男の子と女の子は何が違う?猫ちゃんの性別の違いが気になる飼い主さん必見♪

オス猫 メス猫 違い 性別の差

存在そのものが、ひたすらに愛おしい猫ちゃん達。のんびりお昼寝していたり、飼い主さんを振り回してくれたり、突如甘えてきたり…ワンちゃんとはまた違った可愛さがあり、もうゾッコン!という飼い主さんも多いのではないでしょうか?

そんな猫ちゃん達、当たり前ですが「男の子」と「女の子」がいます。実はこの性別の違いによって性格の傾向やなりやすい病気、更には体つき、発情時の症状などに差が出ると言われています。

個体差がある部分なので一概には言えませんが、今回は一般的に多いとされる性別による猫ちゃん達の違いをご紹介していきます。


体格やパワーの違い

オス猫 メス猫 体格の違い

全体的に男の子の方が大きくなりやすいようです。

また大きさや体重は同じでも骨格に差が出る事が多く、女の子は柔らかくしなやか、男の子は骨太でがっしりとした体つきの子が多いように感じます。動物病院での勤務中もやはり男の子の猫ちゃんを処置している時の方が力の強さを実感します。

顔の大きさも女の子の方が小顔ちゃんの多い傾向ですが、最近ではスタッフ一同驚嘆するほど小顔で整ったイケメン猫ちゃんも!


性格の違いはある?

オス猫 メス猫 性格の違い

性格は一般的に男の子が甘えん坊、女の子はマイペースと言われています。

実際に男の子猫ちゃん達の方が、処置中のズリズリゴロゴロを見かける機会が多いかもしれません。飼い主さんのお話を聞いてみても一日中くっついてくる。とおっしゃるのは男の子猫ちゃんの飼い主さんが多数。

反対にうちは何もかも猫様に合わせて生活しています!と飼い猫ちゃんに振り回されがちなのは、女の子猫ちゃんの飼い主さんに多い傾向です。そんな気分屋の猫ちゃんが時折見せる、甘えん坊になる瞬間がたまらないんだそうですよ♪


発情時の行動

発情時期の猫 性別

大原則として、猫の発情はまず女の子に訪れます。そして発情期がきた女の子に誘発されることで、男の子にも発情期が到来します。周期は一定ではなく日照時間に左右されますが、家猫の場合は日常的に照明の光を浴びているのでこれに限りません。

発情期の症状は男の子の方が激しいことが多く、大声で鳴きまわる、性格が荒くなる、脱走しようとする、尿をまき散らすスプレー行動を取るなどがあげられます。それに対し女の子は、発情期の少し前から甘えん坊になったり、排尿回数が増える傾向にあります。発情期本番になると男の子のように大声で鳴きまわる事が増え、体を周辺にすりつけたり、マーキングのような行動を見せるようになる事も。

猫は交尾排卵動物のため、妊娠率はほぼ100%です。もし男の子と女の子の多頭飼いで繁殖を考えていない場合は、早い段階で避妊や去勢を行いましょう。発情が来ているにもかかわらずお互いに近づけない期間というのは、精神的ストレスになるため注意が必要です。


避妊去勢時の違い

去勢手術 避妊手術

避妊と去勢の手術は大きな違いがいくつかあります。

手術には、お腹にメスを入れ子宮や卵巣を摘出する女の子は平均30分~45分かかりますが、陰嚢を切って睾丸を摘出する男の子は15分程度で終了します。術後数日で抜糸が必要になる女の子に対し、男の子は縫合せずとも自然に術部がくっつくので抜糸も不要です。

また費用にも差があり、女の子は5~8万前後、男の子は3~5万円前後が一般的。ただし麻酔のリスクや術後のケア面に違いはありませんので、性別に関わらず術後はよく見ていてあげることも大切です。



性別に関わらず運命を感じた猫ちゃんを迎えましょう

猫のお迎え 性別

おうちに猫ちゃんを迎え入れる際、上記のような男女の差を考慮して猫ちゃんを探すのも1つですよね。ただ、動物病院でたくさんの猫たちと出会った結果、一般的な男女別の性格には当てはまらない子も多くいました。

ご家族が運命を感じた猫ちゃんをご家族に迎え入れ、たっぷりと愛情を注ぎながら一緒に生活することが1番かもしれませんね♪



 

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