動物介護施設に注目!“第二のおうち"老犬ホームってどんなところ?

動物介護施設

フードや医療の進歩、生活環境の改善などにより、ペットの平均寿命は年々長くなっています。嬉しい反面、寿命が伸びたことによりガンなどの病気や認知症を長く患ってしまったり、寝たきりになったりするケースも増えてきているのです。

飼い主さんが自分で最期までお世話をしたいと思っていても、様々な事情でどうしても介護が難しいというケースもあるかもしれません。

そんな時の選択肢の1つとして、動物介護施設(老犬ホーム)に頼ってみるのはいかがでしょうか。

ホーム選びは慎重に!まずは見学とカウンセリングから

動物介護施設 老犬ホーム

ワンちゃんにとっては"第二のおうち"となる場所なので、ホーム選びは慎重に。飼い主さんが納得した上で預けることが最も大切です。

まずは見学を行い、1日の流れやホームの雰囲気、スタッフの体制、病院との連携、面会の頻度などをしっかりと確認しましょう。不安な点は遠慮せずに質問するようにしてください。短時間の預かりやデイケア、短期ステイ、長期ステイなどさまざまなサービスが用意されていますので、ワンちゃんの状態や飼い主さんの生活に合ったプランを選ぶといいですね。


サービス内容の例

老犬ホームとは サービス どんなところ

・健康チェック
・掃除
・排泄やオムツ交換
・食事(必要であれば補助)
・お散歩、運動
・お昼寝(寝たきりの子には体位交換)
・ブラッシングなど日々のお手入れ
・リハビリやマッサージ など

ワンちゃんの体調やホームの状況によって異なりますが、多くの老犬ホームがこのようにして一日を過ごします。


老犬ホームに預けるメリットは?

老犬ホーム サービス

スタッフは動物介護士や動物看護師、ペットケアマネージャー、トリマーなどの資格や経験を持つ方がほとんどです。獣医師が常駐でなくても、動物病院としっかり連携が取れている施設もあります。

複数のスタッフに交代でみてもらえるため、ワンちゃんにとっては至れり尽くせりな環境で健康状態を管理してもらえるようになります。飼い主さんだけではなかなか手が回らなかったところも、専門的なケアを受けさせることができるようになるのです。

また、1日の中で寝る時間が多くなったシニア期のワンちゃんが仲間と過ごすことは、良い刺激になります。

ワンちゃんを預けるに至ったご家庭の事情は様々です。共働きのため24時間体制で愛犬のお世話をすることが難しかったり、飼い主さん自身も高齢で大型犬の介護が難しかったり...。なかにはマンション住まいで、夜鳴きによる近所迷惑を懸念される方もいらっしゃると思います。こうした精神的・体力的な負担が軽減されることは、飼い主さんにとって大きなメリットなのではないでしょうか。


老犬ホームに預けても大切な家族

老犬ホーム 罪悪感 10年あるいはそれ以上一緒に過ごしたワンちゃんと離れて暮らすことは、飼い主さんにとっても辛いことですが、施設に預けても大切な家族の一員であることに変わりはありません。休日には多くの飼い主さんが面会するために施設を訪れ、楽しいひと時を過ごしています。

大切な家族だからこそ、あらゆる可能性を検討して、愛犬にとってベストな選択をしたいですよね。どんな形でも、高齢になったワンちゃんとの暮らしが心穏やかで幸せなものになるよう願っています。







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