に柑橘系の香りが得意ではありません。お部屋がさっぱりするので消臭剤として使用される方も多いのですが、自宅に猫ちゃんがいるときは要注意です。また人工的に作られている洗剤や香水、タバコの匂いも好きではありません。過度に香ることがないよう、注意してあげてくださいね。また前述した通り人間では気が付かない程度の香りでも察知することがでます。元々なわばり意識が強く、そのためにフェロモンの香りをつけたり嗅ぎ分けたりするため、他の猫のニオイをさせていたら良く思わない子もいるでしょう。そんな時は早めに入浴し、愛猫さんのご機嫌を伺ってみましょう♪ お鼻トラブルは早めの受診を 嗅覚が鋭い分、トラブルが起こることも多いのが猫ちゃん達。鼻水や鼻血、くしゃみや鼻腔内腫瘍などその症状はさまざまです。嗅覚と食欲は直結していますから、様子見をしている間にどんどん食欲がなくなってしまった...なんてことになると大変です。嗅覚を維持することは愛猫の健康寿命を延ばすことにもつながります!異変を感じたら速やかに動物病院を受診し、愛猫の大切な嗅覚を守ってあげてくださいね。 関連ブログ愛猫が発熱!自宅でできるお熱の測り方や発熱の原因とは?猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い? 愛猫の辛い口内炎。原因や治す方法はある?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

猫の嗅覚は鋭い!好きな香りや苦手な香りとは?

嗅覚が鋭いと聞くとワンちゃんを思い浮かべる方の方が多いかもしれませんが、実は猫ちゃん達の嗅覚も人間よりずっと優れていると言われているのです。猫の嗅覚にまつわる代表的な現象といえば【フレーメン反応】ですよね。ポカーンと口を開けフリーズしてしまうこのフレーメン反応、とっても可愛らしくてついつい笑顔がこぼれてしまいますがどんな時に見られる現象なのかご存知でしょうか?今回は猫ちゃんの嗅覚の仕組みや、好む香り、苦手な香りについてご紹介していきます。 目次■猫の嗅覚■好きな匂い■嫌いな匂い■お鼻トラブルは死活問題 猫の嗅覚 猫の嗅覚は、人間と比べると数万から数十万倍鋭いと言われています。ただしこれは人間より何倍も濃く匂いを感じるということではなく、遠くの匂いを感じたり、かすかな香りでも察知することができるという意味合いです。猫たちは本来完全肉食動物であり、嗅覚で腐敗を判断し、食べても安全かどうか見極めていた時代がありました。それゆえ嗅覚と食欲には密接な関係があり、何らかのトラブルで嗅覚が衰えてしまうと食欲も消失してしまうことが多くあります。人間には感じ取れない香りも、猫ちゃん達はキャッチすることが可能!なんだか今日は愛猫がよそよそしいな…なんて日はいつもと違う香りを感じ取っているのかもしれませんね。 好きな匂い 猫ちゃん達が好むのは好きな食材の香りや、大好きで安心する飼い主さんのニオイ、そして猫にだけ感知できるというフェロモンの匂いです。フェロモンを感知するのは鼻の中にあるヤコブソン器官という場所。マタタビを嗅ぐと人が変わったようになってしまう子も多いかと思いますが、これもヤコブソン器官が反応することで起こる現象なのです。またフレーメン反応もこのヤコブソン器官を使ってフェロモンを感知しようとしている時に見られる反応です。驚くことに、人間の加齢臭や足の臭いは猫のフェロモン臭に似ているとされていて、積極的に嗅ぎに行きフレーメン反応を見せる子たちも…! 嫌いな匂い 猫は、基本的に柑橘系の香りが得意ではありません。お部屋がさっぱりするので消臭剤として使用される方も多いのですが、自宅に猫ちゃんがいるときは要注意です。また人工的に作られている洗剤や香水、タバコの匂いも好きではありません。過度に香ることがないよう、注意してあげてくださいね。また前述した通り人間では気が付かない程度の香りでも察知することがでます。元々なわばり意識が強く、そのためにフェロモンの香りをつけたり嗅ぎ分けたりするため、他の猫のニオイをさせていたら良く思わない子もいるでしょう。そんな時は早めに入浴し、愛猫さんのご機嫌を伺ってみましょう♪ お鼻トラブルは早めの受診を 嗅覚が鋭い分、トラブルが起こることも多いのが猫ちゃん達。鼻水や鼻血、くしゃみや鼻腔内腫瘍などその症状はさまざまです。嗅覚と食欲は直結していますから、様子見をしている間にどんどん食欲がなくなってしまった...なんてことになると大変です。嗅覚を維持することは愛猫の健康寿命を延ばすことにもつながります!異変を感じたら速やかに動物病院を受診し、愛猫の大切な嗅覚を守ってあげてくださいね。 関連ブログ愛猫が発熱!自宅でできるお熱の測り方や発熱の原因とは?猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い? 愛猫の辛い口内炎。原因や治す方法はある?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛犬のいびき...実は要注意!軟口蓋過長症を知っていますか?

愛犬のいびき...実は要注意!軟口蓋過長症を知っていますか?

愛犬が寝ている時、いびきや呼吸音が気になった事はありませんか?「熟睡してるのね」なんて微笑ましく思えますが、実はそのいびき軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう) の症状かもしれません。この病気は生まれつき持っているもので、早期に治療を行うことでワンちゃんのQOL(クオリティ オブ ライフ)をグッとあげてあげることも可能です。では軟口蓋過長症とは具体的にどのような病気なのでしょうか?症状や治療方法も合わせてご紹介していきます! 目次■軟口蓋過長症とは■好発犬種■代表的な症状■治療方法■日常生活で注意したいポイント 軟口蓋過長症とは まずワンちゃんのお口の中には上あごの硬くボコボコとした天井部分、硬口蓋という箇所があります。軟口蓋は更にそこから喉の方に進んだ奥の柔らかい部分。軟口蓋過長症とはその名の通り、この軟口蓋の部分が通常よりも長い状態であることを指します。軟口蓋部分が喉の上から垂れ下がるような形になるので、空気の通り道を通せんぼしてしまい息がしにくい、酸素が体にいきわたらない、体温調節ができないなど、さまざまな問題を引き起こすこととなります。 好発犬種 軟口蓋過長症は生まれつきの病気でどの犬種でも発症の可能性はあります。ただその中でもパグやシーズー、フレンチブルドック、ボストンテリアなどの短頭種のワンちゃん達、マズル(口のまわりから鼻先にかけての部分)が短めのチワワなどは、特に発症率が高く注意が必要とされています。短頭種に発症が多い理由としては、ここまで人間の手によって繰り返されてきた交配が原因とされています。鼻を短くするため無理な交配を行っていた例もあり、軟口蓋のトラブルだけでなく気管が狭い、鼻腔が狭いなど、気管形成全体が上手くいっていない短頭種気道症候群を持っているワンちゃんも少なくありません。 代表的な症状 軟口蓋過長症の代表的な症状は以下になります。●就寝中いびきをかく●興奮時にガーガーという呼吸音になる●興奮していなくても呼吸が苦しそう●チアノーゼを起こす軟口蓋が呼気の通り道を邪魔するため呼吸困難を起こしやすく、それが異常な呼吸音となって現れてきます。呼吸困難が重度になると、舌や口の中が紫色になるチアノーゼを起こし、更に進行すると酸素が体に行きわたらず失神してしまう事もあるため注意が必要です。 治療方法 軟口蓋過長症の治療方法は2つ。1つは【対症療法】と呼ばれ、軟口蓋が炎症を起こしてしまっているときに抗炎症剤などの内服薬で症状の緩和を図る方法です。ただ一時的に症状はよくなるかもしれませんが、根治には至らず再発してしまう可能性が高いでしょう。そしてもう1つは軟口蓋を切除して短くする【外科的治療】です。こちらは根本的な問題を解決することができ、術後は症状が改善することが多い治療方法です。年齢があがっていくほど麻酔のリスクや術後の経過が悪くなるとされているため、できるだけ健康で若いうちに手術を行うことが理想的です。避妊や去勢手術と同時に行われることも多く、早めにかかりつけの獣医師に相談してみましょう。なお外科的手術を行っても、数年後に再発してしまうケースも少なくありません。これは体質によるもので決して1回目の手術がうまくいっていなかったということではありません。手術を受けた後も呼吸状態は注意深く見ていきましょう。 日常生活で注意したいポイント 軟口蓋過長症のワンちゃん達は日常的に吸う、吐くといった呼吸運動がうまくできないゆえに、体温調節が非常に苦手です。夏場のお散歩やお留守番は特に注意が必要で、熱中症対策は必須と言えるでしょう。また食事管理もとても重要です。体重が増えてしまうと気道がつぶれてしまい、ますます呼吸がしにくくなってしまいます。適正体重を維持できるようしっかり食事やおやつを管理してあげてくださいね。まずは早期発見できるよう、愛犬の呼吸音が気になった時は、早めにかかりつけを受診されることをお勧めします。 関連ブログ・愛犬が骨折!?治療の方法や生活の注意点とは・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・連れて行っても大丈夫?噛み癖がある愛犬の動物病院受診のポイントとは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛犬のいびき...実は要注意!軟口蓋過長症を知っていますか?

愛犬が寝ている時、いびきや呼吸音が気になった事はありませんか?「熟睡してるのね」なんて微笑ましく思えますが、実はそのいびき軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう) の症状かもしれません。この病気は生まれつき持っているもので、早期に治療を行うことでワンちゃんのQOL(クオリティ オブ ライフ)をグッとあげてあげることも可能です。では軟口蓋過長症とは具体的にどのような病気なのでしょうか?症状や治療方法も合わせてご紹介していきます! 目次■軟口蓋過長症とは■好発犬種■代表的な症状■治療方法■日常生活で注意したいポイント 軟口蓋過長症とは まずワンちゃんのお口の中には上あごの硬くボコボコとした天井部分、硬口蓋という箇所があります。軟口蓋は更にそこから喉の方に進んだ奥の柔らかい部分。軟口蓋過長症とはその名の通り、この軟口蓋の部分が通常よりも長い状態であることを指します。軟口蓋部分が喉の上から垂れ下がるような形になるので、空気の通り道を通せんぼしてしまい息がしにくい、酸素が体にいきわたらない、体温調節ができないなど、さまざまな問題を引き起こすこととなります。 好発犬種 軟口蓋過長症は生まれつきの病気でどの犬種でも発症の可能性はあります。ただその中でもパグやシーズー、フレンチブルドック、ボストンテリアなどの短頭種のワンちゃん達、マズル(口のまわりから鼻先にかけての部分)が短めのチワワなどは、特に発症率が高く注意が必要とされています。短頭種に発症が多い理由としては、ここまで人間の手によって繰り返されてきた交配が原因とされています。鼻を短くするため無理な交配を行っていた例もあり、軟口蓋のトラブルだけでなく気管が狭い、鼻腔が狭いなど、気管形成全体が上手くいっていない短頭種気道症候群を持っているワンちゃんも少なくありません。 代表的な症状 軟口蓋過長症の代表的な症状は以下になります。●就寝中いびきをかく●興奮時にガーガーという呼吸音になる●興奮していなくても呼吸が苦しそう●チアノーゼを起こす軟口蓋が呼気の通り道を邪魔するため呼吸困難を起こしやすく、それが異常な呼吸音となって現れてきます。呼吸困難が重度になると、舌や口の中が紫色になるチアノーゼを起こし、更に進行すると酸素が体に行きわたらず失神してしまう事もあるため注意が必要です。 治療方法 軟口蓋過長症の治療方法は2つ。1つは【対症療法】と呼ばれ、軟口蓋が炎症を起こしてしまっているときに抗炎症剤などの内服薬で症状の緩和を図る方法です。ただ一時的に症状はよくなるかもしれませんが、根治には至らず再発してしまう可能性が高いでしょう。そしてもう1つは軟口蓋を切除して短くする【外科的治療】です。こちらは根本的な問題を解決することができ、術後は症状が改善することが多い治療方法です。年齢があがっていくほど麻酔のリスクや術後の経過が悪くなるとされているため、できるだけ健康で若いうちに手術を行うことが理想的です。避妊や去勢手術と同時に行われることも多く、早めにかかりつけの獣医師に相談してみましょう。なお外科的手術を行っても、数年後に再発してしまうケースも少なくありません。これは体質によるもので決して1回目の手術がうまくいっていなかったということではありません。手術を受けた後も呼吸状態は注意深く見ていきましょう。 日常生活で注意したいポイント 軟口蓋過長症のワンちゃん達は日常的に吸う、吐くといった呼吸運動がうまくできないゆえに、体温調節が非常に苦手です。夏場のお散歩やお留守番は特に注意が必要で、熱中症対策は必須と言えるでしょう。また食事管理もとても重要です。体重が増えてしまうと気道がつぶれてしまい、ますます呼吸がしにくくなってしまいます。適正体重を維持できるようしっかり食事やおやつを管理してあげてくださいね。まずは早期発見できるよう、愛犬の呼吸音が気になった時は、早めにかかりつけを受診されることをお勧めします。 関連ブログ・愛犬が骨折!?治療の方法や生活の注意点とは・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・連れて行っても大丈夫?噛み癖がある愛犬の動物病院受診のポイントとは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛猫の辛い口内炎。原因や治す方法はある?

愛猫の辛い口内炎。原因や治す方法はある?

猫の口内炎は、動物病院でも多く見られる病気の1つです。私達に口内炎ができた時は辛いですが、長くても1~2週間ほどで完治します。しかし、猫の場合は人間とは異なり、治癒するまで時間がかかることや難治性の口内炎で治らない、繰り返し続けるというケースも少なくありません。こうなってしまうと『食欲はあるのに食べる事ができない』『ヨダレが止まらない』など一緒に過ごす飼い主さんも見ていて可哀想になりますよね...。そこで今回は、猫ちゃんが口内炎を起こしてしまう原因や治療や緩和する方法にスポットをあててまとめてみました。 目次■猫の口内炎とは?■口内炎が起きてしまう理由■口内炎ができたときの症状■治療の方法■もしも口内炎になってしまったら 猫の口内炎とは? 口内炎は舌や歯茎、頬の内側などに起こる炎症のことです。大きさは様々で潰瘍にようにただれてしまうこともあり、猫自身強い痛みを感じます。出血をともなったり、複数できたりする場合も。食事を思うように取れず深刻な事態になる事も少なくありません。 口内炎が起きてしまう理由 口内炎ができてしまう理由は複数あります。1つ目は、外傷など外的要因です。例えば電池、電気コードの誤食によって口の中が火傷を起こし口内炎につながってしまうケース。この場合、時間はかかりますがしっかりと治療を受ければ改善する可能性が高いでしょう。2つ目は、歯石の沈着によって引き起こされる口内環境の悪化。歯石が増えていくと口内の細菌も増殖していきます。そうすると炎症が起きやすい状況になってしまうのです。そして3つ目は、加齢や持病の発生、ウイルス感染によって免疫力の低下が起きてしまう時。口内にいる細菌と戦う事ができず、結果として口内炎へとつながります。またこの他にもはっきりと解明されてはいませんが、自己免疫が過剰に反応することで口内炎ができてしまうとも言われています。 口内炎ができたときの症状 口内炎の代表的な症状は大量のヨダレ、出血、食欲低下、口臭です。食欲がないのではなく、口が痛むあまり食べる事が出来ない状態となるために食事を口にはするものの飲み込めない、咀嚼時に痛みから鳴き声が出るといった症状が見られることも。長期間食事を取れずにいると、体重もどんどん減ってしまい毛艶も悪くなってしまいます。また二次的な肝不全や腎不全に繋がってしまうケースもあるため、症状が出たときは速やかに受診しましょう。 治療の方法 口内炎の治療は大きく分けて3通りあります。1つ目は、ステロイド薬や免疫抑制剤を使用した内科療法。注射を打つことで口内炎の改善が見られます。ただしこの治療は根治に至るものではないとされていて、効果も一時的です。最初は一度の注射で数か月程度維持できていた子が、回数を重ねるごとに効果を持続できる期間が短くなっていくケースもよく目にします。年齢的に外科治療が難しい猫ちゃんの多くが、この内科療法を選択しています。2つ目は口内の歯を全て抜く手術、つまり外科治療です。口内細菌は歯の表面だけでなく歯根(歯周ポケット)にも多く存在しています。これらを一網打尽にして口内環境を整えるために抜歯を行います。飼い主さんの希望も勿論考慮されますが、口内炎治療のためには全抜歯がベストとされています。ただし全抜歯を行っても改善が見られない可能性もあるうえに、年齢的な部分や持病などがあり手術に踏み切れないケースも。3つ目は、一部の動物病院で採用されている再生医療。間葉系幹細胞を用いた治療法で、外科治療が難しい子でも治療が可能とされています。ただし取り入れている病院はまだ少なく、まずは対応している病院探しから始めなければいけません。 もしも口内炎になってしまったら 口内炎のような症状が見られたときは、まずは動物病院を受診しましょう。猫ちゃん本人が強い痛みを感じている場合、数日の様子見は心身ともに大きなストレスとなります。また全く食事が取れない状況が3日以上続くのは大変危険!初期であれば内科治療でも十分な改善が見られることも多くあります。食べたいのに食べられない状況というのは、猫ちゃんだけでなく寄り添っている飼い主さんも見ていて辛いもの。できるだけ早く治療を開始し、その後の治療プランを獣医師と相談なさってくださいね。 関連ブログ愛猫が発熱!自宅でできるお熱の測り方や発熱の原因とは?猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い? お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛猫の辛い口内炎。原因や治す方法はある?

