【猫と季節の花】猫にひまわりは安全?夏の花で注意したい植物とお盆の仏花対策



気温も湿度もどんどん高まっていくこれからの季節。快適なお部屋づくりを目指すうち、「花を飾ってみようかな」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、猫ちゃんと暮らしている場合は注意が必要。植物のなかには猫に有害なものも多く、誤って口にすると体調不良や中毒を引き起こす恐れがあります。 そこで今回は、夏によく見かける花のなかから、猫に比較的安全な花と注意したい花と、お盆の仏花対策についてご紹介します。


目次
■夏のお部屋作りに「ひまわり」は飾っていい?
■猫ちゃんと暮らすなら注意したい夏の花
■お盆の仏花・切り花にも注意!
■猫がいるおうちで花を飾るときの対策




夏のお部屋作りに「ひまわり」は飾っていい?



夏の花といえば「ひまわり」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

実は、猫ちゃんにとってひまわりは比較的安心して飾れる数少ない花のひとつなんです。でもキク科だから猫には良くないんじゃないの?と不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

確かにキク科の植物は猫ちゃんにとって有毒な品種も多いのですが、ひまわりにはその有毒性が確認されていないんです。 その他、ひらひらと可憐な「トルコキキョウ(リシアンサス)」、色鮮やかな「モカラ」などの洋ラン系は比較的安全な花としておすすめします。

ただし、猫ちゃんとって安全とされる花でも、誤って大量に食べてしまうと消化不良を起こしたり、まれに消化管に負担をかけたりすることがあります。安心だからと油断せず、十分注意してくださいね。


猫ちゃんと暮らすなら注意したい夏の花

 
ひまわり以外にもフラワーショップには夏らしい花々がたくさん並びます。 なかでも「クルクマ」や「マリーゴールド」は、猫ちゃんの様子に気を配りながら楽しみたいお花です。

これらの植物は、猫ちゃんが口にすると嘔吐や下痢などの消化器症状を引き起こす可能性があります。特にマリーゴールドは、茎や葉に含まれる成分によって皮膚に刺激を与えることがあり、触れた部分にかゆみや炎症が生じる場合も...。飾る際は猫ちゃんが近づきにくい場所を選ぶなど、誤食や接触を防ぐ工夫を心掛けましょう。



そして、数ある夏の花のなかでも特に注意したいのが「ユリ」です。

ユリは猫ちゃんにとって非常に危険な植物として知られており、花びらや葉、茎、花粉はもちろん、花を生けた水まで有害成分が含まれる可能性があります。少量の摂取でも重篤な腎障害を引き起こす恐れがあるため、猫ちゃんがいるご家庭では飾らないことをおすすめします。

また「アガパンサス」や「アンスリウム」も、お店ではよく見かけるお花ではありますが、注意が必要な植物です。

ユリほど強い毒性は報告されていませんが、誤って口にすると口腔内の刺激やよだれ、嘔吐などの症状を引き起こすことがあります。

猫ちゃんと暮らすご家庭では、見た目の美しさだけで選ばず、安全性にも目を向けて花を選びたいですね。

お盆の仏花・切り花にも注意!

 
普段はお花を飾らないけれど、お盆の時期だけはお仏壇にお供えするというご家庭もありますよね。8月になるとドラッグストアやコンビニでも仏花を見かける機会が増えます。

仏花には、仏教の教えや暑さに強いことなどを理由に選ばれた植物が組み合わされています。しかし、そのなかには猫ちゃんにとって注意が必要な植物も少なくありません。

・ユリ
・ほおずき
・菊(マム)
・グラジオラス
・リンドウ
・カーネーション
・下草類

※仏花の内容は販売店や地域によって異なります。購入時には花材を確認し、猫ちゃんに有害な植物が含まれていないかチェックしましょう!

なかでも「ユリ」と「ほおずきの実」は、ほかのものと比べて格段に危険なため、特に注意が必要です。お盆の時期は普段より植物が身近になる季節です。仏花を飾る際は、猫ちゃんが近づけない場所に置くなど、安全対策を心掛けましょう。 


猫がいるおうちで花を飾るときの対策



猫ちゃんがいる場合、花びらで遊んだり花瓶を倒したりするなどのいたずらに先回りして対策を行うのが重要です。猫ちゃんの手が届かない高い位置に飾るほか、壁掛けタイプや土台のしっかりした倒れにくい花瓶を選ぶなども有効ですよ。オシャレなデザインもたくさんあり、お気に入りを見つける楽しさも広がります♪



最近ではフラワーショップだけでなく、大型のアパレルショップや雑貨店でも季節の花々を見かけるようになってきました。気軽に花を取り入れられる時代だからこそ、猫ちゃんの安全に配慮しながら花のある暮らしを楽しみたいものです。

飾る場所や花の種類に気を付ければ、猫ちゃんと一緒に季節の彩りを楽しむことも十分可能です。ぜひ愛猫との暮らしに、安心して楽しめるお花を取り入れてみてくださいね。

秋にはまた違った植物や注意点もありますので、猫ちゃんと楽しむ「季節の花」シリーズもぜひお楽しみに!




【参考資料】
・アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)
Toxic and Non-Toxic Plants List – Cats
・日本動物高度医療センター
猫に危険な植物について

※植物の毒性情報は掲載時点の情報をもとに作成しています。最新情報は各機関の公式サイトをご確認ください。 


【関連ブログ】
猫ちゃんにとって安全な素材・危険な素材とは?

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