シニア期の猫ちゃんに多く現れる“毛割れ" 。原因や対策は?

猫の毛割れ 老化

猫ちゃんのふわふわとした毛並みは最高の癒しですよね。できることならずっとこの手触りを維持していたい…そう願う飼い主さんにとって天敵となるのが、猫ちゃんの老化現象のひとつでもある”毛割れ”です。

毛割れとは、被毛が束となって割れているようにみえる症状のことを指します。背中から見るとわかりやすく、まるで松ぼっくりのように被毛がうろこ状になっているのです。艶のないボサボサとした手触りが特徴で、悪化すると毛の束はどんどん大きくなって皮膚がむき出しの状態になります。その結果、乾燥や皮膚疾患などの思わぬトラブルに見舞われてしまうケースもあるのです。

いつもと変わらず元気に見えても、毛割れが起きているということは不調のサインである可能性もあり、注意が必要です。では、毛割れの症状がみられた場合はどのように対処すればよいのでしょうか。

今回は、猫ちゃんの毛割れの原因と対策をご紹介していきたいと思います。


まずは食事の見直しを

猫の毛割れ 食事の見直し

毛割れの原因として真っ先に考えられるのが栄養不足です。

加齢により代謝が悪くなると、栄養が被毛まで行き届かなかったり、皮脂の分泌に異常が見られたりと、さまざまな理由で皮膚トラブルが起きやすくなります。加えて、食欲の低下でタンパク質や脂質の摂取量が減ることも、毛割れの大きな要因です。

若い猫ちゃんであっても、肥満防止のためにカロリーや油分を極端に減らした結果、毛割れが起きるケースもあります。猫ちゃんの被毛にとって、ある程度の油分やカロリーは必要なものなのです。毛割れが起きてしまった場合、まずは食事内容を見直すようにしましょう。

毛艶のない猫ちゃんには、良質なタンパク質が多く含まれているものを選ぶことも重要です。とくに手作り食の場合は栄養が偏りがちになりやすいため、サプリメントを併用することをオススメします。


うるおい不足も毛割れの原因に

水分不足 毛割れ原因

食事だけでなく水分不足が原因で毛割れが引き起こされることもあります。猫ちゃんに多い尿路結石などの病気を防ぐためにも、水分はしっかりと摂取させるように意識しましょう。

お部屋の環境を見直すことも大切なポイントです。とくに冬場の乾燥には注意しなければなりません。猫ちゃんにとって快適な温度や湿度になるよう気にかけ、乾燥がひどい場合には加湿器を使用するなどの対策を行ってくださいね。


ブラッシングも効果的でオススメです

猫の毛割れ 対策

毛割れの改善にはブラッシングも効果的です。シニア期の猫ちゃんは体力が落ちてきて、徐々にグルーミングの回数も減っていきます。自分で被毛のケアができなくなることで、肌トラブルが起きることも。特に長毛の猫ちゃんは毛が長い分、毛割れになりやすい傾向にあると言われています。

ブラッシングは毛並みを整えるだけでなく、血行を促進する効果にも期待できます。首元や背中、お尻など毛繕いしづらいところを重点的に、ブラッシングでグルーミングのお手伝いをしてあげましょう。。

皮脂が過剰に出やすい子には、必要に応じてシャンプーをしてあげましょう。おうちでのシャンプーが難しいようなら、動物病院やトリミングサロンを利用してみるのもいいですよ。


原因は加齢のほか、皮膚トラブルの可能性も

猫 毛割れ原因

猫ちゃんの毛割れはシニア期に多く見られる症状ではありますが、その原因は加齢によるものだけではありません。食事の見直しやブラッシングを行っても改善が見られなかった場合、腎臓病や甲状腺機能亢進症などの内臓疾患や、皮膚トラブルの可能性も考えられます。

高齢で腎臓病のリスクが高い場合には、とくに注意が必要となります。少しでも不安がある時は、獣医師さんに相談してみてくださいね。




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