炎天下が続く近頃ですが、愛猫ちゃんの体調は変わりありませんか?涼しい場所を見つけ、体温を自分で調節することに長けていると言われる猫ちゃん達ですが、それは少し前までのお話。
異常気象と言われる近年の暑さでは熱中症を発症してしまう子も少なくありません。また熱中症とまではいかずとも、高い気温や湿度の影響で夏バテ気味になってしまう事も。
そこで今回は自宅でできる熱中症の対策や、万が一の時に活用したい応急処置の方法をピックアップしました!
猫も熱中症に要注意
ワンちゃんが熱中症になりやすい、という事はご存知の方も多いかと思います。反対に猫ちゃんの熱中症はあまりイメージにないかもしれませんね。
動物病院で勤務していても熱中症でご来院頂く動物種の割合は、圧倒的にワンちゃんの方が多いのが事実です。
ですが猫ちゃん達も条件が揃ってしまえば熱中症を引き起こしてしまいます。自分で涼しい場所を見つけられるといっても自宅内に涼しい場所がどこにもなければあっという間に体温は上がってしまいます。
またシニア期に入り温度感覚が鈍っている、持病があり体内の循環機能が落ちている、など猫ちゃん自身の年齢や体調によって熱中症を起こしやすい状態となっていることも。
少なくても暑さが厳しい6月後半~9月前半は熱中症対策をしておきましょう!
自宅でできる熱中症対策
特に熱中症の危険があるのは、日中のお留守番どきです。エアコンの風を嫌う猫ちゃんも多いですが、暑い時期は稼働しておく方が安心です。
とはいえ寒すぎると逆に体調を壊してしまう子もいますので適温が維持できるよう、うまくコントロールしてあげる必要があります。エアコンの設定温度は27度前後、冷気は足元に溜まりますので循環させるためにサーキュレーターや扇風機を活用してみてください。
飲み水は複数設置し、陽の動きや部屋内に日陰になる場所がきちんとあるかの確認もお忘れなく。停電時やエアコンが故障してしまった時に備え、電気を使わないクールアイテムも導入しておくとベストですね。
熱中症の症状
猫ちゃんの代表的な熱中症症状は口を開けてハアハアと呼吸する【開口呼吸】、嘔吐や下痢を繰り返す【消化器異常】、ぐったりして動かなくなる【虚脱】などです。
ただし、この症状が見られたときは既に重篤な状態です。
本来猫ちゃん達は本能的に不調を隠す動物です。目に見える症状が出ているときは一刻を争う事態になっていると考えましょう。
更にここから進行すると痙攣発作を起こしてしまう事もあります。人間同様、命を脅かす危険があるのが熱中症です。
初期段階で見極めることは難しいですが、
・いつもと様子が違う
・高温の部屋で留守番していた
・体を触ると熱っぽい
といった状況であれば様子を見ずに受診することをおすすめします。
熱中症になってしまったら
熱中症を起こしている時は、とにかく早い治療のスタートがカギとなります。まずはかかりつけの動物病院に連絡し、速やかに診察に向かいます。
事前に連絡を入れておくことで動物病院サイドでは、体重や年齢に合わせ酸素室や冷却処置、血液検査など必要な準備を整えておいてくれます。病院到着後最短で治療を開始することができますので、いざという時のために目につく所に動物病院の番号を貼りだしておくと安心です。
また移動中、少しでも体温を下げることもポイント。水で濡らしたタオルで体を包み、そのままの状態で動物病院へ連れて行ってくださいね。
様子見は絶対NGです
疑わしい症状が見られたときは、軽度であっても速やかに動物病院を受診してください。例え慌てて部屋を冷やしたとても臓器が受けたダメージまで回復させることはできず、どんどん悪化してしまうケースもあります。
早い段階で適切な処置を受けることで回復できる可能性もグッと上がります。緊急時に備え夜間診療を行っている動物病院を見つけておくことも大切です。知識や用意があるだけでも落ち着いて行動ができるようになります。
この暑い夏から猫ちゃんを守り、乗り越えていきましょう!
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