猫の口内炎は、動物病院でも多く見られる病気の1つです。私達に口内炎ができた時は辛いですが、長くても1~2週間ほどで完治します。しかし、猫の場合は人間とは異なり、治癒するまで時間がかかることや難治性の口内炎で治らない、繰り返し続けるというケースも少なくありません。こうなってしまうと『食欲はあるのに食べる事ができない』『ヨダレが止まらない』など一緒に過ごす飼い主さんも見ていて可哀想になりますよね...。そこで今回は、猫ちゃんが口内炎を起こしてしまう原因や治療や緩和する方法にスポットをあててまとめてみました。 目次■猫の口内炎とは?■口内炎が起きてしまう理由■口内炎ができたときの症状■治療の方法■もしも口内炎になってしまったら 猫の口内炎とは? 口内炎は舌や歯茎、頬の内側などに起こる炎症のことです。大きさは様々で潰瘍にようにただれてしまうこともあり、猫自身強い痛みを感じます。出血をともなったり、複数できたりする場合も。食事を思うように取れず深刻な事態になる事も少なくありません。 口内炎が起きてしまう理由 口内炎ができてしまう理由は複数あります。1つ目は、外傷など外的要因です。例えば電池、電気コードの誤食によって口の中が火傷を起こし口内炎につながってしまうケース。この場合、時間はかかりますがしっかりと治療を受ければ改善する可能性が高いでしょう。2つ目は、歯石の沈着によって引き起こされる口内環境の悪化。歯石が増えていくと口内の細菌も増殖していきます。そうすると炎症が起きやすい状況になってしまうのです。そして3つ目は、加齢や持病の発生、ウイルス感染によって免疫力の低下が起きてしまう時。口内にいる細菌と戦う事ができず、結果として口内炎へとつながります。またこの他にもはっきりと解明されてはいませんが、自己免疫が過剰に反応することで口内炎ができてしまうとも言われています。 口内炎ができたときの症状 口内炎の代表的な症状は大量のヨダレ、出血、食欲低下、口臭です。食欲がないのではなく、口が痛むあまり食べる事が出来ない状態となるために食事を口にはするものの飲み込めない、咀嚼時に痛みから鳴き声が出るといった症状が見られることも。長期間食事を取れずにいると、体重もどんどん減ってしまい毛艶も悪くなってしまいます。また二次的な肝不全や腎不全に繋がってしまうケースもあるため、症状が出たときは速やかに受診しましょう。 治療の方法 口内炎の治療は大きく分けて3通りあります。1つ目は、ステロイド薬や免疫抑制剤を使用した内科療法。注射を打つことで口内炎の改善が見られます。ただしこの治療は根治に至るものではないとされていて、効果も一時的です。最初は一度の注射で数か月程度維持できていた子が、回数を重ねるごとに効果を持続できる期間が短くなっていくケースもよく目にします。年齢的に外科治療が難しい猫ちゃんの多くが、この内科療法を選択しています。2つ目は口内の歯を全て抜く手術、つまり外科治療です。口内細菌は歯の表面だけでなく歯根(歯周ポケット)にも多く存在しています。これらを一網打尽にして口内環境を整えるために抜歯を行います。飼い主さんの希望も勿論考慮されますが、口内炎治療のためには全抜歯がベストとされています。ただし全抜歯を行っても改善が見られない可能性もあるうえに、年齢的な部分や持病などがあり手術に踏み切れないケースも。3つ目は、一部の動物病院で採用されている再生医療。間葉系幹細胞を用いた治療法で、外科治療が難しい子でも治療が可能とされています。ただし取り入れている病院はまだ少なく、まずは対応している病院探しから始めなければいけません。 もしも口内炎になってしまったら 口内炎のような症状が見られたときは、まずは動物病院を受診しましょう。猫ちゃん本人が強い痛みを感じている場合、数日の様子見は心身ともに大きなストレスとなります。また全く食事が取れない状況が3日以上続くのは大変危険!初期であれば内科治療でも十分な改善が見られることも多くあります。食べたいのに食べられない状況というのは、猫ちゃんだけでなく寄り添っている飼い主さんも見ていて辛いもの。できるだけ早く治療を開始し、その後の治療プランを獣医師と相談なさってくださいね。 関連ブログ愛猫が発熱!自宅でできるお熱の測り方や発熱の原因とは?猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い? お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛犬が骨折!?治療の方法や生活の注意点とは

愛犬が骨折!?治療の方法や生活の注意点とは

愛犬とのお散歩や運動は飼い主さんにとってもストレス発散になる大切な時間ですよね。動くことが大好きなワンちゃん達はきっと大喜び♪でも、アクティブな子ほど注意したいケガや事故。特に骨折は治療にも時間がかかる上、金銭的負担も大きくなってしまう怪我の一つです。骨折なのか捻挫なのか見分ける事も難しく、普段の何気ない動作で骨折してしまう事も珍しくありません。そこで今回はワンちゃん達の骨折について、見分け方や治療方法などをご紹介していきます。 目次■ワンちゃんの骨折■犬の骨折の症状■骨折の好発犬種■治療の方法や予後■骨折しないためのポイント ワンちゃんの骨折 骨折と聞くとその名の通りバキッと骨が折れている状態をイメージする方が多いかもしれませんね。もちろんそれも骨折で間違いないのですが正確には骨にヒビが入っている、欠けてしまっている、という場合も骨折と呼ばれます。骨折にはいくつかの種類があり、折れた骨が皮膚を突き破って出てしまう【開放骨折】、皮膚の下で骨折部分が炎症を起こす【閉鎖骨折】、同じく皮膚の下で骨が粉々になってしまう【粉砕骨折】などがあります。交通事故や転倒で激しいダメージを受けたときは、開放骨折してしまうこともあります。ただ近年のワンちゃん達の骨折は、ソファや階段からジャンプした時や飼い主さんが誤ってワンちゃんを踏んでしまった、またドアに挟んでしまった時などに見られるケースが多く、室内でこそ骨折への警戒が必要と言えます。 犬の骨折の症状は? 開放骨折以外ですとワンちゃんの骨折を見た目だけで見抜くのはとても難しいかと思います。骨折の様に見えても脱臼や捻挫、靭帯や神経の損傷だったという事もあるためです。ただ以下のような症状が見られたときは骨折の疑いがあると判断し、速やかに動物病院を受診しましょう。●脚を引きずって歩く●足を完全にあげて地面につけない●触ると痛がる、怒る●食欲や元気がない●腫れている個人的には足を完全にあげていて触られることを嫌がる時は、骨にトラブルが起きている可能性が高いように感じています。骨折に限らずワンちゃんが強い痛みを感じている時は、食欲や元気もなくなり、痛い場所を無理に触ろうとすれば咬まれてしまうことも。まずは病院を受診し骨折の有無を確認、更に痛みを取る治療を開始してあげましょう。 骨折の好発犬種 ワンちゃんの骨折はどのような犬種でも起こりますが、特に筋肉が少なく足が細い犬種は骨折しやすい傾向にあります。プードルやポメラニアン、ミニチュアピンシャー、イタリアングレーハウンドなどは特に報告が多い犬種です。その中でもイタリアングレーハウンドの骨折は目にする機会が非常に多く、生活環境から日常生活の何気ない動作まで目を配ってあげる必要があります。また骨の発育が未熟な子犬期は、大きな衝撃でなくても骨がダメージを受けやすいため全犬種で注意が必要です。 治療の方法や予後 骨折の治療方法は骨折の状態に合わせ、選択されます。人間と同様にギブスで固定して骨の回復を待つ方法と、手術で外科的に折れた部分を整復する方法とがあります。どちらも治癒するまで数か月の時間がかかり、その間ギブス交換やレントゲン撮影をするための定期的な通院が必須です。手術で整復を行った場合は、骨が回復したタイミングでもう一度麻酔をかけ、整復のために挿入していたプレートやピンを除去する手術が必要になることもあります。骨折整復の手術は平均20万円前後、定期的な通院、ギブス交換、レントゲン撮影、プレート除去手術、となると金銭的負担はかなり大きくなってしまいます。まずは治療方針が固まった段階で、総額の見積もりを出してもらうとプランが立てやすいかもしれませんね。骨折を整復した箇所は再骨折しやすく、気温や気圧で痛みを感じる事もあるようです。また少し曲がってしまったり、可動域が狭くなってしまったりする事も珍しくありません。 骨折しないために ワンちゃんの骨折は本当に何気ない動作で起こり得ます。抱っこから普通に降ろしたつもりが、着地がうまくできず折れてしまった、フローリングの上を勢いよく走っていて滑って転んだ衝撃で折れた!など普段の生活の中に骨折の危険は常に潜んでいます。まずは生活環境を見直しましょう。ソファや階段、フローリング、高さがある場所や滑りやすい場所にはしっかり対策を行います。また抱っこから降ろす時は飼い主さんもしゃがむ、または座った状態で降ろしてあげること。愛犬が興奮している時は飛び降りてしまう事もあるので、むやみに抱き上げないようにしてくださいね。好奇心旺盛な子犬期はもちろんですが、元気いっぱいでアクティブな成犬期、骨がもろくなってくるシニア期、全期間を通して骨折してしまわないよう注意してあげることがポイントです。もし骨を痛めてしまったかも?と感じたときは慌てずに動物病院を受診し、骨の状態を確認してもらってくださいね。 関連ブログ・最大限の注意を!愛犬にできる熱中症対策・知っておきたい「ペットの熱中症」と予防・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?連れて行っても大丈夫?噛み癖がある愛犬の動物病院受診のポイントとは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛犬が骨折!?治療の方法や生活の注意点とは

愛犬とのお散歩や運動は飼い主さんにとってもストレス発散になる大切な時間ですよね。動くことが大好きなワンちゃん達はきっと大喜び♪でも、アクティブな子ほど注意したいケガや事故。特に骨折は治療にも時間がかかる上、金銭的負担も大きくなってしまう怪我の一つです。骨折なのか捻挫なのか見分ける事も難しく、普段の何気ない動作で骨折してしまう事も珍しくありません。そこで今回はワンちゃん達の骨折について、見分け方や治療方法などをご紹介していきます。 目次■ワンちゃんの骨折■犬の骨折の症状■骨折の好発犬種■治療の方法や予後■骨折しないためのポイント ワンちゃんの骨折 骨折と聞くとその名の通りバキッと骨が折れている状態をイメージする方が多いかもしれませんね。もちろんそれも骨折で間違いないのですが正確には骨にヒビが入っている、欠けてしまっている、という場合も骨折と呼ばれます。骨折にはいくつかの種類があり、折れた骨が皮膚を突き破って出てしまう【開放骨折】、皮膚の下で骨折部分が炎症を起こす【閉鎖骨折】、同じく皮膚の下で骨が粉々になってしまう【粉砕骨折】などがあります。交通事故や転倒で激しいダメージを受けたときは、開放骨折してしまうこともあります。ただ近年のワンちゃん達の骨折は、ソファや階段からジャンプした時や飼い主さんが誤ってワンちゃんを踏んでしまった、またドアに挟んでしまった時などに見られるケースが多く、室内でこそ骨折への警戒が必要と言えます。 犬の骨折の症状は? 開放骨折以外ですとワンちゃんの骨折を見た目だけで見抜くのはとても難しいかと思います。骨折の様に見えても脱臼や捻挫、靭帯や神経の損傷だったという事もあるためです。ただ以下のような症状が見られたときは骨折の疑いがあると判断し、速やかに動物病院を受診しましょう。●脚を引きずって歩く●足を完全にあげて地面につけない●触ると痛がる、怒る●食欲や元気がない●腫れている個人的には足を完全にあげていて触られることを嫌がる時は、骨にトラブルが起きている可能性が高いように感じています。骨折に限らずワンちゃんが強い痛みを感じている時は、食欲や元気もなくなり、痛い場所を無理に触ろうとすれば咬まれてしまうことも。まずは病院を受診し骨折の有無を確認、更に痛みを取る治療を開始してあげましょう。 骨折の好発犬種 ワンちゃんの骨折はどのような犬種でも起こりますが、特に筋肉が少なく足が細い犬種は骨折しやすい傾向にあります。プードルやポメラニアン、ミニチュアピンシャー、イタリアングレーハウンドなどは特に報告が多い犬種です。その中でもイタリアングレーハウンドの骨折は目にする機会が非常に多く、生活環境から日常生活の何気ない動作まで目を配ってあげる必要があります。また骨の発育が未熟な子犬期は、大きな衝撃でなくても骨がダメージを受けやすいため全犬種で注意が必要です。 治療の方法や予後 骨折の治療方法は骨折の状態に合わせ、選択されます。人間と同様にギブスで固定して骨の回復を待つ方法と、手術で外科的に折れた部分を整復する方法とがあります。どちらも治癒するまで数か月の時間がかかり、その間ギブス交換やレントゲン撮影をするための定期的な通院が必須です。手術で整復を行った場合は、骨が回復したタイミングでもう一度麻酔をかけ、整復のために挿入していたプレートやピンを除去する手術が必要になることもあります。骨折整復の手術は平均20万円前後、定期的な通院、ギブス交換、レントゲン撮影、プレート除去手術、となると金銭的負担はかなり大きくなってしまいます。まずは治療方針が固まった段階で、総額の見積もりを出してもらうとプランが立てやすいかもしれませんね。骨折を整復した箇所は再骨折しやすく、気温や気圧で痛みを感じる事もあるようです。また少し曲がってしまったり、可動域が狭くなってしまったりする事も珍しくありません。 骨折しないために ワンちゃんの骨折は本当に何気ない動作で起こり得ます。抱っこから普通に降ろしたつもりが、着地がうまくできず折れてしまった、フローリングの上を勢いよく走っていて滑って転んだ衝撃で折れた!など普段の生活の中に骨折の危険は常に潜んでいます。まずは生活環境を見直しましょう。ソファや階段、フローリング、高さがある場所や滑りやすい場所にはしっかり対策を行います。また抱っこから降ろす時は飼い主さんもしゃがむ、または座った状態で降ろしてあげること。愛犬が興奮している時は飛び降りてしまう事もあるので、むやみに抱き上げないようにしてくださいね。好奇心旺盛な子犬期はもちろんですが、元気いっぱいでアクティブな成犬期、骨がもろくなってくるシニア期、全期間を通して骨折してしまわないよう注意してあげることがポイントです。もし骨を痛めてしまったかも?と感じたときは慌てずに動物病院を受診し、骨の状態を確認してもらってくださいね。 関連ブログ・最大限の注意を!愛犬にできる熱中症対策・知っておきたい「ペットの熱中症」と予防・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?連れて行っても大丈夫?噛み癖がある愛犬の動物病院受診のポイントとは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛猫が発熱!自宅でできるお熱の測り方や発熱の原因とは?

愛猫が発熱!自宅でできるお熱の測り方や発熱の原因とは?

猫ちゃんと触れ合いの時間は幸せいっぱいの時間ですよね。ゴロゴロしているとそろりとやってきて、寄り添ってくれるなど猫ちゃんのツンデレにメロメロの方も多いのではないでしょうか?でもそんな時、もし普段より愛猫の体温が高く感じたら…?人間の様に簡単にお熱を測ることもできず、どうすればいいか戸惑う事もあるかもしれません。そこで今回は猫ちゃんの体温を自宅で測る方法や、発熱の原因として考えられることをまとめてみました。 目次■猫ちゃんの平熱■猫ちゃんの体温の測り方■発熱の主な原因は?■もしも発熱を確認したら 猫ちゃんの平熱 猫ちゃんの平熱は38~39度です。人間より高いのは通常のことですので心配はありません。平均的に子猫の方が平熱は高く、シニアの猫ちゃん達はやや低めになっています。個体差がありますので日頃から体温測定を行い、健康時の平熱を把握しておけると安心ですね。子猫は体温調節の機能がまだ未熟な事もあり、体が濡れたまま過ごしてしまったり、空調が効きすぎた部屋で過ごしていると短時間で低体温になってしまう事もあるため注意が必要です。 猫ちゃんの体温の測り方 人間は脇で体温測定を行いますが猫ちゃん達の正確なお熱は【直腸温】、つまり肛門から体温計を挿入し測定するのです。これがなかなか至難の業!よほどお利口、あるいは慣れている猫ちゃんでない限り嫌がって逃げてしまうのが普通だと考えましょう。無理に体温計を挿入すれば直腸を傷つけてしまう可能性もありますので、二人以上で測定は行ってくださいね。体温計は人間用の電子体温計でOKです。衛生面を考慮し先端はラップを薄く巻いておくといいでしょう。また、挿入時の違和感が猫ちゃんはとっても苦手。オイルをつけ潤滑をよくしておきます。動物病院では専用のジェルなどがありますが、ご自宅では食用油やオリーブオイルで代用してもらっても構いません。まずは尻尾をしっかり上にあげ、優しく挿入し体温計のスイッチを入れましょう。先端の銀色の部分(1~1.5センチ)が挿入できていれば大丈夫です。あとは測定終了を待つだけで完了します。どうしても嫌がってしまう時は、ペット用の体温計を使用してみましょう。先端が柔らかくしなるようにできているので、猫ちゃんが感じる違和感を抑える事ができます。とはいえ飛び回って嫌がるようであれば、かえって体温が上がってしまい正確な数値を見る事ができません。無理はせず、出来る範囲でトライしてみましょう。 発熱の主な原因は? 猫ちゃんの発熱の要因は様々さまざまで、自宅で発熱を確認できたとしてもその原因まで自宅で確定することはできません。あくまで受診する目安として体温測定を行いましょう。発熱を起こす代表的な疾患は以下になります。●細菌やウイルスによる感染症●外傷●熱中症●炎症性疾患●アレルギーどの疾患も動物病院での検査や治療が必要になる疾患です。様子見はせずに、速やかに動物病院に向かいましょう。 もしも発熱を確認したら 発熱を確認したらまずは動物病院を受診することが前提ですが、普段からお熱が高め、若干の発熱で本人は元気、など受診を迷うようなケースは遠慮せず動物病院に問い合わせ相談してみましょう。また、夏時期の発熱は熱中症の可能性があります。40度以上やHI(高熱により測定不能)と出た場合には緊急で受診してください。その際、体を濡れタオルで包み冷却処置を施しながら移動すると本人が楽になる事も。こちらも独断で動かず、一度動物病院に連絡してくださいね。自宅で体温測定が難しい場合でも、健康診断やワクチン接種などで受診をした際に、病院さんで体温を測ってもらい普段の平熱を知っておくと安心ですよ♪ 関連ブログ猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い? お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛猫が発熱!自宅でできるお熱の測り方や発熱の原因とは?

