猫にも必要?フィラリア予防とそのメリットとは

猫のフィラリア症予防は必要か。春に注目

春時期になるとワンちゃん達で混み合う動物病院。猫ちゃんの飼い主さんは、その光景に驚いてしまうかもしれません。

この時期動物病院が混み合うのはワンちゃん達の【狂犬病予防接種】と【フィラリア予防】のシーズンに入るためです。狂犬病の注射は原則猫ちゃん達は接種しませんが、実はフィラリア予防は関係があるのです。

では猫ちゃんのフィラリア予防の必要性やメリットについて、今回は飼い主さんが気になるポイントをまとめてみました!


フィラリア症とは

フィラリア症の原因の蚊

フィラリア症とは、蚊が媒介する感染症で日本国内での報告も多数ある身近な病気です。正式名称は【犬糸状虫症】。そして、猫ちゃんが感染すると肺に大きな負担がかかると言われています。

感染経路

1.フィラリアに感染している動物を蚊が吸血。この時フィラリアの子虫である【ミクロフィラリア】が蚊の体内に侵入します。

2.ミクロフィラリアを持った蚊が未感染の動物を吸血。この時、蚊の唾液と一緒にミクロフィラリアが未感染動物の体内へ侵入します。

この1と2のサイクルが繰り返されていくことでフィラリア症の感染が拡大していきます。


猫も感染する?

猫でも感染してしまうフィラリア症

フィラリア症の感染はワンちゃんにばかり注目が集まりがちですが、実は猫ちゃんも感染します。ただワンちゃんに比べ体内に寄生するフィラリアの数が圧倒的に少ないため、検査で検出することができず気が付かれないパターンがほとんどかと思います。事実、私も猫ちゃんのフィラリア症例を実際に目にしたことは、まだありません。

ただ近年では猫ちゃんに起こる突然死の要因の一つとも言われ積極的な予防が推奨されるようになりました。


感染するとどのような症状が出る?

猫 フィラリア症の症状とは 

ワンちゃん達は循環器や心臓、呼吸器と様々な症状が段階的に現れますが、猫ちゃんは肺の機能に症状が出るとされています。呼吸困難や咳、嘔吐などの症状が代表的、そして症状が出たときには既に末期の状態まで進行してしまっています。

様々な治療方法が確立されているワンちゃん達に対し、猫ちゃんのフィラリア症は治療方法が未だ確立されていません。だからこそ未然に防ぐ予防が重要となってきます。


予防の方法

猫のフィラリア症予防には滴下タイプの薬を

予防の方法はとっても簡単で、月に1回お薬を投与すればOKです。飲み薬が苦手でも大丈夫、猫ちゃんのフィラリア予防薬はほとんどが首元に垂らして使う滴下タイプです。

フィラリアだけでなく、ノミやマダニ、お腹の寄生虫も一緒に予防することが可能。家猫でも外から侵入してきた蚊やノミ、マダニに刺されてしまう可能性は十分あります。またお外に出る機会がある猫ちゃんは特に様々な感染リスクがありますので予防をしっかり行いましょう。自宅でお薬をつけることが難しい場合は、動物病院でつけてもらってくださいね。


予防時期はお近くの動物病院に確認しましょう

春は猫のフィラリア症予防で動物病院へ相談がオススメ

フィラリアの予防時期は5月から12月頃までとしている地域が多いのですが、これはその地域の温度によって誤差があります。一年を通して暖かく蚊が出るような地域では、予防も通年が推奨されています。正確な予防時期はお近くの動物病院で聞いてみてくださいね。

また春時期は混み合う動物病院ですが、猫ちゃんの予防薬は診察をしなくても出してくれる病院さんが多く、待ち時間もそこまでかからないかと思います。事前に電話しておくと、体重に合わせ希望数のお薬を事前に用意してくれている病院も多いですので、気軽に問い合わせしてみましょう!


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