グレインフリーとは?愛犬・愛猫に合うフードの選び方と注意点



ペットの健康をささえるペットフード。本当にたくさんの種類がありますよね。そんななか、最近よく目にするのが“グレインフリー”と書かれた商品です。

フリーという言葉に、なんだか体に良さそうな印象を持たれる飼い主さんも多いのではないでしょうか。実は筆者の実家でも、まさに「なんとなく良さそう」という理由で、母が愛犬・愛猫たちに食べさせていた時期がありました。

では実際グレインフリーのフードには、どのような効果が期待できるのでしょうか。 今回は、その特徴やメリット、注意点などを紹介していきます。


目次
■グレインフリーとは?誤解されやすい特徴
■グレインフリーはどんなペットに選ばれているの?
■犬や猫は穀物を消化できないって本当?
■グレインフリーを与えるときに気を付けたいこと
■グレインフリーは相性が大切




グレインフリーとは?誤解されやすい特徴



グレインフリーとは、穀物を使用していないフードのことです。具体的には小麦・トウモロコシ・お米や玄米・オーツ麦などを指します。

「穀物を使っていないのなら、肉や魚だけで作られているのでは?」と思う方もいるかも知れません。しかし、ここは誤解されやすいポイントです。

グレインフリーの商品には、穀物の代わりに肉や魚を多く使用したものもあれば、お芋や豆類を使用しているものもあります。そのため、グリンフリーだからといって必ずしも“高たんぱく”や“低糖質”とは限りません。

もしもそのような機能性を重視する場合は、「グレインフリー」にという表示だけで判断せず、原材料や栄養成分表示も確認しながら選ぶことが大切です。

なお、よく混同される言葉に**「グルテンフリー」**があります。こちらは、小麦などに含まれる “グルテン(たんぱく質の一種)”を含まない食品のことで、グレインフリーとは意味が異なります。



グレインフリーはどんなペットに選ばれているの?



グレインフリーは、体質や好みに合わせて、以下のような子に選ばれることが多いフードです。
■穀物アレルギーが気になる
小麦など、特定の穀物を避けたい時の選択肢として注目されています。

■お腹がゆるくなりやすい・涙やけが多い
フードをグレインフリー切り替えたことで、便の状態や涙やけに変化を感じるケースもあります。ただし、すべての子に当てはまるわけではありません。

■肉・魚で食いつきを重視したい
商品によっては肉や魚を主原料としているものも多く、食いつきが良くなる場合があります。



■運動量が多い
長時間のお散歩をする子や、毎日ドッグランで走り回る子には、高たんぱく・高脂質な商品を選ぶ飼い主さんもいます。

■食が細い
肉や魚を多く使用した商品は、少量でもたんぱく質を摂取しやすいため、食が細い猫ちゃんや小型犬に選ばれることもあります。 また、飼い主さんのなかには、グレインフリーに切り替えてから「ワンちゃんの食糞が減った」「ウンチのニオイが軽減した」「猫ちゃんの吐き戻しが減った」といった良い変化を感じたという声もあります♪ただし、これらは個体差があり、全ての犬や猫に同じような変化が見られるわけではありません。



犬や猫は穀物を消化できないって本当?



「ワンちゃんや猫ちゃんは穀物を消化できない」という話を耳にすることがありますが、それは誤解です。

たしかに、生のお米は人でも消化しにくい食材ですが、炊飯すれば柔らかくなり、消化しやすくなります。これは犬や猫にも同じことがいえます。

市販のペットフードでは、穀物を高温・高圧で加熱・加工し、消化しやすい状態にしてからフードとして成形されています。そのため、健康な犬や猫であれば、適切に加工された穀物を消化・吸収することは十分可能と考えられています。

また、穀物には食物繊維やビタミン類などの栄養素が含まれており、体質に合えば便通をサポートするなどのメリットも期待できます。

ただし、穀物が体質に合わない子や、特定の穀物にアレルギーを持つ子がいるのも事実です。そのため、「穀物は良い・悪い」と一括りにするのではなく、その子の体質や健康状態に合わせてフードを選ぶことが大切です。

人でも、牛乳を飲んでも平気な人がいる一方で、お腹がゆるくなってしまう人がいるように、犬や猫にも個体差があると考えるとイメージしやすいでしょう。





グレインフリーを与える際に気を付けたいポイント



グレインフリーは、穀物を使用しないという特徴を持つ機能性フードです。愛犬・愛猫に与える際は、次の3つのポイントをチェックしてみましょう。

■1.ウンチの変化
グレインフリーへ切り替えた直後は、食物繊維の種類や原材料が変わることで、一時的に便の状態が変化する場合があります。数日から1~2週間ほど様子を見ながら、少しずつ切り替えるのがおすすめです。

■2.体重の増加
グレインフリーだからといって、必ずしも低カロリーとは限りません。商品によっては肉や魚を多く使用しているものや、穀物の代わりにお芋や豆類を使用しているものもあります。そのため、カロリーや栄養バランスは商品ごとに異なります。体質や運動量に合わせて選び、定期的に体重をチェックすると安心です。

■3.持病がある場合は慎重に
腎臓病や肝臓病などの持病がある場合は、必要な栄養バランスが健康な子とは異なることがあります。自己判断でフードを切り替えるのではなく、かかりつけの獣医師に相談しながら選ぶようにしましょう。



グレインフリーは相性が大切



体質によって合う・合わないが比較的わかりやすいグレインフリー。「なんとなく良さそう」と選ぶのではなく、愛犬・愛猫の体質や年齢、運動量などを踏まえて総合的に判断することが大切です。

その子にぴったり合うフードと出会えれば、健康維持をサポートする心強い選択肢のひとつになるでしょう。また、どのフードにも言えることですが、少しでも不安がある場合は、かかりつけの獣医師に相談しながら選ぶことをおすすめします。

OFTSTOREでは、愛犬・愛猫の健やかな毎日をサポートするペット用品を多数取り揃えています。これからも、ペットとの暮らしに役立つ情報や商品をお届けしてまいりますので、ぜひお買い物や情報収集にお役立てください。


ブログに戻る

人気の記事をよむ