猫ちゃんと触れ合いの時間は幸せいっぱいの時間ですよね。ゴロゴロしているとそろりとやってきて、寄り添ってくれるなど猫ちゃんのツンデレにメロメロの方も多いのではないでしょうか?でもそんな時、もし普段より愛猫の体温が高く感じたら…?人間の様に簡単にお熱を測ることもできず、どうすればいいか戸惑う事もあるかもしれません。そこで今回は猫ちゃんの体温を自宅で測る方法や、発熱の原因として考えられることをまとめてみました。 目次■猫ちゃんの平熱■猫ちゃんの体温の測り方■発熱の主な原因は?■もしも発熱を確認したら 猫ちゃんの平熱 猫ちゃんの平熱は38~39度です。人間より高いのは通常のことですので心配はありません。平均的に子猫の方が平熱は高く、シニアの猫ちゃん達はやや低めになっています。個体差がありますので日頃から体温測定を行い、健康時の平熱を把握しておけると安心ですね。子猫は体温調節の機能がまだ未熟な事もあり、体が濡れたまま過ごしてしまったり、空調が効きすぎた部屋で過ごしていると短時間で低体温になってしまう事もあるため注意が必要です。 猫ちゃんの体温の測り方 人間は脇で体温測定を行いますが猫ちゃん達の正確なお熱は【直腸温】、つまり肛門から体温計を挿入し測定するのです。これがなかなか至難の業!よほどお利口、あるいは慣れている猫ちゃんでない限り嫌がって逃げてしまうのが普通だと考えましょう。無理に体温計を挿入すれば直腸を傷つけてしまう可能性もありますので、二人以上で測定は行ってくださいね。体温計は人間用の電子体温計でOKです。衛生面を考慮し先端はラップを薄く巻いておくといいでしょう。また、挿入時の違和感が猫ちゃんはとっても苦手。オイルをつけ潤滑をよくしておきます。動物病院では専用のジェルなどがありますが、ご自宅では食用油やオリーブオイルで代用してもらっても構いません。まずは尻尾をしっかり上にあげ、優しく挿入し体温計のスイッチを入れましょう。先端の銀色の部分(1~1.5センチ)が挿入できていれば大丈夫です。あとは測定終了を待つだけで完了します。どうしても嫌がってしまう時は、ペット用の体温計を使用してみましょう。先端が柔らかくしなるようにできているので、猫ちゃんが感じる違和感を抑える事ができます。とはいえ飛び回って嫌がるようであれば、かえって体温が上がってしまい正確な数値を見る事ができません。無理はせず、出来る範囲でトライしてみましょう。 発熱の主な原因は? 猫ちゃんの発熱の要因は様々さまざまで、自宅で発熱を確認できたとしてもその原因まで自宅で確定することはできません。あくまで受診する目安として体温測定を行いましょう。発熱を起こす代表的な疾患は以下になります。●細菌やウイルスによる感染症●外傷●熱中症●炎症性疾患●アレルギーどの疾患も動物病院での検査や治療が必要になる疾患です。様子見はせずに、速やかに動物病院に向かいましょう。 もしも発熱を確認したら 発熱を確認したらまずは動物病院を受診することが前提ですが、普段からお熱が高め、若干の発熱で本人は元気、など受診を迷うようなケースは遠慮せず動物病院に問い合わせ相談してみましょう。また、夏時期の発熱は熱中症の可能性があります。40度以上やHI(高熱により測定不能)と出た場合には緊急で受診してください。その際、体を濡れタオルで包み冷却処置を施しながら移動すると本人が楽になる事も。こちらも独断で動かず、一度動物病院に連絡してくださいね。自宅で体温測定が難しい場合でも、健康診断やワクチン接種などで受診をした際に、病院さんで体温を測ってもらい普段の平熱を知っておくと安心ですよ♪ 関連ブログ猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い? お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

連れて行っても大丈夫?噛み癖がある愛犬の動物病院受診のポイントとは

連れて行っても大丈夫?噛み癖がある愛犬の動物病院受診のポイントとは

人間にも色々な方がいるように、ワンちゃん達にも様々な性格の子がいます。それは個性であり愛犬のチャームポイントでもありますよね。ただ、なかには恐怖や不安にとってもデリケートでパニックを起こしやすい子や思考より先に口が出てしまうワンちゃんもいます。飼い主さんは困ってしまうかもしれませんが、これも愛犬が生まれ持った、あるいは生まれ育った環境によって形成された性格といえます。どんな性格でも可愛いことに変わりはありませんが、困ってしまうのが病院などお出かけの時。実際、気を遣われる飼い主さんも多くいらっしゃいます。そこで今回は、動物病院のスタッフ側視点から、安心して受診できるポイントをお伝えしていきます! 目次■噛んでしまうのは当然のこと■スタッフが多い病院の方がGOOD■飼い主さんも参戦!あると便利なアイテムは?■ナイトタイプはスタッフにお任せを■健康第一!緊急時は受診をためらわないで 噛んでしまうのは当然のこと まず、動物病院でお口が出てしまうことは当然だと思ってください。私たち人間は、具合が悪ければ自分自身で病院へ行き、症状を伝え、必要な検査を説明されたうえで処置を受けますよね。それでも不安を感じる事はありませんか?その点ワンちゃん達は、具合が悪い時にいきなり見知らぬ場所に連れてこられ、何をされるかわからないまま、見知らぬ人間たちに抑えられ採血されたり注射されたりするわけです...怖いですよね。鳴き叫んだり暴れたり、お口が出てしまうのは、ワンちゃんが感じている不安からくる本能的な行動。スタッフも慣れていますし、わかっています。逆にこういう性格です!と最初に教えていただけるとスタッフ、ワンちゃん、双方にとっての安全対策を取ることが出来るのでとっても助かります。もし愛犬が取りも出してしまう事があっても決して叱ったりはしないであげてくださいね。 スタッフが多い病院の方がGOOD お口が出やすく暴れてしまう可能性があるのであれば、できるだけスタッフ数がいる病院さんの方がおススメです。スタッフが多い方がスピーディーに診察や処置を受けることができるからです。動物病院のスタッフはやみくもにワンちゃんを抑えつけているわけではなく、【保定】とい技術を使ってワンちゃんを抑えています。これはスタッフだけでなく、ワンちゃん自身が安全に処置を受け、余計な痛みを感じなくて済むようお互いの身を守るための技術です。ただ体が大きいワンちゃんやパワーがある子だと、スタッフ1人より2~3人といた方が、より安定して抑えられ、確実に患部を確認し、そして処置もまた早く終わります。長引かせてしまうとワンちゃん自身も限界。処置どころか診察もできない状態になってしまいます。少なくとも2~3人のスタッフがいる病院を選びましょう。 飼い主さんも参戦!あると便利なアイテムは? デリケートなワンちゃん達の診察時、最も心強い存在は他の誰でもなく飼い主さんです。特に柴犬や日本犬系MIXなど、忠誠心が強いタイプのワンちゃん達は、飼い主さんが寄り添ってくださるだけで驚くほど大人しく処置を受けてくれたりします。もちろんそれでもお口が出てしまう子もいるのですが、そんな時は咬傷事故防止のために使用するエリザベスカラーや口輪、これをスタッフの代わりに飼い主さんがワンちゃんに装着してくださると、その後の診察や処置がとてもスムーズに進みます。不思議なことにスタッフが装着しようとすると興奮を煽ってしまう事が多いのですが、飼い主さんにお願いするとすんなりつけてくれる子がほとんどです。カラーや口輪を常備している病院も多いのですが、サイズがないこともあり、念のためにマイアイテムを持参するのもいいでしょう。 ナイトタイプはスタッフにお任せを 飼い主さんがいれば落ち着いて処置を受けられる子がいる一方で、飼い主さんから離れた方が大人しくなるというタイプの子もいます。個人的には小型犬に多い印象なのですが、動物病院のスタッフから飼い主さんを守ろうと果敢に攻撃をしかけてくる、いわゆるナイトタイプのワンちゃん達です…!お預かりの時は牙をむいて怒っていたのに、いざ飼い主さんから離れて処置室に入ると、不思議なことに採血もお注射もさせてくれます。そして飼い主さんにお返ししようとすると再びスタッフに牙をむく…といった感じです。その姿はまさに小さな騎士!こういったワンちゃんはスタッフにお任せしてOK!受け渡しの時だけ抱っこしてお尻の方から渡す、もしくはリードのまま受け渡し入り口まで飼い主さんが誘導するとスムーズに処置ができますよ。 健康第一!緊急時は受診をためらわないで 動物病院のスタッフは噛んでしまうワンちゃん達に抵抗はありません。当たり前の事と理解していますし、それに対応する知識や技術も持っています。ただ、さまざまな処置を行うにあたり、デリケートなワンちゃん達を守るためにも飼い主さんのご協力は必須です。そして何より体調が悪い、気になる事があるという時は受診をためらわずにいらしてください。病院が嫌いだから...噛んでしまうかもしれないから...と二の足を踏んでいる間に、深刻な事態になってしまってはいけません。どのような子も平等に医療を受けられるようスタッフは準備しています。気になる事は遠慮せず診てもらってくださいね! 関連ブログ・最大限の注意を!愛犬にできる熱中症対策・知っておきたい「ペットの熱中症」と予防・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・狂犬病は致死率100%!日本でも感染の可能性はある?ワクチンは本当に必要? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

連れて行っても大丈夫?噛み癖がある愛犬の動物病院受診のポイントとは

人間にも色々な方がいるように、ワンちゃん達にも様々な性格の子がいます。それは個性であり愛犬のチャームポイントでもありますよね。ただ、なかには恐怖や不安にとってもデリケートでパニックを起こしやすい子や思考より先に口が出てしまうワンちゃんもいます。飼い主さんは困ってしまうかもしれませんが、これも愛犬が生まれ持った、あるいは生まれ育った環境によって形成された性格といえます。どんな性格でも可愛いことに変わりはありませんが、困ってしまうのが病院などお出かけの時。実際、気を遣われる飼い主さんも多くいらっしゃいます。そこで今回は、動物病院のスタッフ側視点から、安心して受診できるポイントをお伝えしていきます! 目次■噛んでしまうのは当然のこと■スタッフが多い病院の方がGOOD■飼い主さんも参戦!あると便利なアイテムは?■ナイトタイプはスタッフにお任せを■健康第一!緊急時は受診をためらわないで 噛んでしまうのは当然のこと まず、動物病院でお口が出てしまうことは当然だと思ってください。私たち人間は、具合が悪ければ自分自身で病院へ行き、症状を伝え、必要な検査を説明されたうえで処置を受けますよね。それでも不安を感じる事はありませんか?その点ワンちゃん達は、具合が悪い時にいきなり見知らぬ場所に連れてこられ、何をされるかわからないまま、見知らぬ人間たちに抑えられ採血されたり注射されたりするわけです...怖いですよね。鳴き叫んだり暴れたり、お口が出てしまうのは、ワンちゃんが感じている不安からくる本能的な行動。スタッフも慣れていますし、わかっています。逆にこういう性格です!と最初に教えていただけるとスタッフ、ワンちゃん、双方にとっての安全対策を取ることが出来るのでとっても助かります。もし愛犬が取りも出してしまう事があっても決して叱ったりはしないであげてくださいね。 スタッフが多い病院の方がGOOD お口が出やすく暴れてしまう可能性があるのであれば、できるだけスタッフ数がいる病院さんの方がおススメです。スタッフが多い方がスピーディーに診察や処置を受けることができるからです。動物病院のスタッフはやみくもにワンちゃんを抑えつけているわけではなく、【保定】とい技術を使ってワンちゃんを抑えています。これはスタッフだけでなく、ワンちゃん自身が安全に処置を受け、余計な痛みを感じなくて済むようお互いの身を守るための技術です。ただ体が大きいワンちゃんやパワーがある子だと、スタッフ1人より2~3人といた方が、より安定して抑えられ、確実に患部を確認し、そして処置もまた早く終わります。長引かせてしまうとワンちゃん自身も限界。処置どころか診察もできない状態になってしまいます。少なくとも2~3人のスタッフがいる病院を選びましょう。 飼い主さんも参戦!あると便利なアイテムは? デリケートなワンちゃん達の診察時、最も心強い存在は他の誰でもなく飼い主さんです。特に柴犬や日本犬系MIXなど、忠誠心が強いタイプのワンちゃん達は、飼い主さんが寄り添ってくださるだけで驚くほど大人しく処置を受けてくれたりします。もちろんそれでもお口が出てしまう子もいるのですが、そんな時は咬傷事故防止のために使用するエリザベスカラーや口輪、これをスタッフの代わりに飼い主さんがワンちゃんに装着してくださると、その後の診察や処置がとてもスムーズに進みます。不思議なことにスタッフが装着しようとすると興奮を煽ってしまう事が多いのですが、飼い主さんにお願いするとすんなりつけてくれる子がほとんどです。カラーや口輪を常備している病院も多いのですが、サイズがないこともあり、念のためにマイアイテムを持参するのもいいでしょう。 ナイトタイプはスタッフにお任せを 飼い主さんがいれば落ち着いて処置を受けられる子がいる一方で、飼い主さんから離れた方が大人しくなるというタイプの子もいます。個人的には小型犬に多い印象なのですが、動物病院のスタッフから飼い主さんを守ろうと果敢に攻撃をしかけてくる、いわゆるナイトタイプのワンちゃん達です…!お預かりの時は牙をむいて怒っていたのに、いざ飼い主さんから離れて処置室に入ると、不思議なことに採血もお注射もさせてくれます。そして飼い主さんにお返ししようとすると再びスタッフに牙をむく…といった感じです。その姿はまさに小さな騎士!こういったワンちゃんはスタッフにお任せしてOK!受け渡しの時だけ抱っこしてお尻の方から渡す、もしくはリードのまま受け渡し入り口まで飼い主さんが誘導するとスムーズに処置ができますよ。 健康第一!緊急時は受診をためらわないで 動物病院のスタッフは噛んでしまうワンちゃん達に抵抗はありません。当たり前の事と理解していますし、それに対応する知識や技術も持っています。ただ、さまざまな処置を行うにあたり、デリケートなワンちゃん達を守るためにも飼い主さんのご協力は必須です。そして何より体調が悪い、気になる事があるという時は受診をためらわずにいらしてください。病院が嫌いだから...噛んでしまうかもしれないから...と二の足を踏んでいる間に、深刻な事態になってしまってはいけません。どのような子も平等に医療を受けられるようスタッフは準備しています。気になる事は遠慮せず診てもらってくださいね! 関連ブログ・最大限の注意を!愛犬にできる熱中症対策・知っておきたい「ペットの熱中症」と予防・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・狂犬病は致死率100%!日本でも感染の可能性はある?ワクチンは本当に必要? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは

猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは

皆さんの愛猫のしっぽは、どんな形をしていますか?スラリと長かったり、ポンポンの様に丸く短い子、直角に曲がっていたりなど猫ちゃんの個性がとってもよく出ている部分でもありますよね。どんな形でも可愛らしいパーツですが、実はこのしっぽ、骨折してしまう事があるのをご存知でしょうか?骨折に限らず尻尾はケガをして重症化してしまう事が多々あります。そこで今回は猫ちゃんの“しっぽ”について少し掘り下げてご紹介していきます。 目次■猫ちゃんの尻尾の仕組み■尻尾のケガで多いのは?■もしもケガをしてしまったら■カギ尻尾はなんでなるの?■尻尾の形は愛猫の個性 猫ちゃんの尻尾の仕組み 猫ちゃんのしっぽは【尾椎】という骨が連結してできています。長い子で尾椎の数は20個ほど。その尾椎は脊椎と繋がっていて、尾の先端まで神経が通っています。触られている感覚もしっかりあります。お子さんが猫の尻尾にじゃれて遊んでいる時も猫ちゃんはちゃんとわかっていて、あえて遊ばせてあげているのですね。そして、そんな猫ちゃんの“しっぽ”にはお仕事がたくさん!体のかじ取りや、防寒アイテム、気持ちを表現するツールとして重要な働きをしている器官でもあるのです。 尻尾のケガで多いのは? 屋内飼育の猫ちゃん達は、意外にもしっぽを挟んでしまう怪我が多いようです。ドアや隙間に挟まれたり、飼い主さんがうっかり踏んでしまったり、お子さんが強く引っ張りすぎてしまったりすることがあります。また、最近では電動マッサージチェアに挟まれてしまう事故も珍しくありません。 一方、屋外で生活している猫ちゃんたちは、車や自転車に轢かれる、猫同士の喧嘩で傷を負うなど、さまざまな危険が存在します。 神経が通っているため、ケガをすれば痛みを感じます。放置すれば悪化してしまうため、ケガに気が付いたら出来るだけ早い治療開始が理想的です。 もしもケガをしてしまったら 尻尾に強い衝撃が加わると、骨折してしまったり脱臼してしまったり。神経が傷ついている場合には、損傷した部位から先が壊死してしまい、可愛いしっぽが枯れ枝のようになってしまう可能性もあります。ケガに気が付いたら、まずは動物病院を受診しましょう。レントゲンにて骨の異常を確認することが可能です。さらに状態に合わせて抗生剤や痛み止めの内服、注射、消毒やテーピングで固定する治療を行うことになります。もともとデリケートな部分ということもあり、テーピングなどをすると猫ちゃん自身も嫌がったり気にしたりするでしょう。しかし回復に向けて、ここはぐっと我慢してもらってくださいね。治療しても改善がなく、組織の壊死が進んでしまうようであれば、【断尾】といって壊死している部分を切除する手術を行わなくてはいけません。壊死がこれ以上進まないように、そしてその後の生活を問題なく送れるようにするための手術です。全身麻酔を使った手術になりますので、年齢や持病の有無によって獣医師と相談して執り行う事となります。また進行が早いと手術を行う前に自然に壊死した部分が落ちてしまう事も。 カギ尻尾はなんでなるの? しっぽが途中でカギの様に曲がっているカギしっぽ。尾椎に異常がある?と感じるかもしれませんが、基本的には遺伝子の問題で生まれ持った個性です。野生時代は、それこそ長い尾でなければ生活に支障が出てしまう事もありましたが、現代ではカギ尻尾でも特に問題はありませんよね。それゆえ徐々にカギ尻尾の遺伝子を持った猫ちゃん達が増えたのでは?と言われています。先天的なカギ尻尾の他に、前述したような外傷を負って後天的にカギ尻尾になる子もいます。どちらにしても痛みがないようであれば、個性として可愛がってあげましょう。 尻尾の形は愛猫の個性 実はカギ尻尾の猫ちゃんは国内外に関わらずとても縁起がいいとされています。商売繁盛をもたらしてくれる、幸運を引っかけてくれると言われ昔から愛されてきました。どのような形でも、尻尾の形は愛猫だけの特別な個性。たくさん愛でて、ケガや傷に気が付いた時は早めに動物病院へ連れて行ってあげてくださいね。 関連ブログ猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い? お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?猫の抜け毛が多い!?病院へ連れて行くべき?原因や対策猫ちゃんの誤食に要注意!身近にある危険な物とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

