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健康でもリスクはある?知っておきたい【麻酔】のこと

ペット 麻酔

手術や痛みが強い処置を行う時に使われる【麻酔】。麻酔がかかっている間は完全に眠り、意識もなくなります。健康なペット達にも無関係なものではなく、避妊や去勢の手術、歯石除去手術の時に使われる身近な存在です。

この麻酔、リスクがあるとはよく聞きますが具体的にどのような危険があるかご存知でしょうか?実はどんなに若く健康なペットであっても、麻酔の使用に絶対大丈夫!は存在しません。

そこで今回は飼い主さんが知っておきたい麻酔のリスクについてご紹介していきます。

麻酔のリスクとは

麻酔のリスク

麻酔薬は体内に入ったあと肝臓や腎臓で代謝され、呼気や尿から体の外へと排出されていきます。この代謝や排泄がスムーズにいかないと、様々な臓器に負担がかかってしまい体調を大きく壊してしまうこともあります。

また麻酔による大きな副作用は呼吸や血圧の抑制と言われています。そこに大きく関わっている臓器、それが心臓です。どんな子でも少なからず心臓への負担は発生しますが、特に持病がある、肥満、極端に体が小さい、短頭種、こういった子たちはより大きな負担がかかり、強い副作用が出てしまう可能性があるため注意が必要です。

なお若く元気な子であっても副作用が出る可能性はゼロではありません。しかし動物医療界は日々進歩しており、以前よりも安全性の高い麻酔薬や管理法が採用されています。

基本的に手術を行う獣医師や助手に入るスタッフの他に、心電図や呼吸数をモニタリングするスタッフが別につき、麻酔中の異変をすぐに察知、対処できるような体制を取っている病院さんがほとんどかと思います。それほど麻酔は、動物医療者にとっても注意深く慎重に扱われています。


術前に行う検査の意味

麻酔のリスク 猫

麻酔をかける前には必ず検査が行われます。検査のメニューはペットの年齢や状態によって変動するでしょう。これは代謝を行う臓器に問題がないか、麻酔に耐えられる心機能があるか、止血異常がないか…様々な観点から麻酔、手術のリスクを乗り越えられる体かどうか評価するためです。

検査に異常があり、急ぎの手術でない時は体の状態が整うまで手術が延期されることも。より万全な態勢で挑むためにも、検査は絶対的に必要だといえます。


麻酔後の過ごし方

麻酔後の過ごし方

麻酔から覚めたばかりの状態は自力で立ち上がることも難しく、意識も朦朧としています。特に麻酔覚醒から3時間は体調が急変することが多く、病院内で最もスタッフの目が届きやすいお部屋に入ってもらい、数十分おきに状態をチェックします。

その後体調に問題がなければ退院となりますが、手術そのものや麻酔の負担は数日間にわたって影響が出る事もあります。できるだけ飼い主さんが在宅し様子を見てあげられる環境が理想的です。

術後当日、翌日は食欲も元気もあまりないかもしれません。徐々に回復傾向にあればいいのですが、状態が変わらない、悪化しているという時は様子を見ずに動物病院へ連絡しましょう。

食事は獣医師から許可が出ればあげてOK!消化のいいフードや美味しいウェットフードを用意してあげると、無理なく食べる事ができるかもしれませんね。

手術をするか迷った時は…

麻酔迷う 猫

緊急で手術が必要になった時は、麻酔のリスクと手術をしないことのリスクを天秤にかけることになります。持病がある子やシニアのペットであっても踏み切らなくてはいけない時があるでしょう。

そのような時は、一度落ち着いて家族とご相談なさってください。もちろん、獣医師に正直に不安をぶつけて頂いても大丈夫です。

同じ手術でも、院内設備が整っている病院さんの方が安心できる方もいらっしゃるかと思います。そのような時は紹介状をもらい、大きな病院へ転院することも一つの選択肢です。飼い主さんの不安が少なく済むようであればもちろんその方がいいでしょう。

熟考の上手術を受けないとご決断されたのであれば、それも一つの答えです。ただしその時は手術を受けない事のリスクもしっかり確認しておきましょう。焦ってしまうとは思いますが、一度冷静になることを意識してみてくださいね。一生懸命飼い主さんが悩んで出した結果が、おのずとペット達にとっての正解となっていきます。








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