愛猫家さんは知っておきたい猫引っかき病!治療や予防の方法は?

爪を研ぐ猫 猫ひっかき病とは

皆さんは【猫引っかき病】という病名を聞いたことがありますか?

元気がいい猫ちゃんと一緒に暮らしている愛猫家さんには、ちょっと気になるネーミングですよね。この猫引っかき病、症状が出るのは人間だけで猫ちゃんには無症状という病気。今回は具体的な症状や予防策についてご紹介していきます。


猫引っかき病とは

猫ひっかき病 引っかき傷

猫引っかき病はその名の通り、猫ちゃんに引っかかれることで発症する病気です。飼い主さんであれば研ぎに研がれた猫の爪がどれほど鋭く、攻撃力があるかはご存知ですよね。

この病気の原因となるのは【バルトネラヘンセレ】という菌で、ネコノミに寄生しています。バルトネラ菌が寄生したネコノミがついた猫ちゃんに咬まれたり引っかかれると、人間に感染し症状が出てくるのです。

ただしバルトネラ菌自体が猫ちゃんに悪さすることはないため、外見上で猫ちゃんが菌を保持しているかどうかは判断することができません。


猫ひっかき病の症状は?

猫ひっかき病の症状 倦怠感 リンパの腫れ

傷を負ってから10日前後で傷口に近いリンパに腫れが見られます。手なら脇のリンパが、足なら鼠径部のリンパに異変が現れるでしょう。その他発熱や痛み、腫れ、倦怠感などの症状も。

自然治癒することも多いのですが、治癒するまで数週間以上かかることもあるので、速やかに病院を受診し治療してもらいましょう。


治療方法は?

猫引っかき病の治療方法

抗生剤で治療を行い、内服薬か点滴かは患部の状態を見た医師が判断します。患部の腫れはひどい場合にはクリーニングの処置も行われるでしょう。

確定診断を行うには血液を抜き、バルトネラ菌を検出できるPCR検査を行って診断します。

予防の方法はある?

引っかき病の予防方法とは 爪切り

一番は猫ちゃんとの距離感を大切にすること。そしてしっかりとノミの予防や定期的な爪切りを行う事です。なお、ホームセンターなどで市販されている予防薬は予防効果が十分ではありませんので、動物病院で購入できるものを使用してくださいね。

室内飼いの猫ちゃんも危険はありますが、外で生活している猫ちゃん達は菌を持っている可能性が高いので、特に要注意。触ることができても、抱っこしたり捕獲しようとすると豹変することもあります。

無理なことはせず、上手にお付き合いしていきましょう。


もしも傷を負ってしまったら

猫に引っ掻かれてしまったら 対処法

猫ちゃんに咬まれたり引っかかれたりすることで発症する病気は、猫引っかき病だけではありません。本当にさまざまな感染症のリスクがあります。猫ちゃんのお口の中には細菌も多いですし、野良猫ちゃん達はたくさんのウイルスを持っています。

私たち動物病院のスタッフは細心の注意を払い、負傷した時は速やかに処置、受診をします。それでもその後、指が動かしにくくなってしまったり、大きな病院を受診しなければならないほどの大事になってしまうこともあるのです。

もしケガをしてしまった時は、すぐに傷口を洗い流して、病院で受診してくださいね。その際、病院は形成外科がおススメです!



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