猫の“しっぽ”の不思議!もしもケガをしてしまった時の対処法とは

皆さんの愛猫のしっぽは、どんな形をしていますか?スラリと長かったり、ポンポンの様に丸く短い子、直角に曲がっていたりなど猫ちゃんの個性がとってもよく出ている部分でもありますよね。どんな形でも可愛らしいパーツですが、実はこのしっぽ、骨折してしまう事があるのをご存知でしょうか?骨折に限らず尻尾はケガをして重症化してしまう事が多々あります。そこで今回は猫ちゃんの“しっぽ”について少し掘り下げてご紹介していきます。 目次■猫ちゃんの尻尾の仕組み■尻尾のケガで多いのは?■もしもケガをしてしまったら■カギ尻尾はなんでなるの?■尻尾の形は愛猫の個性 猫ちゃんの尻尾の仕組み 猫ちゃんのしっぽは【尾椎】という骨が連結してできています。長い子で尾椎の数は20個ほど。その尾椎は脊椎と繋がっていて、尾の先端まで神経が通っています。触られている感覚もしっかりあります。お子さんが猫の尻尾にじゃれて遊んでいる時も猫ちゃんはちゃんとわかっていて、あえて遊ばせてあげているのですね。そして、そんな猫ちゃんの“しっぽ”にはお仕事がたくさん!体のかじ取りや、防寒アイテム、気持ちを表現するツールとして重要な働きをしている器官でもあるのです。 尻尾のケガで多いのは? 屋内飼育の猫ちゃん達は、意外にもしっぽを挟んでしまう怪我が多いようです。ドアや隙間に挟まれたり、飼い主さんがうっかり踏んでしまったり、お子さんが強く引っ張りすぎてしまったりすることがあります。また、最近では電動マッサージチェアに挟まれてしまう事故も珍しくありません。 一方、屋外で生活している猫ちゃんたちは、車や自転車に轢かれる、猫同士の喧嘩で傷を負うなど、さまざまな危険が存在します。 神経が通っているため、ケガをすれば痛みを感じます。放置すれば悪化してしまうため、ケガに気が付いたら出来るだけ早い治療開始が理想的です。 もしもケガをしてしまったら 尻尾に強い衝撃が加わると、骨折してしまったり脱臼してしまったり。神経が傷ついている場合には、損傷した部位から先が壊死してしまい、可愛いしっぽが枯れ枝のようになってしまう可能性もあります。ケガに気が付いたら、まずは動物病院を受診しましょう。レントゲンにて骨の異常を確認することが可能です。さらに状態に合わせて抗生剤や痛み止めの内服、注射、消毒やテーピングで固定する治療を行うことになります。もともとデリケートな部分ということもあり、テーピングなどをすると猫ちゃん自身も嫌がったり気にしたりするでしょう。しかし回復に向けて、ここはぐっと我慢してもらってくださいね。治療しても改善がなく、組織の壊死が進んでしまうようであれば、【断尾】といって壊死している部分を切除する手術を行わなくてはいけません。壊死がこれ以上進まないように、そしてその後の生活を問題なく送れるようにするための手術です。全身麻酔を使った手術になりますので、年齢や持病の有無によって獣医師と相談して執り行う事となります。また進行が早いと手術を行う前に自然に壊死した部分が落ちてしまう事も。 カギ尻尾はなんでなるの? しっぽが途中でカギの様に曲がっているカギしっぽ。尾椎に異常がある?と感じるかもしれませんが、基本的には遺伝子の問題で生まれ持った個性です。野生時代は、それこそ長い尾でなければ生活に支障が出てしまう事もありましたが、現代ではカギ尻尾でも特に問題はありませんよね。それゆえ徐々にカギ尻尾の遺伝子を持った猫ちゃん達が増えたのでは?と言われています。先天的なカギ尻尾の他に、前述したような外傷を負って後天的にカギ尻尾になる子もいます。どちらにしても痛みがないようであれば、個性として可愛がってあげましょう。 尻尾の形は愛猫の個性 実はカギ尻尾の猫ちゃんは国内外に関わらずとても縁起がいいとされています。商売繁盛をもたらしてくれる、幸運を引っかけてくれると言われ昔から愛されてきました。どのような形でも、尻尾の形は愛猫だけの特別な個性。たくさん愛でて、ケガや傷に気が付いた時は早めに動物病院へ連れて行ってあげてくださいね。 関連ブログ猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い? お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?猫の抜け毛が多い!?病院へ連れて行くべき?原因や対策猫ちゃんの誤食に要注意!身近にある危険な物とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?

ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?

可愛い愛犬ですが、時に噛みつかれてしまう事もあるかもしれません。また飼い主さんには牙をむかずとも、動物病院やトリミングサロン、見知らぬ人には怒ったり噛みに行ったりしてしまう...なんてことも珍しくありません。一度噛まれてしまい痛い思いをすると、なんだか愛犬が怖くなってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、ワンちゃん達が噛みつこうとするのはそれなりに理由があってのこと。今回は噛み癖があるワンちゃんについて、少し掘り下げてご紹介していきます。 目次■ワンちゃんが噛んでしまうのは本能的衝動■犬種によって差がある?■噛みつき対策■愛犬なりの理由があります ワンちゃんが噛んでしまうのは本能的衝動 まず基本的な事として【噛む】という行為はワンちゃん達にとってごく自然な行為だということを理解しておきましょう。手が自由に使えない分、口を使って物を運んだり自分の身を守ったりするのは野生時代から身についているごくごく当たり前の習性なのです。特に恐怖やストレス、焦り、悲しみ、などネガティブな感情がある時は反射的に口が出る事が多く、その力も本能に従って強いことが多いでしょう。例え飼い主さんのことを噛んでしまった時でも、ワンちゃん達は悪気があるわけではありません。ましてや飼い主さんのことを嫌い!なんて微塵も考えていませんので、まずはその行動に至った愛犬の感情を理解してあげてくださいね。 犬種によって差がある? 噛んでしまうのは本能的衝動であるとはいえ、頻繁に口が出てしまう子とそうでない子がいるのも事実です。これは飼い主さんに出会う前の生まれ育った環境や本人の性格による部分が大きいでしょう。また一概には言えませんが、なかには噛みつきやすい犬種というものも存在しています。動物病院で勤務しているとその傾向は一目瞭然だったりします。例えば警戒心が強く賢いチワワたちは、納得がいかない時や不安を感じた時に口が出ることが多いように感じます。温厚なイメージがあるダックスたちも、恐怖を感じたときは噛みつくことで一生懸命自分を守ろうとします。また飼い主さんに忠実だと言われる柴犬や日本犬系MIXのワンちゃん達は、自分が信頼していない人間にはかなり強い警戒心を抱くため、我慢しつつも、いつでも噛みつけるぞ!という戦闘態勢でいることが多いようです。個人的な印象としては、全体的に女の子は嫌!触らないで!納得いかないの!という拒絶の感情からお口が出る子が多く、男の子は怖い!不安!何するの?という恐怖の感情から噛むという行為へとつながっているように感じます。また、ピットブルや土佐犬などは元来闘犬として産まれてきた犬種は、他の犬種と比べると噛む力も非常に強いです。 噛みつき対策 まずは【なぜ噛みつくのか】を考えましょう。自宅内で飼い主さんに口が出るようであれば、知らぬうちに愛犬が不快に感じる事をしていたり、家族内での序列が乱れているのかもしれません。日常的に大きなストレスを感じているとメンタル面が不安定になり、噛みつきにつながります。また噛んだ時に怒鳴りつけたり体罰を与える事は恐怖心を煽ってしまい逆効果です。噛んではいけないものを噛んでしまった時は、【低い声で注意をしてしばらく放置する】というのが基本的なトレーニング方法。まずは、噛む=放っておかれる、嫌なことが起こる、ということを理解してもらいましょう。ただし流血してしまうほどの噛み癖がついてしまっている時はプロのトレーナーさんに頼るのも一つです。また動物病院やサロンでの噛みつきは慣れてもらう、楽しいと感じるようになることがポイントです。用事がなくても出向き、スタッフからおやつをあげてもらう...なんていうのも効果的かもしれませんね。とはいえ、自宅とは違いワンちゃんが不安や恐怖を感じやすい場所です。スタッフも慣れていますし、怖がる気持ちもしっかり理解していますので、事前に『噛んでしまうかも』と伝えて、対処してもらいましょう。 愛犬なりの理由があります いかがでしたか?ちなみに私が飼っていた愛犬は、分離不安症がありメンタルが不安定になると私にはもちろん、自分自身にも牙をむくタイプでした…。噛みつき行為は愛犬なりに必ず理由があります。楽しく穏やかに生活ができるよう、まずは原因を探ってみてくださいね! 関連ブログ・最大限の注意を!愛犬にできる熱中症対策・知っておきたい「ペットの熱中症」と予防・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・犬のフィラリア予防、病気の実態や飲み忘れ時の対応方法とは ・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・狂犬病は致死率100%!日本でも感染の可能性はある?ワクチンは本当に必要? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

ワンちゃんが噛みつく理由!犬種によって違いがあるって本当?

可愛い愛犬ですが、時に噛みつかれてしまう事もあるかもしれません。また飼い主さんには牙をむかずとも、動物病院やトリミングサロン、見知らぬ人には怒ったり噛みに行ったりしてしまう...なんてことも珍しくありません。一度噛まれてしまい痛い思いをすると、なんだか愛犬が怖くなってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、ワンちゃん達が噛みつこうとするのはそれなりに理由があってのこと。今回は噛み癖があるワンちゃんについて、少し掘り下げてご紹介していきます。 目次■ワンちゃんが噛んでしまうのは本能的衝動■犬種によって差がある?■噛みつき対策■愛犬なりの理由があります ワンちゃんが噛んでしまうのは本能的衝動 まず基本的な事として【噛む】という行為はワンちゃん達にとってごく自然な行為だということを理解しておきましょう。手が自由に使えない分、口を使って物を運んだり自分の身を守ったりするのは野生時代から身についているごくごく当たり前の習性なのです。特に恐怖やストレス、焦り、悲しみ、などネガティブな感情がある時は反射的に口が出る事が多く、その力も本能に従って強いことが多いでしょう。例え飼い主さんのことを噛んでしまった時でも、ワンちゃん達は悪気があるわけではありません。ましてや飼い主さんのことを嫌い!なんて微塵も考えていませんので、まずはその行動に至った愛犬の感情を理解してあげてくださいね。 犬種によって差がある? 噛んでしまうのは本能的衝動であるとはいえ、頻繁に口が出てしまう子とそうでない子がいるのも事実です。これは飼い主さんに出会う前の生まれ育った環境や本人の性格による部分が大きいでしょう。また一概には言えませんが、なかには噛みつきやすい犬種というものも存在しています。動物病院で勤務しているとその傾向は一目瞭然だったりします。例えば警戒心が強く賢いチワワたちは、納得がいかない時や不安を感じた時に口が出ることが多いように感じます。温厚なイメージがあるダックスたちも、恐怖を感じたときは噛みつくことで一生懸命自分を守ろうとします。また飼い主さんに忠実だと言われる柴犬や日本犬系MIXのワンちゃん達は、自分が信頼していない人間にはかなり強い警戒心を抱くため、我慢しつつも、いつでも噛みつけるぞ!という戦闘態勢でいることが多いようです。個人的な印象としては、全体的に女の子は嫌!触らないで!納得いかないの!という拒絶の感情からお口が出る子が多く、男の子は怖い!不安!何するの?という恐怖の感情から噛むという行為へとつながっているように感じます。また、ピットブルや土佐犬などは元来闘犬として産まれてきた犬種は、他の犬種と比べると噛む力も非常に強いです。 噛みつき対策 まずは【なぜ噛みつくのか】を考えましょう。自宅内で飼い主さんに口が出るようであれば、知らぬうちに愛犬が不快に感じる事をしていたり、家族内での序列が乱れているのかもしれません。日常的に大きなストレスを感じているとメンタル面が不安定になり、噛みつきにつながります。また噛んだ時に怒鳴りつけたり体罰を与える事は恐怖心を煽ってしまい逆効果です。噛んではいけないものを噛んでしまった時は、【低い声で注意をしてしばらく放置する】というのが基本的なトレーニング方法。まずは、噛む=放っておかれる、嫌なことが起こる、ということを理解してもらいましょう。ただし流血してしまうほどの噛み癖がついてしまっている時はプロのトレーナーさんに頼るのも一つです。また動物病院やサロンでの噛みつきは慣れてもらう、楽しいと感じるようになることがポイントです。用事がなくても出向き、スタッフからおやつをあげてもらう...なんていうのも効果的かもしれませんね。とはいえ、自宅とは違いワンちゃんが不安や恐怖を感じやすい場所です。スタッフも慣れていますし、怖がる気持ちもしっかり理解していますので、事前に『噛んでしまうかも』と伝えて、対処してもらいましょう。 愛犬なりの理由があります いかがでしたか?ちなみに私が飼っていた愛犬は、分離不安症がありメンタルが不安定になると私にはもちろん、自分自身にも牙をむくタイプでした…。噛みつき行為は愛犬なりに必ず理由があります。楽しく穏やかに生活ができるよう、まずは原因を探ってみてくださいね! 関連ブログ・最大限の注意を!愛犬にできる熱中症対策・知っておきたい「ペットの熱中症」と予防・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは・犬のフィラリア予防、病気の実態や飲み忘れ時の対応方法とは ・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・狂犬病は致死率100%!日本でも感染の可能性はある?ワクチンは本当に必要? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?

愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?

皆さんは【猫引っかき病】という病名を聞いたことがありますか?元気がいい猫ちゃんと一緒に暮らしている愛猫家さんには、ちょっと気になるネーミングですよね。この猫引っかき病、症状が出るのは人間だけで猫ちゃんには無症状という病気。今回は具体的な症状や予防策についてご紹介していきます。 猫引っかき病とは 猫引っかき病はその名の通り、猫ちゃんに引っかかれることで発症する病気です。飼い主さんであれば研ぎに研がれた猫の爪がどれほど鋭く、攻撃力があるかはご存知ですよね。この病気の原因となるのは【バルトネラヘンセレ】という菌で、ネコノミに寄生しています。バルトネラ菌が寄生したネコノミがついた猫ちゃんに咬まれたり引っかかれると、人間に感染し症状が出てくるのです。ただしバルトネラ菌自体が猫ちゃんに悪さすることはないため、外見上で猫ちゃんが菌を保持しているかどうかは判断することができません。 猫ひっかき病の症状は? 傷を負ってから10日前後で傷口に近いリンパに腫れが見られます。手なら脇のリンパが、足なら鼠径部のリンパに異変が現れるでしょう。その他発熱や痛み、腫れ、倦怠感などの症状も。自然治癒することも多いのですが、治癒するまで数週間以上かかることもあるので、速やかに病院を受診し治療してもらいましょう。 治療方法は? 抗生剤で治療を行い、内服薬か点滴かは患部の状態を見た医師が判断します。患部の腫れはひどい場合にはクリーニングの処置も行われるでしょう。確定診断を行うには血液を抜き、バルトネラ菌を検出できるPCR検査を行って診断します。 予防の方法はある? 一番は猫ちゃんとの距離感を大切にすること。そしてしっかりとノミの予防や定期的な爪切りを行う事です。なお、ホームセンターなどで市販されている予防薬は予防効果が十分ではありませんので、動物病院で購入できるものを使用してくださいね。室内飼いの猫ちゃんも危険はありますが、外で生活している猫ちゃん達は菌を持っている可能性が高いので、特に要注意。触ることができても、抱っこしたり捕獲しようとすると豹変することもあります。無理なことはせず、上手にお付き合いしていきましょう。 もしも傷を負ってしまったら 猫ちゃんに咬まれたり引っかかれたりすることで発症する病気は、猫引っかき病だけではありません。本当にさまざまな感染症のリスクがあります。猫ちゃんのお口の中には細菌も多いですし、野良猫ちゃん達はたくさんのウイルスを持っています。私たち動物病院のスタッフは細心の注意を払い、負傷した時は速やかに処置、受診をします。それでもその後、指が動かしにくくなってしまったり、大きな病院を受診しなければならないほどの大事になってしまうこともあるのです。もしケガをしてしまった時は、すぐに傷口を洗い流して、病院で受診してくださいね。その際、病院は形成外科がおススメです! 関連ブログ猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い? お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!猫にも必要?フィラリア予防とそのメリットとは猫の抜け毛が多い!?病院へ連れて行くべき?原因や対策猫ちゃんの誤食に要注意!身近にある危険な物とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?

