愛犬と赤ちゃん、どちらも大切に仲良く暮らす方法とは?

愛犬と赤ちゃん

赤ちゃんがおうちにやってくる…それはもう一大イベント。家族みんながソワソワ、ドキドキでいっぱいですよね。

言葉はわからずとも、それはワンちゃんも同じ。

飼い主さんの様子や自宅内の変化で「何かいつもと違うぞ!」ということには気が付いています。大好きな愛犬と可愛い我が子、仲良くしてほしいと思う気持ちは当然です。

でも、いざ赤ちゃんを連れて帰ってからの生活はどうなるの?と不安を感じる方も多いのではないでしょうか?どちらも大切な家族、みんな仲良く、そして安全に暮らすためにはどうすればいいのか…

今回はそんな疑問にフォーカスをあてご紹介していきたいと思います!

目次
■赤ちゃんがやってくる前に準備しておきたいこと
■はじめましての触れ合い方
■同居するメリットとデメリット
■距離感を大切に、サポートしながら様子を見よう

赤ちゃんがやってくる前に準備しておきたいこと

赤ちゃんと犬の同居


愛犬からしてみれば赤ちゃんは突然現れる未知の生物。産後にいきなり生活パターンを変えられてしまうと「あの子が来てから嫌なことが起こるようになった!」とインプットされてしまいます。

例えば以下のようなポイントを事前に整えておくと、産後の生活がスムーズです。

●ケージやサークル、愛犬が過ごす場所を作る
●赤ちゃんが過ごす場所は愛犬が届かない場所にする
●お散歩の時間やお散歩担当を変更
●一緒のお布団で寝る習慣をやめる
●ノミやダニの予防を行い、トリミングに行っておく

普段、自宅内を自由に動ける環境であれば、その中で愛犬だけのスペースというものを作っておきましょう。おむつ替えや授乳時、赤ちゃんが愛犬にちょっかいを出すようになったとき、お互いを守る場所として活用可能です。

また新生児は免疫力が弱いため、出来るだけ愛犬との接触を避けた方が安心な期間。床にねんねさせるよりベビーベッドやハイローチェアの利用が安心です。

愛犬と散歩

そのほかにも、お散歩時間やお散歩担当が変わってもワンちゃんが戸惑わないように、産前から時間帯を変えてみたり、普段とは違う方がお散歩に行くなどして慣らしておくと愛犬もすんなり受け入れられるでしょう。

そして寄生虫の予防は必ず行い、トリミングで体を清潔にしておくことを忘れずに。一緒のお布団で寝ている子は、飼い主さんと離れても寝られるようトレーニングしておいたほうがいいかもしれませんね。


はじめましての触れ合い方

新生児と愛犬

新生児期を終えたら少しずつ接触させていきましょう。

赤ちゃんは抱っこ、ワンちゃんにはリード、必ず大人が付き添い距離を縮めていきます。決して赤ちゃんと愛犬が二人きりにならないように注意してください。

なかには親愛の証として赤ちゃんを舐めてくれる子もいるのですが、ワンちゃんのお口には雑菌も多いため、事前にストップをかけてあげましょう。

赤ちゃんがいると『楽しい、嬉しい、いいことがある』と覚えてもらうのもひとつ!おやつをあげたり、たくさん褒めたり、赤ちゃん=ハッピーのイメージを持ってもらえるといいですね。


同居するメリットとデメリット

犬と赤ちゃんの同居のメリット

■赤ちゃん側のメリットデメリット
犬との暮らしは赤ちゃんの精神発達にとてもいい影響があります。なかには本当の兄弟にようにワンちゃんと仲良くなる子もいるほど。また免疫力が上がる、アレルギーになりにくくなる、とも言われているんです。

ただしこれに関しては諸説あり、反対に犬アレルギーを発症してしまう子も...また、どうしても噛まれるリスクがあることがデメリットと言えるでしょう。

■ワンちゃん側のメリットデメリット
ワンちゃんとしても一緒に遊べる存在ができ、生活に張りが出るでしょう。母性本能が刺激され赤ちゃんを守ろうとしてくれる子も。

ただし、生活環境の変化にデリケートな子はなかなか受け入れられず、体調を壊してしまう事もあります。子供の声や音が苦手な場合は、ストレスを感じてしまう可能性も。

距離感を大切に、サポートしながら様子を見よう

赤ちゃんと犬


赤ちゃんと愛犬、仲良くしている所を早く見たい気持ちもありますが、焦らず少しずつ触れ合わせていってください。赤ちゃんを守ることも大切ですし、愛犬がストレスを感じないよう配慮する必要もあります。

どんなに大人しく優しい性格のワンちゃんでも、自分の身を守る、敵を攻撃する、という本能は備わっており「絶対大丈夫」はありません。赤ちゃんと愛犬が過ごす空間には、必ず大人が付き添うよう徹底してくださいね。

ここまで赤ちゃんとワンちゃんについて注意したいポイントをあげてきましたが、何より産後のママは出産という大仕事を成し遂げ、赤ちゃんのお世話やホルモンの乱れでとても疲れている状態です。ママの周りがサポートし、家族みんながハッピーでいられるよう支え合って絆を深めていきましょう。

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