2025年春目前!愛犬に今年必要な予防をおさらいしましょう



暖かい日が増え、少しずつ春の訪れを感じる季節になりました。春といえば、ワンちゃん達の予防シーズンの到来です。これまでにも記事で取り上げてきましたが、春の予防は種類が多く、混乱してしまう飼い主さんも少なくありません。

そこで今回は、春の予防をあらためておさらいし、まとめてしっかり対策できるようにご紹介します!

目次
■春の予防とは?
■狂犬病予防接種
■フィラリア検査と予防薬
■健康診断タイミング
■ノミマダニ予防
■高齢な子や持病がある子は相談を




春の予防とは?



「春の予防」と一言でまとめてしまいがちですが、その内容は狂犬病予防、フィラリア予防、ノミマダニ予防と多岐に渡ります。

春が予防シーズンとされるのは、自治体から一斉に狂犬病予防接種のお知らせが届く時期であると同時に、フィラリアやノミマダニ予防が必要となる時期が目前に迫っているためです。今のうちにまとめて対策しておくことで、愛犬に必要な予防を漏れなく済ませることができます。

とはいえ「うちの子は混合ワクチンの時期でもある」「我が家は健康診断も一緒に受けている」といったケースもあり、さまざまな予防が重なることで混乱してしまうことも。

そこで、1つ1つ整理しながら、今年必要な予防のをしっかり確認していきましょう。


狂犬病予防接種



狂犬病予防接種は、畜犬登録を行っているワンちゃんであれば必ず役所から接種のお知らせが届くシステムです。

年に1度の接種が義務とされており、その区切りは【年度】となっています。前年度の接種時期に関わらず、新年度を迎えた4月にお知らせは一律発送され、11月頃までに接種完了の手続きが行われないと督促が届きます。

これまで役所の窓口や動物病院で行われていた畜犬登録は、マイクロチップが義務化されて以降はマイクロチップの手続きをすることで自動で行われるようになりました。

愛犬をお迎え後、まだ手続きされていないようであれば取り急ぎ済ませてしまいましょう。

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フィラリア検査と予防薬



フィラリア予防は、毎月1回のお薬で愛犬をフィラリア症から守る大切な予防医療です。

予防期間は地域によって異なりますが、多くの地域では5月~12月とされ、暖かい地域では通年予防が推奨されています。この違いは、感染源である蚊が活動する時期に影響されるためです。

ただし、すべての蚊が危険なわけではなく、フィラリアの赤ちゃん(ミクロフィラリア)を持った蚊に刺された場合にのみ感染。愛犬の体内に入ったミクロフィラリアは約3か月かけて成長し、成虫のフィラリアへと育ちます。この期間内に予防薬を投与し、体内のフィラリア幼虫を駆除することで、発症を防ぐことがで可能です。そのため、蚊の発生時期に応じて予防開始・終了のタイミングに差が出るのです。

また、シーズン初めに予防薬を使う前には、フィラリア症に感染していないか血液検査が必要です。これは、万が一すでに感染していた場合、予防薬の投与によってショック症状を引き起こすリスクがあるためです。

予防薬にはさまざまなタイプがあるため、愛犬に合ったものを選んで無理なく続けましょう!


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健康診断タイミング



前述のフィラリア検査は、血液1滴ほどで済む簡単な検査ですが、せっかく採血をするのであれば少し多めに採血し、全身の健康チェックも行うのが「春の健康診断」です。

動物病院によっては、エコー検査やレントゲン検査など、人間ドックのような詳しい健康診断を受けられる場合もあります。もちろん、健康診断のタイミングは春に限らずいつでも可能ですが、この時期は費用が少し抑えられることも多いため、気になっている方はぜひ動物病院のスタッフに相談してみてください。

ワンちゃんの年齢は、人間の数倍のスピードで進んでいきます。例えば、2歳のワンちゃんは人間でいうと24歳、5歳なら40歳程度に相当します。私たちと同じように、ワンちゃんにも定期的な健康診断が大切です。

健康チェックを習慣にすることで、大切な家族の健康を守りましょう!



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ノミマダニ予防



ノミ、マダニといった外部寄生虫も5月頃から予防を行います。フィラリア予防と同時スタートになるので最近は1つで全てが予防できるオールインワンタイプの予防薬が人気です。

フィラリア症とは違いノミやマダニが出ない季節になれば予防は終了してもOK。ただし冬時期でもノミやマダニが付いてしまう子がチラホラいますので心配であれば通年予防でもいいですね。一般的には10~12月までと言われています。

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高齢な子や持病がある子は相談を



今年必要な予防について、しっかり把握できたでしょうか?

高齢のワンちゃんや持病があるワンちゃんは、どの予防が適切かかかりつけ獣医師と相談することが大切です。高齢だからこそ健康診断が必要だと思うかもしれませんが、採血がストレスやトラウマになってしまう場合もあるため、獣医師がその判断を下すこともあります。

もちろん、若くて元気な子であっても心配なことは遠慮せず相談しましょう。
みんなが元気にで安心して一年を過ごせるように、春の予防をしっかり行いましょう!

 

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