皆さんは【猫引っかき病】という病名を聞いたことがありますか?元気がいい猫ちゃんと一緒に暮らしている愛猫家さんには、ちょっと気になるネーミングですよね。この猫引っかき病、症状が出るのは人間だけで猫ちゃんには無症状という病気。今回は具体的な症状や予防策についてご紹介していきます。 猫引っかき病とは 猫引っかき病はその名の通り、猫ちゃんに引っかかれることで発症する病気です。飼い主さんであれば研ぎに研がれた猫の爪がどれほど鋭く、攻撃力があるかはご存知ですよね。この病気の原因となるのは【バルトネラヘンセレ】という菌で、ネコノミに寄生しています。バルトネラ菌が寄生したネコノミがついた猫ちゃんに咬まれたり引っかかれると、人間に感染し症状が出てくるのです。ただしバルトネラ菌自体が猫ちゃんに悪さすることはないため、外見上で猫ちゃんが菌を保持しているかどうかは判断することができません。 猫ひっかき病の症状は? 傷を負ってから10日前後で傷口に近いリンパに腫れが見られます。手なら脇のリンパが、足なら鼠径部のリンパに異変が現れるでしょう。その他発熱や痛み、腫れ、倦怠感などの症状も。自然治癒することも多いのですが、治癒するまで数週間以上かかることもあるので、速やかに病院を受診し治療してもらいましょう。 治療方法は? 抗生剤で治療を行い、内服薬か点滴かは患部の状態を見た医師が判断します。患部の腫れはひどい場合にはクリーニングの処置も行われるでしょう。確定診断を行うには血液を抜き、バルトネラ菌を検出できるPCR検査を行って診断します。 予防の方法はある? 一番は猫ちゃんとの距離感を大切にすること。そしてしっかりとノミの予防や定期的な爪切りを行う事です。なお、ホームセンターなどで市販されている予防薬は予防効果が十分ではありませんので、動物病院で購入できるものを使用してくださいね。室内飼いの猫ちゃんも危険はありますが、外で生活している猫ちゃん達は菌を持っている可能性が高いので、特に要注意。触ることができても、抱っこしたり捕獲しようとすると豹変することもあります。無理なことはせず、上手にお付き合いしていきましょう。 もしも傷を負ってしまったら 猫ちゃんに咬まれたり引っかかれたりすることで発症する病気は、猫引っかき病だけではありません。本当にさまざまな感染症のリスクがあります。猫ちゃんのお口の中には細菌も多いですし、野良猫ちゃん達はたくさんのウイルスを持っています。私たち動物病院のスタッフは細心の注意を払い、負傷した時は速やかに処置、受診をします。それでもその後、指が動かしにくくなってしまったり、大きな病院を受診しなければならないほどの大事になってしまうこともあるのです。もしケガをしてしまった時は、すぐに傷口を洗い流して、病院で受診してくださいね。その際、病院は形成外科がおススメです! 関連ブログ猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い? お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介!猫にも必要?フィラリア予防とそのメリットとは猫の抜け毛が多い!?病院へ連れて行くべき?原因や対策猫ちゃんの誤食に要注意!身近にある危険な物とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは

愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは

可愛い愛犬の瞳、つぶらで見つめられるとグッときてしまいますよね。そんなワンちゃん達に非常に多く見られるのが【白内障】です。飼い主さんが想像していたよりずっと早い段階から目が白っぽくなってきてしまった...なんてお声もよく耳にします。この白内障、進行すると視力はどうなってしまうのでしょうか?今回は白内障の症状や治療方法にスポットをあて、ご紹介していきます。 目次■白内障とは■白内障の症状や原因■治療の方法は?■お付き合いしていくのも選択肢の一つ 白内障とは ワンちゃんの眼球の中で、本来は透明でピントを合わせるカメラレンズのような役割を果たしているのが、【水晶体】と呼ばれる部分です。白内障はこの水晶体の部分が何らかの理由で白く濁ってしまう状態のことを指します。白内障には「初発」「未熟」「成熟」「過熟」と4つの段階があり、進むにつれ白濁が進行し、視力が失われていきます。発症する原因は様々ですが、老齢性のものと先天性のものが多く、前者はプードル、ビーグル、シュナウザー、柴犬、ミニチュアダックスフンド、ヨークシャーテリア、後者はレトリバー犬種、ウエストハイランドホワイトテリアなどが好発犬種とされています。 白内障の症状や原因 初発の段階では水晶体の白濁はほとんどわからず、視力にもあまり影響がないため気が付くことは難しいかもしれません。進行するに伴って眼球の奥の方が白っぽくなっていき、その範囲が徐々に広がっていきます。ワンちゃんの視力は、もともとあまりよくなく、嗅覚や聴覚に頼って行動しているので、少し視力が落ちてきたくらいでは生活に支障が出る事はほとんどありません。ただし成熟期に入り白濁範囲が広がると、視力の大部分を失ってしまうために、今までできていた段差の上り下り、お散歩、トイレへの移動など、日常生活をスムーズにこなせなくなることもあります。また過熟期に入ると眼球の構造自体が壊れ、目が委縮してしまったり、炎症を起こしたりすることもあり、本人が強い痛みを感じる時も...白内障が、視神経に障害が起こり視野が狭くなってしまう緑内障という病気に繋がってしまう場合もあるため、定期的なチェックが必要となります。前述した老齢性、先天性発症の他に糖尿病や外傷が発症原因となる事もあります。若いにも関わらず白内障の発症が確認できた時は、血液検査を行って発症原因を探っていくようになるでしょう。 治療の方法は? 白内障の治療には点眼やサプリメントで行う内科的治療と、専門動物病院で水晶体の白濁を吸引する手術を受ける外科的治療の2つがあります。内科的治療は白内障を治す治療ではなく、進行を遅らせたり痛みを緩和することがメイン治療となり、効果は個体差によって大きく異なります。また、進行していればしているほど効果は出にくいとも言われています。反対に外科的治療は、成功すれば視力も回復することができる治療方法です。ただし手術を行うことができるのは、眼科専門の動物病院となるので紹介状が必要なケースも。まずはかかりつけ医で相談してみてくださいね。費用は片目30~40万円前後が平均的で、金銭的負担も大きくなる手術です。また術後しばらくして再発の可能性もありますので、獣医師とよく相談のうえ治療方針を決めていきましょう。 お付き合いしていくのも選択肢の一つ 視力がなくなるなんて可哀想…多くの飼い主さんはそう感じていると思います。実際に視力が低下し、今までできていたことができなくなってしまう姿に胸を痛める方も多いでしょう。ただワンちゃんの白内障はとてもポピュラーな病気であり、どうしても避けれないケースがほとんどです。発症した年齢、愛犬の性格や持病の有無、総合的に見てどのような治療が愛犬に合っているかご家族で検討してみてくださいね。動物病院で勤務していると、特に治療はせず、目が見えなくても生活しやすいよう家具の配置などに工夫しながら白内障のワンちゃんと生活されている、たくさんの飼い主さんとお会いします。周囲のサポートがあれば、白内障を患ったワンちゃんたちも、今まで通り楽しく生活ができるのだなと痛感します。もちろん他の病気や症状を併発している時は治療が必要なケースもありますので、定期的にチェックしながら病気との付き合い方を考えてみましょう。 関連ブログ・最大限の注意を!愛犬にできる熱中症対策・知っておきたい「ペットの熱中症」と予防・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・犬のフィラリア症、感染率はどれくらい?もしも感染してしまった時は?・犬のフィラリア予防、病気の実態や飲み忘れ時の対応方法とは ・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・狂犬病は致死率100%!日本でも感染の可能性はある?ワクチンは本当に必要? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛犬の目が真っ白に?白内障の治療や予防の方法とは

可愛い愛犬の瞳、つぶらで見つめられるとグッときてしまいますよね。そんなワンちゃん達に非常に多く見られるのが【白内障】です。飼い主さんが想像していたよりずっと早い段階から目が白っぽくなってきてしまった...なんてお声もよく耳にします。この白内障、進行すると視力はどうなってしまうのでしょうか?今回は白内障の症状や治療方法にスポットをあて、ご紹介していきます。 目次■白内障とは■白内障の症状や原因■治療の方法は?■お付き合いしていくのも選択肢の一つ 白内障とは ワンちゃんの眼球の中で、本来は透明でピントを合わせるカメラレンズのような役割を果たしているのが、【水晶体】と呼ばれる部分です。白内障はこの水晶体の部分が何らかの理由で白く濁ってしまう状態のことを指します。白内障には「初発」「未熟」「成熟」「過熟」と4つの段階があり、進むにつれ白濁が進行し、視力が失われていきます。発症する原因は様々ですが、老齢性のものと先天性のものが多く、前者はプードル、ビーグル、シュナウザー、柴犬、ミニチュアダックスフンド、ヨークシャーテリア、後者はレトリバー犬種、ウエストハイランドホワイトテリアなどが好発犬種とされています。 白内障の症状や原因 初発の段階では水晶体の白濁はほとんどわからず、視力にもあまり影響がないため気が付くことは難しいかもしれません。進行するに伴って眼球の奥の方が白っぽくなっていき、その範囲が徐々に広がっていきます。ワンちゃんの視力は、もともとあまりよくなく、嗅覚や聴覚に頼って行動しているので、少し視力が落ちてきたくらいでは生活に支障が出る事はほとんどありません。ただし成熟期に入り白濁範囲が広がると、視力の大部分を失ってしまうために、今までできていた段差の上り下り、お散歩、トイレへの移動など、日常生活をスムーズにこなせなくなることもあります。また過熟期に入ると眼球の構造自体が壊れ、目が委縮してしまったり、炎症を起こしたりすることもあり、本人が強い痛みを感じる時も...白内障が、視神経に障害が起こり視野が狭くなってしまう緑内障という病気に繋がってしまう場合もあるため、定期的なチェックが必要となります。前述した老齢性、先天性発症の他に糖尿病や外傷が発症原因となる事もあります。若いにも関わらず白内障の発症が確認できた時は、血液検査を行って発症原因を探っていくようになるでしょう。 治療の方法は? 白内障の治療には点眼やサプリメントで行う内科的治療と、専門動物病院で水晶体の白濁を吸引する手術を受ける外科的治療の2つがあります。内科的治療は白内障を治す治療ではなく、進行を遅らせたり痛みを緩和することがメイン治療となり、効果は個体差によって大きく異なります。また、進行していればしているほど効果は出にくいとも言われています。反対に外科的治療は、成功すれば視力も回復することができる治療方法です。ただし手術を行うことができるのは、眼科専門の動物病院となるので紹介状が必要なケースも。まずはかかりつけ医で相談してみてくださいね。費用は片目30~40万円前後が平均的で、金銭的負担も大きくなる手術です。また術後しばらくして再発の可能性もありますので、獣医師とよく相談のうえ治療方針を決めていきましょう。 お付き合いしていくのも選択肢の一つ 視力がなくなるなんて可哀想…多くの飼い主さんはそう感じていると思います。実際に視力が低下し、今までできていたことができなくなってしまう姿に胸を痛める方も多いでしょう。ただワンちゃんの白内障はとてもポピュラーな病気であり、どうしても避けれないケースがほとんどです。発症した年齢、愛犬の性格や持病の有無、総合的に見てどのような治療が愛犬に合っているかご家族で検討してみてくださいね。動物病院で勤務していると、特に治療はせず、目が見えなくても生活しやすいよう家具の配置などに工夫しながら白内障のワンちゃんと生活されている、たくさんの飼い主さんとお会いします。周囲のサポートがあれば、白内障を患ったワンちゃんたちも、今まで通り楽しく生活ができるのだなと痛感します。もちろん他の病気や症状を併発している時は治療が必要なケースもありますので、定期的にチェックしながら病気との付き合い方を考えてみましょう。 関連ブログ・最大限の注意を!愛犬にできる熱中症対策・知っておきたい「ペットの熱中症」と予防・歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら... ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・犬のフィラリア症、感染率はどれくらい?もしも感染してしまった時は?・犬のフィラリア予防、病気の実態や飲み忘れ時の対応方法とは ・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・狂犬病は致死率100%!日本でも感染の可能性はある?ワクチンは本当に必要? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

動物看護師から見るペットと飼い主さんの姿、それぞれの愛の形

動物看護師から見るペットと飼い主さんの姿、それぞれの愛の形

突然ですが、今回の記事では私が普段動物医療の現場から見ているペットと飼い主さんの姿についてお伝えしてみようと思います。一つ一つのご家庭に愛の形があり、想像よりずっと硬い絆で結ばれているペットという存在。我が子との絆を再確認するきっかけになれば嬉しく思います。 目次■飼い主さんとペットは似ている?■しっかり理解してくれています■お別れのタイミングはペットが決めている?■限られた時間を楽しんで過ごしてください 飼い主さんとペットは似ている? 動物看護師になって15年ほどがたちますが、初期のころから感じていたことがあります。それは【飼い主さんとペットはとてもよく似ている】ということ。私だけが感じているのかなと思っていましたが、ふとこのことを口にすると、多くのスタッフが同様の感覚を感じていました。外見が似ているという時もあれば、雰囲気や性格が似ているということも。お話好きの飼い主さんのペットちゃんは、やっぱりよくお話してくれる子が多く、とても礼儀正しい飼い主さんのペットちゃんは我慢強く律儀な性格の子が多かったりします。もともとペットを迎える時に、自分や家族に似ている子を選ぶ傾向にあるそうですが、個人的には飼い主さんと一緒に暮らしていくなかで似てきたのだろうな...と感じます。“夫婦は似てくる”なんて言いますが、飼い主さんとペットの間にも深い絆ができるからこその現象なのでしょうね♪ しっかり理解してくれています 愛猫や愛犬は飼い主さんの気持ちや言葉をしっかり理解しています。そして感受性が豊かな子だと、飼い主さんの気持ちや家庭内の雰囲気をいち早く察知して気を遣ってみることも…!よく妊娠中の飼い主さんから、うちの子は甘えん坊で独占欲が強いタイプで、赤ちゃんが生まれてきたらヤキモチを妬いてしまわないか心配...なんてご相談を受けたりします。もちろん子供に対しての反応は、それぞれ違うので一概には言えませんが、産まれてみると飼い主さんが驚くほど甲斐甲斐しくお世話をしたり遊んであげる子が多いように感じます。大好きな飼い主さんにとって大切な存在だと、きちんと理解しているからこその行動なのでしょう。ただ彼らはとっても健気なので中にはヤキモチを我慢して体調を壊してしまう子もいます…!ぜひペットを愛でる時間も作ってあげてくださいね。 お別れのタイミングはペットが決めている? いつかはやってきてしまう、ペットとのお別れ。考えるだけでも涙が出てきてしまいますよね。私自身、動物看護師をしていても愛犬との別れは想像をはるかに超えた寂しさと悲しみの海の中にいるような感覚でした。でも、不思議なことにそのお別れのタイミングはペット達が決めているのかな?と感じる事が多々あります。入院中でも飼い主さんが面会にくる時間まで頑張ってくれる子、退院して家族に抱っこされた途端息を引き取る子、安心できるおうちにいるときに旅立つ子…その子の性格や飼い主さんの気持ちなどを汲んだタイミングで虹の橋を渡るペット達が本当に多いのです。 もちろん看取れなかった、お留守番中にいってしまった、というお声もあると思います。ただ経験上、どのような子もエンジェルケアを行う際に感じるのは、とても穏やかな顔をしているということ。愛され、満たされていたペット達は「ぼくはこんなに幸せだったよ」「わたしはこんなにがんばったよ」と教えてくれます。時が経ち、落ち着いた時に、飼い主さんがすっと受け入れられるようなタイミングや旅立ち方を、ペット達が決めてくれているのかもしれませんね。 限られた時間を楽しんで過ごしてください ペット達の寿命は年々伸び、ハイシニア期に入っても元気に過ごせる子が増えているなと感じています。それでも、愛犬や愛猫はあっという間に飼い主さんの年齢を超えていってしまいますし、一緒に過ごせる時間は限られています。その現実を悲しむのではなく、その限られた時間をどうしたら目いっぱい楽しめるのかを考えてみましょう!大切なペットとの日常が愛に溢れ、ますます幸せなものになりますように。 関連ブログ・【ペット雑学】ペットにまつわる世界のユニークな法律・飼い主さんだからこそ思いつく!困った時にペットに有効な裏技テク ・ ペットの健康診断!?受ける頻度や金額の目安はどれくらい? ・ 愛犬・愛猫との別れに立ち直れない時は ・ びっくり仰天!動物病院エピソード~生命の不思議編 ・ 愛が溢れる飼い主さん!動物病院での珍エピソード ・【ペット雑学】柴犬の”柴”って?ワンちゃんの意外な語源を大調査 ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

動物看護師から見るペットと飼い主さんの姿、それぞれの愛の形

突然ですが、今回の記事では私が普段動物医療の現場から見ているペットと飼い主さんの姿についてお伝えしてみようと思います。一つ一つのご家庭に愛の形があり、想像よりずっと硬い絆で結ばれているペットという存在。我が子との絆を再確認するきっかけになれば嬉しく思います。 目次■飼い主さんとペットは似ている?■しっかり理解してくれています■お別れのタイミングはペットが決めている?■限られた時間を楽しんで過ごしてください 飼い主さんとペットは似ている? 動物看護師になって15年ほどがたちますが、初期のころから感じていたことがあります。それは【飼い主さんとペットはとてもよく似ている】ということ。私だけが感じているのかなと思っていましたが、ふとこのことを口にすると、多くのスタッフが同様の感覚を感じていました。外見が似ているという時もあれば、雰囲気や性格が似ているということも。お話好きの飼い主さんのペットちゃんは、やっぱりよくお話してくれる子が多く、とても礼儀正しい飼い主さんのペットちゃんは我慢強く律儀な性格の子が多かったりします。もともとペットを迎える時に、自分や家族に似ている子を選ぶ傾向にあるそうですが、個人的には飼い主さんと一緒に暮らしていくなかで似てきたのだろうな...と感じます。“夫婦は似てくる”なんて言いますが、飼い主さんとペットの間にも深い絆ができるからこその現象なのでしょうね♪ しっかり理解してくれています 愛猫や愛犬は飼い主さんの気持ちや言葉をしっかり理解しています。そして感受性が豊かな子だと、飼い主さんの気持ちや家庭内の雰囲気をいち早く察知して気を遣ってみることも…!よく妊娠中の飼い主さんから、うちの子は甘えん坊で独占欲が強いタイプで、赤ちゃんが生まれてきたらヤキモチを妬いてしまわないか心配...なんてご相談を受けたりします。もちろん子供に対しての反応は、それぞれ違うので一概には言えませんが、産まれてみると飼い主さんが驚くほど甲斐甲斐しくお世話をしたり遊んであげる子が多いように感じます。大好きな飼い主さんにとって大切な存在だと、きちんと理解しているからこその行動なのでしょう。ただ彼らはとっても健気なので中にはヤキモチを我慢して体調を壊してしまう子もいます…!ぜひペットを愛でる時間も作ってあげてくださいね。 お別れのタイミングはペットが決めている? いつかはやってきてしまう、ペットとのお別れ。考えるだけでも涙が出てきてしまいますよね。私自身、動物看護師をしていても愛犬との別れは想像をはるかに超えた寂しさと悲しみの海の中にいるような感覚でした。でも、不思議なことにそのお別れのタイミングはペット達が決めているのかな?と感じる事が多々あります。入院中でも飼い主さんが面会にくる時間まで頑張ってくれる子、退院して家族に抱っこされた途端息を引き取る子、安心できるおうちにいるときに旅立つ子…その子の性格や飼い主さんの気持ちなどを汲んだタイミングで虹の橋を渡るペット達が本当に多いのです。 もちろん看取れなかった、お留守番中にいってしまった、というお声もあると思います。ただ経験上、どのような子もエンジェルケアを行う際に感じるのは、とても穏やかな顔をしているということ。愛され、満たされていたペット達は「ぼくはこんなに幸せだったよ」「わたしはこんなにがんばったよ」と教えてくれます。時が経ち、落ち着いた時に、飼い主さんがすっと受け入れられるようなタイミングや旅立ち方を、ペット達が決めてくれているのかもしれませんね。 限られた時間を楽しんで過ごしてください ペット達の寿命は年々伸び、ハイシニア期に入っても元気に過ごせる子が増えているなと感じています。それでも、愛犬や愛猫はあっという間に飼い主さんの年齢を超えていってしまいますし、一緒に過ごせる時間は限られています。その現実を悲しむのではなく、その限られた時間をどうしたら目いっぱい楽しめるのかを考えてみましょう!大切なペットとの日常が愛に溢れ、ますます幸せなものになりますように。 関連ブログ・【ペット雑学】ペットにまつわる世界のユニークな法律・飼い主さんだからこそ思いつく!困った時にペットに有効な裏技テク ・ ペットの健康診断!?受ける頻度や金額の目安はどれくらい? ・ 愛犬・愛猫との別れに立ち直れない時は ・ びっくり仰天!動物病院エピソード~生命の不思議編 ・ 愛が溢れる飼い主さん!動物病院での珍エピソード ・【ペット雑学】柴犬の”柴”って?ワンちゃんの意外な語源を大調査 ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?

猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?

愛猫の顔を撫でている時に、ふと顎下が汚れていることに気が付いたことありませんか?ご飯の汚れかな?なんてあまり気にせず放置してしまう事も多いかと思いますが...実はこれ、【猫ニキビ】の可能性があります。どのような猫ちゃんでも起こる可能性がある皮膚の病気で、放置すると重度の皮膚病に進行してしまう事もあるのです。今回はそんな猫ニキビの詳細や治療方法、自宅でできるケアについてご紹介します。 目次■猫ニキビ(挫創)とは■猫ニキビができてしまう原因■治療の方法■繰り返してしまう事も 猫ニキビ(挫創)とは 猫ニキビは挫創(ざそう)と言われる皮膚の病気で、別名アクネとも呼ばれます。年齢や種類に関係なく発症する皮膚疾患ですが、個人的にはミックス種でシニアの猫ちゃんに多く見かける印象です。毛繕いが難しい口周りにできるのが特徴で、黒っぽくザラザラとした発疹ができるようになります。軽度、中度、重度と症状に段階があり軽度のうちに適切なケアを行うことで進行を防ぐ事ができます。軽度では、黒っぽいブツブツが少しできるだけで本人は気にすることもありません。中度になると、痒みや違和感を感じるようになり床に顎をこすりつけるような仕草が見られたり、皮膚に赤みが出てくるようになります。更に進行して重度になると皮膚に強い痛みや痒みを感じるようになり、脱毛、出血、排膿などの皮膚症状が伴うようになってしまいます。本人が気にしてこすりつける事が皮膚の刺激になって症状が進行してしまう事も。本人に自覚症状がない初期のうちに、気づいて対処してあげられるとベストです。 猫ニキビができてしまう原因 猫ニキビは、普段から食事や水を飲んだりと汚れやすい場所であるにも関わらず、本人が毛繕いすることができない部分ということが一番の原因であると考えられています。舌で舐め取って綺麗にしようとする子もいますが、口内細菌によって感染を起こしてしまう事が猫ニキビに繋がる可能性も。その他アレルギーやストレスも要因と言われており、食器の変更や生活習慣の改善で症状がよくなることも。また猫ニキビではなく寄生虫がいた、というケースもありますので注意が必要です。 治療の方法 軽度であれば自宅でケアするだけでもOKです。ぬるま湯に浸したガーゼやコットンで優しくふき取ってあげましょう。ノミ取りコームを通すと黒い汚れを綺麗に取ることができます。ここでしっかりケアできれば、中度以上への進行を食い止める事が可能です。硬いブラシやタオルでゴシゴシしてしまうのはNG!かえって皮膚が炎症を起こし症状が進行してしまいます。本人に自覚症状が出てくる中度以上は、動物病院を受診したほうがいいでしょう。皮膚の状態に合わせ、内服薬や塗り薬で治療が始まります。重度まで進行してしまった場合は、定期的な通院が必要です。治療にも少し時間がかかりますので、獣医師に指示を仰いでくださいね。 繰り返してしまう事も 一度ケアや治療を行っても、短期間で猫ニキビを繰り返してしまう事は珍しくありません。汚れやすい部分でもあるため、毎食後や就寝前にお口周りをチェックする習慣をつけておくと安心です。また猫ニキビだと思っていても、実はノミ糞だったというケースも。症状が軽度であっても改善が見られない時は、一度動物病院を受診してみてくださいね。直接命に関わるような病気ではありませんが、進行してしまうと猫ちゃんは不快な症状に見舞われてしまいます。早期の発見とケアができるよう、日頃よりしっかり管理してあげましょう。 関連ブログ愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い? お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介! ペットのノミ・マダニ予防、開始時期やお薬選びのポイントとは?猫にも必要?フィラリア予防とそのメリットとは猫の抜け毛が多い!?病院へ連れて行くべき?原因や対策猫ちゃんの誤食に要注意!身近にある危険な物とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

猫ちゃんのニキビ、できてしまう原因や治療の方法とは?

愛猫の顔を撫でている時に、ふと顎下が汚れていることに気が付いたことありませんか?ご飯の汚れかな?なんてあまり気にせず放置してしまう事も多いかと思いますが...実はこれ、【猫ニキビ】の可能性があります。どのような猫ちゃんでも起こる可能性がある皮膚の病気で、放置すると重度の皮膚病に進行してしまう事もあるのです。今回はそんな猫ニキビの詳細や治療方法、自宅でできるケアについてご紹介します。 目次■猫ニキビ(挫創)とは■猫ニキビができてしまう原因■治療の方法■繰り返してしまう事も 猫ニキビ(挫創)とは 猫ニキビは挫創(ざそう)と言われる皮膚の病気で、別名アクネとも呼ばれます。年齢や種類に関係なく発症する皮膚疾患ですが、個人的にはミックス種でシニアの猫ちゃんに多く見かける印象です。毛繕いが難しい口周りにできるのが特徴で、黒っぽくザラザラとした発疹ができるようになります。軽度、中度、重度と症状に段階があり軽度のうちに適切なケアを行うことで進行を防ぐ事ができます。軽度では、黒っぽいブツブツが少しできるだけで本人は気にすることもありません。中度になると、痒みや違和感を感じるようになり床に顎をこすりつけるような仕草が見られたり、皮膚に赤みが出てくるようになります。更に進行して重度になると皮膚に強い痛みや痒みを感じるようになり、脱毛、出血、排膿などの皮膚症状が伴うようになってしまいます。本人が気にしてこすりつける事が皮膚の刺激になって症状が進行してしまう事も。本人に自覚症状がない初期のうちに、気づいて対処してあげられるとベストです。 猫ニキビができてしまう原因 猫ニキビは、普段から食事や水を飲んだりと汚れやすい場所であるにも関わらず、本人が毛繕いすることができない部分ということが一番の原因であると考えられています。舌で舐め取って綺麗にしようとする子もいますが、口内細菌によって感染を起こしてしまう事が猫ニキビに繋がる可能性も。その他アレルギーやストレスも要因と言われており、食器の変更や生活習慣の改善で症状がよくなることも。また猫ニキビではなく寄生虫がいた、というケースもありますので注意が必要です。 治療の方法 軽度であれば自宅でケアするだけでもOKです。ぬるま湯に浸したガーゼやコットンで優しくふき取ってあげましょう。ノミ取りコームを通すと黒い汚れを綺麗に取ることができます。ここでしっかりケアできれば、中度以上への進行を食い止める事が可能です。硬いブラシやタオルでゴシゴシしてしまうのはNG!かえって皮膚が炎症を起こし症状が進行してしまいます。本人に自覚症状が出てくる中度以上は、動物病院を受診したほうがいいでしょう。皮膚の状態に合わせ、内服薬や塗り薬で治療が始まります。重度まで進行してしまった場合は、定期的な通院が必要です。治療にも少し時間がかかりますので、獣医師に指示を仰いでくださいね。 繰り返してしまう事も 一度ケアや治療を行っても、短期間で猫ニキビを繰り返してしまう事は珍しくありません。汚れやすい部分でもあるため、毎食後や就寝前にお口周りをチェックする習慣をつけておくと安心です。また猫ニキビだと思っていても、実はノミ糞だったというケースも。症状が軽度であっても改善が見られない時は、一度動物病院を受診してみてくださいね。直接命に関わるような病気ではありませんが、進行してしまうと猫ちゃんは不快な症状に見舞われてしまいます。早期の発見とケアができるよう、日頃よりしっかり管理してあげましょう。 関連ブログ愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い? お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介! ペットのノミ・マダニ予防、開始時期やお薬選びのポイントとは?猫にも必要?フィラリア予防とそのメリットとは猫の抜け毛が多い!?病院へ連れて行くべき?原因や対策猫ちゃんの誤食に要注意!身近にある危険な物とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら...

歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら...

ワンちゃん達のお口の中を、まじまじと見てみたことはありますか?毎日歯磨きをする人間に対し、歯磨きを毎日の習慣にできているワンちゃんはとっても少ないかと思います。子犬期から歯磨きにチャレンジしていても本能的にお口を触られることを嫌がる子も多いので毎日となると大変ですよね。野生の世界では歯垢や歯肉がつきにくい食生活を送ることとなりますが、一般の家庭で暮らすワンちゃん達はそうもいきません。3歳以上になると約8割ものワンちゃん達が歯肉炎を発症しているというデータもあるほどです。さらに歯垢や歯肉炎が発症の起因となる【根尖膿瘍(こんせんのうよう)】は、とても身近な疾患です。もし愛犬が根尖膿瘍になってしまったら?今回は病気の詳細や治療の方法についてまとめました。 目次■根尖膿瘍とは■根尖膿瘍の症状■治療の方法は?■セカンドオピニオンも視野に   根尖膿瘍とは 根尖膿瘍とは歯の根元(根尖部)に炎症が起き、周りの組織が壊れてしまう病気です。進行すると歯根部に膿が溜まり、顔の皮膚を突き破って膿があふれ出てくることも。牛皮ガムなどで歯茎に傷がつく外傷が原因になることもありますが、多くは加齢と共に歯周病や歯肉炎が重症化し歯肉が劣化、細菌感染、炎症を起こすことが引き金となります。膿が溜まっている状態はワンちゃん自身も違和感や痛みを感じる事が多く、食事を食べにくそうにしたり、痛みから食欲が落ちてしまう事もあります。 根尖膿瘍の症状 根尖膿瘍の代表的な症状は●顔の腫れ●顔の傷●くしゃみ●鼻水●鼻血などがあげられます。くしゃみや鼻水の症状は口腔内と鼻腔が貫通してしまう事で出る症状で、くしゃみが止まらず連続で出てしまうようなこともあります。食欲や元気が無くなってしまうワンちゃんも少なくなく、食事をしっかり取れない日が続くと腎臓や肝臓に二次的な病気を発症してしまいますので、早期に治療を開始してあげることが重要です。 治療の方法は? 根尖膿瘍を根治させる治療は、麻酔をかけた歯科処置となります。悪さをしている部分の歯は原則抜歯します。歯科用レントゲンを撮影し、患部を特定してから手術を行う場合もありますが、肉眼で見て特定できるようであればレントゲンは撮らずに手術に踏み切ることも。その際、症状は出ていなくても歯肉が劣化し、今後根尖膿瘍になりうる歯も一緒に抜歯することが多いでしょう。どこまで歯を残すかは獣医師と飼い主さんで相談して決定します。年齢や持病があり麻酔のリスクが高く手術を行うことができない時は、抗生剤や抗炎症剤の内服薬を服用して治療を行います。皮膚が膿で盛り上がっているような場合、一度破裂させてしまう方が皮膚の回復は早いこともあります。爆発寸前のニキビをイメージしていただくとわかりやすいかもしれませんね。ただし内服薬での治療方法は根治に至るものではなく、あくまで対症療法となりますので回復しても一定期間をおいて再発してしまう事も珍しくありません。 セカンドオピニオンも視野に 基本的に動物病院には診療科目はなく、一人の獣医師が様々な症状に対応して治療を行います。歯科レントゲンなどは、専門の動物病院にある検査機器で一般の動物病院のほとんどが保持していません。歯科専門で診療を行う動物病院であれば、詳しく患部の状態を見てくれると共に治療の選択肢も幅広く用意されています。何度も繰り返してしまう、別の治療方法を検討したい、という時はセカンドオピニオンも視野にいれて考えてみましょう。 関連ブログ・最大限の注意を!愛犬にできる熱中症対策・知っておきたい「ペットの熱中症」と予防・春の健康診断!メリットや受診すべき愛犬の目安は? ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・犬のフィラリア症、感染率はどれくらい?もしも感染してしまった時は?・犬のフィラリア予防、病気の実態や飲み忘れ時の対応方法とは ・犬の心臓の病気、僧帽弁閉鎖不全症とは?治療や予後について徹底解説します。・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・狂犬病は致死率100%!日本でも感染の可能性はある?ワクチンは本当に必要? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

歯石が爆発する?愛犬が根尖膿瘍と診断されたら...

ワンちゃん達のお口の中を、まじまじと見てみたことはありますか?毎日歯磨きをする人間に対し、歯磨きを毎日の習慣にできているワンちゃんはとっても少ないかと思います。子犬期から歯磨きにチャレンジしていても本能的にお口を触られることを嫌がる子も多いので毎日となると大変ですよね。野生の世界では歯垢や歯肉がつきにくい食生活を送ることとなりますが、一般の家庭で暮らすワンちゃん達はそうもいきません。3歳以上になると約8割ものワンちゃん達が歯肉炎を発症しているというデータもあるほどです。さらに歯垢や歯肉炎が発症の起因となる【根尖膿瘍(こんせんのうよう)】は、とても身近な疾患です。もし愛犬が根尖膿瘍になってしまったら?今回は病気の詳細や治療の方法についてまとめました。 目次■根尖膿瘍とは■根尖膿瘍の症状■治療の方法は?■セカンドオピニオンも視野に   根尖膿瘍とは 根尖膿瘍とは歯の根元(根尖部)に炎症が起き、周りの組織が壊れてしまう病気です。進行すると歯根部に膿が溜まり、顔の皮膚を突き破って膿があふれ出てくることも。牛皮ガムなどで歯茎に傷がつく外傷が原因になることもありますが、多くは加齢と共に歯周病や歯肉炎が重症化し歯肉が劣化、細菌感染、炎症を起こすことが引き金となります。膿が溜まっている状態はワンちゃん自身も違和感や痛みを感じる事が多く、食事を食べにくそうにしたり、痛みから食欲が落ちてしまう事もあります。 根尖膿瘍の症状 根尖膿瘍の代表的な症状は●顔の腫れ●顔の傷●くしゃみ●鼻水●鼻血などがあげられます。くしゃみや鼻水の症状は口腔内と鼻腔が貫通してしまう事で出る症状で、くしゃみが止まらず連続で出てしまうようなこともあります。食欲や元気が無くなってしまうワンちゃんも少なくなく、食事をしっかり取れない日が続くと腎臓や肝臓に二次的な病気を発症してしまいますので、早期に治療を開始してあげることが重要です。 治療の方法は? 根尖膿瘍を根治させる治療は、麻酔をかけた歯科処置となります。悪さをしている部分の歯は原則抜歯します。歯科用レントゲンを撮影し、患部を特定してから手術を行う場合もありますが、肉眼で見て特定できるようであればレントゲンは撮らずに手術に踏み切ることも。その際、症状は出ていなくても歯肉が劣化し、今後根尖膿瘍になりうる歯も一緒に抜歯することが多いでしょう。どこまで歯を残すかは獣医師と飼い主さんで相談して決定します。年齢や持病があり麻酔のリスクが高く手術を行うことができない時は、抗生剤や抗炎症剤の内服薬を服用して治療を行います。皮膚が膿で盛り上がっているような場合、一度破裂させてしまう方が皮膚の回復は早いこともあります。爆発寸前のニキビをイメージしていただくとわかりやすいかもしれませんね。ただし内服薬での治療方法は根治に至るものではなく、あくまで対症療法となりますので回復しても一定期間をおいて再発してしまう事も珍しくありません。 セカンドオピニオンも視野に 基本的に動物病院には診療科目はなく、一人の獣医師が様々な症状に対応して治療を行います。歯科レントゲンなどは、専門の動物病院にある検査機器で一般の動物病院のほとんどが保持していません。歯科専門で診療を行う動物病院であれば、詳しく患部の状態を見てくれると共に治療の選択肢も幅広く用意されています。何度も繰り返してしまう、別の治療方法を検討したい、という時はセカンドオピニオンも視野にいれて考えてみましょう。 関連ブログ・最大限の注意を!愛犬にできる熱中症対策・知っておきたい「ペットの熱中症」と予防・春の健康診断!メリットや受診すべき愛犬の目安は? ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・犬のフィラリア症、感染率はどれくらい?もしも感染してしまった時は?・犬のフィラリア予防、病気の実態や飲み忘れ時の対応方法とは ・犬の心臓の病気、僧帽弁閉鎖不全症とは?治療や予後について徹底解説します。・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?・狂犬病は致死率100%!日本でも感染の可能性はある?ワクチンは本当に必要? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い?

愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い?

猫ちゃんを飼っていると、時折【トキソプラズマ症】という言葉を耳にするかもしれません。特に妊娠された方は病院の先生や身の回りの方から「気をつけてね」なんて声をかけられ、不安に思う事もあるのではないでしょうか?このトキソプラズマ症、なんだか物々しいネーミングで不安感を煽ってきますが、しっかりとした知識と対策をしていれば猫ちゃんとの生活は問題ありません。今回はトキソプラズマ感染症とはそもそもどのような病気なのか、また対策についてご紹介いたします。 トキソプラズマ感染症とは トキソプラズマ感染症は、その名の通り【トキソプラズマ】という寄生虫に感染することで引き起こされる病気です。人間はもちろん、全ての哺乳類、鳥類が感染する人畜共通感染症でもあります。全人類で見るとなんと約3分の1が感染しているとも言われ、決して珍しい病気ではありません。健康な方であれば感染しても無症状なことが多く、ごくまれにリンパの腫れや発熱が見られる程度です。 ただし、初回感染が免疫の落ちている状態、特に妊娠中であった場合には、お腹の赤ちゃんに感染し重篤な症状が引き起こされる可能性があるため要注意とされています。 感染経路は?なぜ猫ちゃんに気をつけるの? 主な感染経路は、3つ。・トキソプラズマに汚染された土や猫の糞便が誤って口に入る・汚染された生肉や野菜を食べる・母親から胎盤を通して胎児にトキソプラズマが移行する妊娠中の土いじりがよくないと言われるのは、ここからきているのですね。さまざまな動物が感染するのに、なぜ猫だけが要注意とされているのかというと...糞便中にトキソプラズマを排出するのが猫ちゃんだけだからです。ですが全ての猫というわけではありません!過去に感染していた猫ちゃんは既に抗体を保持しているので、糞便中に感染力のあるトキソプラズマを排出することはありません。あくまでトキソプラズマに初回感染し3日~3週間の間のみなのです。 妊婦さんが注意したいポイント 猫ちゃんと一緒に暮らしている妊婦さんは不安に感じてしまうかもしれませんが、猫ちゃんだって大切な家族の一人。そして新しい家族が増えるのですから一緒にお迎えしたいと考えるのは当然のことです。そこで安心して妊娠期間を過ごすために以下のようなことに注意してみましょう。■愛猫にトキソプラズマ抗体があるか調べる愛猫が既に抗体を持っていれば、過去に感染していたということ。つまり糞便中に感染力を持つトキソプラズマが排出されることはないのでひと安心です。これは基本的には、どこの動物病院でも検査可能です。外部の検査センターに検体を出すので、結果が出るまでは数日かかるかと思います。受診前に念のため検査可能かどうか問い合わせてみてくださいね。■自身にトキソプラズマ抗体があるかの検査を受けるこちらは産院で検査を受ける事ができます。妊婦検診時の初回検査に含まれていることもありますが、任意のオプションにしている病院も多いので直接聞いてみましょう。そして抗体がないと分かれば、感染に注意しながら生活をしましょう。また、抗体がみられる時でも、1つは過去の感染で獲得した安心できる抗体、そしてもう1つは直近の感染が疑われる場合です。後者の場合は更に詳しい検査を行い、投薬治療の必要があるかどうかが判断されることとなります。■トイレ周りのお掃除を変わってもらう猫ちゃんのトイレ周りのお掃除は、可能であればパートナーに代わってもらうと安心です。ただし猫ちゃんはとっても綺麗好きですから、汚れたまま長時間放置してしまうのはトイレトラブルにつながりかねません。もし妊婦さんがお掃除されるようであれば、マスクや手袋をして、掃除後はしっかり手洗いうがいをしてください。 感染源は猫ちゃんだけではありません ちなみに私は15年動物病院で勤務し、妊娠出産も経験していますが、トキソプラズマの検査は受けませんでした。しっかりと注意すればさして感染のリスクは高くないからです。実際、妊婦さんのトキソプラズマ感染の確率は0.1%程度です。更にその中で母児感染する確率は20~30%、万が一の場合でもきちんと治療する薬が処方されます。また、妊娠週数によっても胎児への影響度も異なるのです。トキソプラズマの感染は猫ちゃんからとは限りません。生肉や野菜から体内に入ってしまう方が、ずっと確率は高いと思います。ありとあらゆることが気になり不安になってしまう妊娠期間、愛猫のことを大切に思うからこそ不安に感じてしまうかもしれません。ですが正しい知識を持ってさえいれば、怖くもなんともありません。しっかり対策を取り、安心して新しい家族を愛猫ちゃんと一緒にお迎えしてくださいね。 関連ブログ お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介! ペットのノミ・マダニ予防、開始時期やお薬選びのポイントとは? 猫のかかりやすい病気vol.1~下部尿路疾患猫のかかりやすい病気vol.2~猫風邪猫にも必要?フィラリア予防とそのメリットとは猫の抜け毛が多い!?病院へ連れて行くべき?原因や対策猫ちゃんの誤食に要注意!身近にある危険な物とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛猫家や妊婦さん必見!トキソプラズマ感染症って怖い?

猫ちゃんを飼っていると、時折【トキソプラズマ症】という言葉を耳にするかもしれません。特に妊娠された方は病院の先生や身の回りの方から「気をつけてね」なんて声をかけられ、不安に思う事もあるのではないでしょうか?このトキソプラズマ症、なんだか物々しいネーミングで不安感を煽ってきますが、しっかりとした知識と対策をしていれば猫ちゃんとの生活は問題ありません。今回はトキソプラズマ感染症とはそもそもどのような病気なのか、また対策についてご紹介いたします。 トキソプラズマ感染症とは トキソプラズマ感染症は、その名の通り【トキソプラズマ】という寄生虫に感染することで引き起こされる病気です。人間はもちろん、全ての哺乳類、鳥類が感染する人畜共通感染症でもあります。全人類で見るとなんと約3分の1が感染しているとも言われ、決して珍しい病気ではありません。健康な方であれば感染しても無症状なことが多く、ごくまれにリンパの腫れや発熱が見られる程度です。 ただし、初回感染が免疫の落ちている状態、特に妊娠中であった場合には、お腹の赤ちゃんに感染し重篤な症状が引き起こされる可能性があるため要注意とされています。 感染経路は?なぜ猫ちゃんに気をつけるの? 主な感染経路は、3つ。・トキソプラズマに汚染された土や猫の糞便が誤って口に入る・汚染された生肉や野菜を食べる・母親から胎盤を通して胎児にトキソプラズマが移行する妊娠中の土いじりがよくないと言われるのは、ここからきているのですね。さまざまな動物が感染するのに、なぜ猫だけが要注意とされているのかというと...糞便中にトキソプラズマを排出するのが猫ちゃんだけだからです。ですが全ての猫というわけではありません!過去に感染していた猫ちゃんは既に抗体を保持しているので、糞便中に感染力のあるトキソプラズマを排出することはありません。あくまでトキソプラズマに初回感染し3日~3週間の間のみなのです。 妊婦さんが注意したいポイント 猫ちゃんと一緒に暮らしている妊婦さんは不安に感じてしまうかもしれませんが、猫ちゃんだって大切な家族の一人。そして新しい家族が増えるのですから一緒にお迎えしたいと考えるのは当然のことです。そこで安心して妊娠期間を過ごすために以下のようなことに注意してみましょう。■愛猫にトキソプラズマ抗体があるか調べる愛猫が既に抗体を持っていれば、過去に感染していたということ。つまり糞便中に感染力を持つトキソプラズマが排出されることはないのでひと安心です。これは基本的には、どこの動物病院でも検査可能です。外部の検査センターに検体を出すので、結果が出るまでは数日かかるかと思います。受診前に念のため検査可能かどうか問い合わせてみてくださいね。■自身にトキソプラズマ抗体があるかの検査を受けるこちらは産院で検査を受ける事ができます。妊婦検診時の初回検査に含まれていることもありますが、任意のオプションにしている病院も多いので直接聞いてみましょう。そして抗体がないと分かれば、感染に注意しながら生活をしましょう。また、抗体がみられる時でも、1つは過去の感染で獲得した安心できる抗体、そしてもう1つは直近の感染が疑われる場合です。後者の場合は更に詳しい検査を行い、投薬治療の必要があるかどうかが判断されることとなります。■トイレ周りのお掃除を変わってもらう猫ちゃんのトイレ周りのお掃除は、可能であればパートナーに代わってもらうと安心です。ただし猫ちゃんはとっても綺麗好きですから、汚れたまま長時間放置してしまうのはトイレトラブルにつながりかねません。もし妊婦さんがお掃除されるようであれば、マスクや手袋をして、掃除後はしっかり手洗いうがいをしてください。 感染源は猫ちゃんだけではありません ちなみに私は15年動物病院で勤務し、妊娠出産も経験していますが、トキソプラズマの検査は受けませんでした。しっかりと注意すればさして感染のリスクは高くないからです。実際、妊婦さんのトキソプラズマ感染の確率は0.1%程度です。更にその中で母児感染する確率は20~30%、万が一の場合でもきちんと治療する薬が処方されます。また、妊娠週数によっても胎児への影響度も異なるのです。トキソプラズマの感染は猫ちゃんからとは限りません。生肉や野菜から体内に入ってしまう方が、ずっと確率は高いと思います。ありとあらゆることが気になり不安になってしまう妊娠期間、愛猫のことを大切に思うからこそ不安に感じてしまうかもしれません。ですが正しい知識を持ってさえいれば、怖くもなんともありません。しっかり対策を取り、安心して新しい家族を愛猫ちゃんと一緒にお迎えしてくださいね。 関連ブログ お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介! ペットのノミ・マダニ予防、開始時期やお薬選びのポイントとは? 猫のかかりやすい病気vol.1~下部尿路疾患猫のかかりやすい病気vol.2~猫風邪猫にも必要?フィラリア予防とそのメリットとは猫の抜け毛が多い!?病院へ連れて行くべき?原因や対策猫ちゃんの誤食に要注意!身近にある危険な物とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

狂犬病は致死率100%!日本でも感染の可能性はある?ワクチンは本当に必要?

狂犬病は致死率100%!日本でも感染の可能性はある?ワクチンは本当に必要?

春時期になると役所から届く狂犬病ワクチンのお手紙。動物病院や居住地区の集合注射で接種される方が多いのではないでしょうか?なかには春ではなく、秋や冬に接種しているという方もいますよね。狂犬病予防接種は役所から一括で春時期にお知らせがくるので、春接種のワンちゃんが多いというだけで接種自体は年間を通していつでも行うことができます。ちまたでは、【日本では狂犬病は存在しておらず、接種は必要がない】【獣医師が金儲けのためだけに行っている注射】なんていわれることもあります。でも、これは大間違い。その理由を、狂犬病の恐ろしさと合わせご紹介していきます。 狂犬病とは? 狂犬病は動物にも人にも感染する人畜共通感染症で、一度感染するとその致死率はほぼ100%と言われる恐ろしい病気でもあります。狂犬病ウイルスを持った動物の唾液が傷口に接触することで、感染が広がっていきます。一番多く報告されているのは、既に感染している犬に咬まれ感染してしまうケース。ただしコウモリやキツネなどの野生動物からもウイルスは検出されており、注意すべきは犬だけとは限りません。世界的に見ると狂犬病を根絶できている国はごくわずかで、今もなお狂犬病で命を失う人間や動物たちは後を絶ちません。 ▲世界の発生状況(WHO,2017年)引用:厚生労働省HP 日本でも感染の可能性はある? 現在日本は数少ない狂犬病根絶国で、ワンちゃんに咬まれても感染の可能性はありません。これは1950年に狂犬病予防法が確立され、当時の方々の努力があった結果成し得た大きな成果です。それまでは日本でも狂犬病によって亡くなる方やワンちゃんがたくさんいました。1956年に最後の感染者が確認されて以降日本で感染はなく、予防法ができてからたったの7年で根絶することに成功しています。 狂犬病の症状 狂犬病に感染すると以下のような症状が出ます。人と犬とで見ていきましょう。【人の場合】1~3ヵ月の潜伏期間の後、発熱や倦怠感などインフルエンザのような初期症状が出始めます。その後一気に神経症状が見られ、水や風を怖がるようになったり、幻覚を見て錯乱状態になるように。さらにその後は昏睡状態となり、ここまでくると救命は困難とされています。【犬の場合】2週間から2ヵ月の潜伏期間の後、性格が変化し凶暴になっていきます。その後興奮状態となり、目に入る全てのものに咬みつく、光や音に過剰に反応する、徘徊する、ヨダレを垂らすなど、それまでとは全く異なる姿へと変貌...最終的には昏睡状態となり死に至ります。 治療や予防の方法 基本的に狂犬病は、一度発症すると有効な治療方法はありません。だからこそ予防がとても大切になってきます。ワンちゃんであれば1年に1回の狂犬病予防接種、人間であれば狂犬病が存在している国へ出国する前に狂犬病ワクチンを接種します。人間が狂犬病を持った動物に咬まれてしまい、かつ発症前に気が付くことができれば、その時点でワクチンを接種することも発症予防につながります。ワンちゃんを連れて海外へ出国する場合には、短期間で複数回の狂犬病予防接種を行い、抗体価があがったことを検査で証明してからでないと出国できないこともあります。これは国によってルールが異なりますので出国先の規定を遵守しましょう。 狂犬病接種は必要です 狂犬病が日本に存在していないのは、狂犬病予防法ができて以降ワンちゃん達の畜犬登録と狂犬病の予防接種が義務化されたからです。そしてその義務を飼い主さん達がしっかり守ってきたからこそ、この安全な世界ができたと言っても過言ではありません。なかには高齢であったり、持病があって狂犬病予防接種を受けられないワンちゃんもいます。アレルギーがある子も同様ですね。でも、事情があって接種ができない子たちを守ることができるのは、接種できるワンちゃん達がしっかりと予防接種を受けてくれているからなのです。今後狂犬病が海外から持ち込まれる可能性もまた、ゼロではありません。■関連ブログ狂犬病予防注射を打つ時期は?必要な手続きや金額とはネット社会になり、さまざまな情報が溢れています。この記事もその一つであることに違いはありません。ですがもし不安や疑問に感じる事があった時は、ネットではなく実際に獣医師や動物医療関係者に情報の真偽を確かめてくださいね。その行動が愛犬を守っていくことにつながっていきます。 関連ブログ・最大限の注意を!愛犬にできる熱中症対策・知っておきたい「ペットの熱中症」と予防・春の健康診断!メリットや受診すべき愛犬の目安は? ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・犬のフィラリア症、感染率はどれくらい?もしも感染してしまった時は?・犬のフィラリア予防、病気の実態や飲み忘れ時の対応方法とは ・犬の心臓の病気、僧帽弁閉鎖不全症とは?治療や予後について徹底解説します。・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

狂犬病は致死率100%!日本でも感染の可能性はある?ワクチンは本当に必要?

春時期になると役所から届く狂犬病ワクチンのお手紙。動物病院や居住地区の集合注射で接種される方が多いのではないでしょうか?なかには春ではなく、秋や冬に接種しているという方もいますよね。狂犬病予防接種は役所から一括で春時期にお知らせがくるので、春接種のワンちゃんが多いというだけで接種自体は年間を通していつでも行うことができます。ちまたでは、【日本では狂犬病は存在しておらず、接種は必要がない】【獣医師が金儲けのためだけに行っている注射】なんていわれることもあります。でも、これは大間違い。その理由を、狂犬病の恐ろしさと合わせご紹介していきます。 狂犬病とは? 狂犬病は動物にも人にも感染する人畜共通感染症で、一度感染するとその致死率はほぼ100%と言われる恐ろしい病気でもあります。狂犬病ウイルスを持った動物の唾液が傷口に接触することで、感染が広がっていきます。一番多く報告されているのは、既に感染している犬に咬まれ感染してしまうケース。ただしコウモリやキツネなどの野生動物からもウイルスは検出されており、注意すべきは犬だけとは限りません。世界的に見ると狂犬病を根絶できている国はごくわずかで、今もなお狂犬病で命を失う人間や動物たちは後を絶ちません。 ▲世界の発生状況(WHO,2017年)引用:厚生労働省HP 日本でも感染の可能性はある? 現在日本は数少ない狂犬病根絶国で、ワンちゃんに咬まれても感染の可能性はありません。これは1950年に狂犬病予防法が確立され、当時の方々の努力があった結果成し得た大きな成果です。それまでは日本でも狂犬病によって亡くなる方やワンちゃんがたくさんいました。1956年に最後の感染者が確認されて以降日本で感染はなく、予防法ができてからたったの7年で根絶することに成功しています。 狂犬病の症状 狂犬病に感染すると以下のような症状が出ます。人と犬とで見ていきましょう。【人の場合】1~3ヵ月の潜伏期間の後、発熱や倦怠感などインフルエンザのような初期症状が出始めます。その後一気に神経症状が見られ、水や風を怖がるようになったり、幻覚を見て錯乱状態になるように。さらにその後は昏睡状態となり、ここまでくると救命は困難とされています。【犬の場合】2週間から2ヵ月の潜伏期間の後、性格が変化し凶暴になっていきます。その後興奮状態となり、目に入る全てのものに咬みつく、光や音に過剰に反応する、徘徊する、ヨダレを垂らすなど、それまでとは全く異なる姿へと変貌...最終的には昏睡状態となり死に至ります。 治療や予防の方法 基本的に狂犬病は、一度発症すると有効な治療方法はありません。だからこそ予防がとても大切になってきます。ワンちゃんであれば1年に1回の狂犬病予防接種、人間であれば狂犬病が存在している国へ出国する前に狂犬病ワクチンを接種します。人間が狂犬病を持った動物に咬まれてしまい、かつ発症前に気が付くことができれば、その時点でワクチンを接種することも発症予防につながります。ワンちゃんを連れて海外へ出国する場合には、短期間で複数回の狂犬病予防接種を行い、抗体価があがったことを検査で証明してからでないと出国できないこともあります。これは国によってルールが異なりますので出国先の規定を遵守しましょう。 狂犬病接種は必要です 狂犬病が日本に存在していないのは、狂犬病予防法ができて以降ワンちゃん達の畜犬登録と狂犬病の予防接種が義務化されたからです。そしてその義務を飼い主さん達がしっかり守ってきたからこそ、この安全な世界ができたと言っても過言ではありません。なかには高齢であったり、持病があって狂犬病予防接種を受けられないワンちゃんもいます。アレルギーがある子も同様ですね。でも、事情があって接種ができない子たちを守ることができるのは、接種できるワンちゃん達がしっかりと予防接種を受けてくれているからなのです。今後狂犬病が海外から持ち込まれる可能性もまた、ゼロではありません。■関連ブログ狂犬病予防注射を打つ時期は?必要な手続きや金額とはネット社会になり、さまざまな情報が溢れています。この記事もその一つであることに違いはありません。ですがもし不安や疑問に感じる事があった時は、ネットではなく実際に獣医師や動物医療関係者に情報の真偽を確かめてくださいね。その行動が愛犬を守っていくことにつながっていきます。 関連ブログ・最大限の注意を!愛犬にできる熱中症対策・知っておきたい「ペットの熱中症」と予防・春の健康診断!メリットや受診すべき愛犬の目安は? ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・犬のフィラリア症、感染率はどれくらい?もしも感染してしまった時は?・犬のフィラリア予防、病気の実態や飲み忘れ時の対応方法とは ・犬の心臓の病気、僧帽弁閉鎖不全症とは?治療や予後について徹底解説します。・愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは? ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?

お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?

可愛い愛猫がすりっと近寄ってくれると飼い主さんとしては最高に幸せな気持ちになりますよね。でもそんな時ふわりと悪臭を感じた事、ありませんか?愛猫の体を嗅いでみても臭くないのに、とある瞬間なぜか臭う…実はそれ肛門腺液の臭いかもしれません。肛門腺といえばワンちゃんのイメージがあるかもしれませんが猫ちゃんの中にも定期的に絞ったほうが良しとされる子がいます。そこで今回は猫ちゃんの肛門腺絞りのポイントやタイミングについてご紹介していきます。 肛門腺とは 肛門腺とは肛門の下部分にある袋状の臭腺のことです。肛門を中心に4時と8時の箇所にありますが、皮膚の下にあるので肉眼で確認することはできません。本来この袋から独特な臭いの液体を出すことで、マーキングなどに役立てているとされています。便と一緒に排出されることが多く、自力で出せる子も少なくありません。また緊張した時や驚いた拍子にピュッと勢いよく出てくることも。肛門腺液は体質や生活習慣によって形状が異なり、サラサラの液体の子もいれば砂利の様な形状、個体に近い泥のような子もいます。後者は自力で出しにくく肛門腺トラブルにつながりやすいため注意が必要です。 猫ちゃんも絞ったほうがいい? 猫ちゃん達は自分で肛門腺液を排出できる子も多く、肛門腺絞りは必ずやらなければいけない処置というわけではありません。ただし自分でうまく出せない子は、やはり人の手で定期的絞ってあげた方がいいでしょう。頻度は1~2ヵ月に1回程度。タイミングの目安は、肛門周囲の臭いが気になり始めた時や、本人がお尻をこすりつけながら歩いてみたりと気にする様子が見られた時です。食事や季節、気温で肛門腺液の性質も変化し、溜まるスピードも変わることもありますので、よく観察してあげてくださいね。 溜まりすぎるとどうなる? 肛門腺液が溜まり続けると、肛門腺周囲が炎症を起こし膿が溜まり始めます。猫ちゃんは強い痛みや違和感を感じ、中には食欲が落ちてしまう事も。更にそのまま放置すると肛門腺の袋が爆発し、溜まった膿が皮膚を突き破る形で外に出てきます。この時も強い痛みを感じますが、破裂して膿を出してしまう方がその後回復に向かいますので、少し楽になるかもしれません。ここまでくると動物病院での洗浄や消毒が必要になり、しばらく通院しながら抗生剤のお薬を服用することもあります。お薬が飲めない子には注射で対応できますので獣医師に伝えてくださいね。 自宅で無理に行うのはNG 猫ちゃんの肛門腺絞りはワンちゃんより少し難しく、うまく絞れないことも多いかと思います。また逃げるのも上手なので、自宅で行う際は2人以上で行いましょう。無理に肛門腺を絞ろうとするとかえって傷つけてしまう事や爆発させてしまう事もありますので、難しいと感じたときは無理をせず動物病院で行ってもらってくださいね。なお肛門腺液の臭いはとても強くなかなか消えませんので、絞る時はティッシュを肛門にあてがい、できれば浴室などで行うとその後の処理がスムーズでおすすめです。。 関連ブログ 猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介! ペットのノミ・マダニ予防、開始時期やお薬選びのポイントとは? 猫のかかりやすい病気vol.1~下部尿路疾患猫のかかりやすい病気vol.2~猫風邪猫にも必要?フィラリア予防とそのメリットとは猫の抜け毛が多い!?病院へ連れて行くべき?原因や対策猫ちゃんの誤食に要注意!身近にある危険な物とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

お尻が臭い!?猫ちゃんの肛門腺は絞ったほうがいい?

可愛い愛猫がすりっと近寄ってくれると飼い主さんとしては最高に幸せな気持ちになりますよね。でもそんな時ふわりと悪臭を感じた事、ありませんか?愛猫の体を嗅いでみても臭くないのに、とある瞬間なぜか臭う…実はそれ肛門腺液の臭いかもしれません。肛門腺といえばワンちゃんのイメージがあるかもしれませんが猫ちゃんの中にも定期的に絞ったほうが良しとされる子がいます。そこで今回は猫ちゃんの肛門腺絞りのポイントやタイミングについてご紹介していきます。 肛門腺とは 肛門腺とは肛門の下部分にある袋状の臭腺のことです。肛門を中心に4時と8時の箇所にありますが、皮膚の下にあるので肉眼で確認することはできません。本来この袋から独特な臭いの液体を出すことで、マーキングなどに役立てているとされています。便と一緒に排出されることが多く、自力で出せる子も少なくありません。また緊張した時や驚いた拍子にピュッと勢いよく出てくることも。肛門腺液は体質や生活習慣によって形状が異なり、サラサラの液体の子もいれば砂利の様な形状、個体に近い泥のような子もいます。後者は自力で出しにくく肛門腺トラブルにつながりやすいため注意が必要です。 猫ちゃんも絞ったほうがいい? 猫ちゃん達は自分で肛門腺液を排出できる子も多く、肛門腺絞りは必ずやらなければいけない処置というわけではありません。ただし自分でうまく出せない子は、やはり人の手で定期的絞ってあげた方がいいでしょう。頻度は1~2ヵ月に1回程度。タイミングの目安は、肛門周囲の臭いが気になり始めた時や、本人がお尻をこすりつけながら歩いてみたりと気にする様子が見られた時です。食事や季節、気温で肛門腺液の性質も変化し、溜まるスピードも変わることもありますので、よく観察してあげてくださいね。 溜まりすぎるとどうなる? 肛門腺液が溜まり続けると、肛門腺周囲が炎症を起こし膿が溜まり始めます。猫ちゃんは強い痛みや違和感を感じ、中には食欲が落ちてしまう事も。更にそのまま放置すると肛門腺の袋が爆発し、溜まった膿が皮膚を突き破る形で外に出てきます。この時も強い痛みを感じますが、破裂して膿を出してしまう方がその後回復に向かいますので、少し楽になるかもしれません。ここまでくると動物病院での洗浄や消毒が必要になり、しばらく通院しながら抗生剤のお薬を服用することもあります。お薬が飲めない子には注射で対応できますので獣医師に伝えてくださいね。 自宅で無理に行うのはNG 猫ちゃんの肛門腺絞りはワンちゃんより少し難しく、うまく絞れないことも多いかと思います。また逃げるのも上手なので、自宅で行う際は2人以上で行いましょう。無理に肛門腺を絞ろうとするとかえって傷つけてしまう事や爆発させてしまう事もありますので、難しいと感じたときは無理をせず動物病院で行ってもらってくださいね。なお肛門腺液の臭いはとても強くなかなか消えませんので、絞る時はティッシュを肛門にあてがい、できれば浴室などで行うとその後の処理がスムーズでおすすめです。。 関連ブログ 猫が爪とぎする理由とは?自宅でできる対策方法をご紹介! ペットのノミ・マダニ予防、開始時期やお薬選びのポイントとは? 猫のかかりやすい病気vol.1~下部尿路疾患猫のかかりやすい病気vol.2~猫風邪猫にも必要?フィラリア予防とそのメリットとは猫の抜け毛が多い!?病院へ連れて行くべき?原因や対策猫ちゃんの誤食に要注意!身近にある危険な物とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?

愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?

もともと体温が高めのワンちゃんですが、抱っこしたり撫でたときにいつもより体温が高く感じる事があるかもしれません。人間と同じようにワンちゃん達も発熱することがあります。とはいえ体温の測り方は人間と異なるうえに、熱を測ること自体嫌がる子も多く、どうすればいいか慌ててしまう方もいらっしゃいますよね...そこで今回は、自宅でできるワンちゃんの体温測定の方法や、発熱時に考えられる原因をご紹介していきます。 ワンちゃんの平熱 ワンちゃんたちの平熱は、38.0~39.0度ぐらいです。人間だったら高熱!という体温でもワンちゃん達には普通の事ですので、安心してくださいね。平均的に子犬は、これより高めで39度前半であることも珍しくありません。反対にシニア期はやや低めで37度後半という子が多いでしょう。ただ人間同様に個体差が大きい部分でもあり、平熱が高め、低めと異なりますので、普段から愛犬のだいたいの平熱を把握しておくことをオススメします。激しい運動後や興奮時はぐっと体温が上がりますので、平熱測定は自宅でリラックスしている時に行いましょう。 熱の測り方 人間は脇で体温を測りますよね。コロナ禍以降は非接触型の体温計もたくさん流通するようになりました。ですがワンちゃん達のお熱を正確に測るためには【直腸温】を見る必要があります。その名の通り、肛門から熱を測るのです。これがなかなか大変!嫌がったり違和感に驚いて暴れてしまう子も少なくありません。体温測定時はできれば二人以上の人間がいると安心です。一人が体を支え、もう一人で体温の測定に挑みましょう。人間用の体温計を使う時は衛生面を考慮し、先端に薄くラップを巻いてください。さらに肛門挿入時の違和感を減らすため、オイルをつけると測定がスムーズに進みますよ。ごく少量ですから食用油でも構いませんし、オリーブオイルなどで代用してもOKです♪尻尾をグッと持ち上げ、体温計を優しく挿入しスイッチをON。あとは測定終了まで待つだけです。人間用の体温計でうまくいかない時は、ワンちゃん用の体温計を購入してみるのも一つの手!先端が柔らかく、しなるようにできているのでワンちゃんへの負担が少なくて済みます。耳で測定可能な体温計もありますが、本来の熱よりかなり低めに出てしまう事も多いので、正確性を重視するのであればやはり直腸温で測るタイプがおススメです。 発熱時に考えられる事 ワンちゃんの発熱の原因はさまざまで、原因を特定するためには動物病院を受診し検査を受ける必要があります。代表的なものとしては、ウイルス性の感染症や腫瘍、炎症性疾患、外傷、熱中症などがあげられます。発熱だけでなく、呼吸の異変や嘔吐、下痢、強い痛みなどその他の症状を伴う事も多いでしょう。【発熱している】という事実だけではその原因が何なのか、どう対応したらいいのかを自宅で判断するのは難しいため、必ず受診し精査を受けるようにしてくださいね。 発熱を確認したら 一般的に39.6~40度以上は発熱と判断されます。運動後は39度後半まで熱が上がることもありますが、長時間続くことは基本的にありません。本人の機嫌、食欲、その他の症状はないかなどの状況を整理し、動物病院に向かいましょう。受診すべきか迷った時は電話で問い合わせみても大丈夫です。ただし気温が高い日で、暑い部屋や場所にいたあとであれば熱中症の可能性があります。そのような時は様子見厳禁!速やかに動物病院に向かってください。愛犬の普段の体調を把握しておくことは、万が一の時にスムーズに動くことができるきっかけとなります。日頃の元気なときに、ぜひ愛犬の平熱を測ってみてくださいね。 関連ブログ・春の健康診断!メリットや受診すべき愛犬の目安は? ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・犬のフィラリア症、感染率はどれくらい?もしも感染してしまった時は?・犬のフィラリア予防、病気の実態や飲み忘れ時の対応方法とは ・犬の心臓の病気、僧帽弁閉鎖不全症とは?治療や予後について徹底解説します。・犬の避妊手術、しないとどうなる?メリットやデメリットとは・犬は安産?妊娠期間や出産にかかる時間や、自宅出産に向けての準備とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。

愛犬が熱っぽい?体温測定の仕方や発熱の原因とは?

もともと体温が高めのワンちゃんですが、抱っこしたり撫でたときにいつもより体温が高く感じる事があるかもしれません。人間と同じようにワンちゃん達も発熱することがあります。とはいえ体温の測り方は人間と異なるうえに、熱を測ること自体嫌がる子も多く、どうすればいいか慌ててしまう方もいらっしゃいますよね...そこで今回は、自宅でできるワンちゃんの体温測定の方法や、発熱時に考えられる原因をご紹介していきます。 ワンちゃんの平熱 ワンちゃんたちの平熱は、38.0~39.0度ぐらいです。人間だったら高熱!という体温でもワンちゃん達には普通の事ですので、安心してくださいね。平均的に子犬は、これより高めで39度前半であることも珍しくありません。反対にシニア期はやや低めで37度後半という子が多いでしょう。ただ人間同様に個体差が大きい部分でもあり、平熱が高め、低めと異なりますので、普段から愛犬のだいたいの平熱を把握しておくことをオススメします。激しい運動後や興奮時はぐっと体温が上がりますので、平熱測定は自宅でリラックスしている時に行いましょう。 熱の測り方 人間は脇で体温を測りますよね。コロナ禍以降は非接触型の体温計もたくさん流通するようになりました。ですがワンちゃん達のお熱を正確に測るためには【直腸温】を見る必要があります。その名の通り、肛門から熱を測るのです。これがなかなか大変!嫌がったり違和感に驚いて暴れてしまう子も少なくありません。体温測定時はできれば二人以上の人間がいると安心です。一人が体を支え、もう一人で体温の測定に挑みましょう。人間用の体温計を使う時は衛生面を考慮し、先端に薄くラップを巻いてください。さらに肛門挿入時の違和感を減らすため、オイルをつけると測定がスムーズに進みますよ。ごく少量ですから食用油でも構いませんし、オリーブオイルなどで代用してもOKです♪尻尾をグッと持ち上げ、体温計を優しく挿入しスイッチをON。あとは測定終了まで待つだけです。人間用の体温計でうまくいかない時は、ワンちゃん用の体温計を購入してみるのも一つの手!先端が柔らかく、しなるようにできているのでワンちゃんへの負担が少なくて済みます。耳で測定可能な体温計もありますが、本来の熱よりかなり低めに出てしまう事も多いので、正確性を重視するのであればやはり直腸温で測るタイプがおススメです。 発熱時に考えられる事 ワンちゃんの発熱の原因はさまざまで、原因を特定するためには動物病院を受診し検査を受ける必要があります。代表的なものとしては、ウイルス性の感染症や腫瘍、炎症性疾患、外傷、熱中症などがあげられます。発熱だけでなく、呼吸の異変や嘔吐、下痢、強い痛みなどその他の症状を伴う事も多いでしょう。【発熱している】という事実だけではその原因が何なのか、どう対応したらいいのかを自宅で判断するのは難しいため、必ず受診し精査を受けるようにしてくださいね。 発熱を確認したら 一般的に39.6~40度以上は発熱と判断されます。運動後は39度後半まで熱が上がることもありますが、長時間続くことは基本的にありません。本人の機嫌、食欲、その他の症状はないかなどの状況を整理し、動物病院に向かいましょう。受診すべきか迷った時は電話で問い合わせみても大丈夫です。ただし気温が高い日で、暑い部屋や場所にいたあとであれば熱中症の可能性があります。そのような時は様子見厳禁!速やかに動物病院に向かってください。愛犬の普段の体調を把握しておくことは、万が一の時にスムーズに動くことができるきっかけとなります。日頃の元気なときに、ぜひ愛犬の平熱を測ってみてくださいね。 関連ブログ・春の健康診断!メリットや受診すべき愛犬の目安は? ・今すぐやめさせたい!愛犬の食糞、原因や対策は?便利アイテムも ・犬のフィラリア症、感染率はどれくらい?もしも感染してしまった時は?・犬のフィラリア予防、病気の実態や飲み忘れ時の対応方法とは ・犬の心臓の病気、僧帽弁閉鎖不全症とは?治療や予後について徹底解説します。・犬の避妊手術、しないとどうなる?メリットやデメリットとは・犬は安産?妊娠期間や出産にかかる時間や、自宅出産に向けての準備とは ▼ この記事を書いたのは ▼クリックでライターの詳細がご覧いただけます。