犬が食べてもいい果物とは?効果や適切な量を知っておこう



愛犬に手作りのご飯をあげている方もいらっしゃいますよね。お肉や野菜に加え、ぜひ取り入れたいのが果物です。

水分や甘みもあり、旬であれば栄養も豊富!食が細いワンちゃんでも好んで口にしてくれる子が多い印象です。トッピングやおやつとしても大活躍♪

今回は果物別の効能や、適切な与え方についてご説明していきます。


目次
■果物をあげる前に注意したいポイント
■りんご
■バナナ
■柿
■梨
■愛犬の好みと体調を見ながらあげましょう




果物をあげる前に注意したいポイント



愛犬に果物をあげるときは
・用量を守る
・アレルギーに注意する
・消化しやすい形状、調理方法を選択
・持病がある子は獣医師に確認してから
このポイントを忘れないように気を付けましょう。

果物は果糖を多く含んでいるため、あげすぎは肥満につながってしまいます。また水分も多く含まれるので、下痢や嘔吐にも注意が必要です。

肉や穀類に比べればアレルギーは出にくいですが、こればかりは体質によるもの。初めて食べさせる食材は、ティースプーン程度の少量を与え、皮膚の異常や顔の腫れ、嘔吐や下痢がでないかよく様子を見ましょう。



どの果物も皮や種は消化されにくいので避けたほうが安心です。

果肉はみじん切りやすりおろし、小さな角切りにすると消化吸収がスムーズですし、加熱してあげるとよりお腹に優しい状態で食べさせてあげることができます。なお持病があるワンちゃんには要注意成分が含まれていることも!まずは獣医師に確認してからスタートしましょう。

りんご



りんごにはビタミンC、食物繊維、カリウムを始めとし強い抗酸化作用があるポリフェノールが含まれます。

甘みも強く食感もいいため気に入ってくれるワンちゃんも多いでしょう。すりおろしてドライフードに和えてもいいですね。生のままですと消化されにくいこともあるので茹でてもOK。あまり大きなサイズであげてしまうと飲み込めない可能性があるので、体格に合わせたサイズにカットすると安心です。

バナナ



バナナは豊富な炭水化物に加えミネラルやビタミンが含まれた食材。1年中暖かい地域で栽培されるため、特に旬はなく、いつでも品質が変わらず安定した供給があります。エネルギー量が高いため、与える量には注意が必要です。ただし消化が良く、適切な大きさにすれば年齢を問わず与えやすいおやつです。

一方で、アレルギーを起こしやすい犬もいるため、持病やアレルギーのある子には使用を控えるか、事前に獣医師へ相談すると安心です。




柿には抗酸化作用のあるビタミンC、βカロテン、お腹の調子を整える食物繊維などが含まれます。実はビタミンCはみかんの2倍ほどの含有量なのです。

旬を迎えた柿は柔らかく甘み、香り共に芳醇で愛犬の食欲スイッチを押してくれるかもしれません。生のまま与えるときは細かく刻んであげましょう。添加物やお砂糖が入っていなければ干し柿もOK!

渋柿や青い柿には中毒を起こす成分が含まれるため、口にしないよう注意しましょう。



夏から秋に旬を迎える梨はその9割が水分。水溶性食物繊維やカリウムといった栄養素を含みます。糖度が高く、シャクシャクとした食感を好むワンちゃんも多いため、水をあまり飲まない子の水分補給食材としても役立ちます。

ただし、食べ過ぎるとお腹を冷やしてしまうことがあるため、与える量には注意が必要です。



愛犬の好みと体調を見ながらあげましょう



いかがでしたか?

既製品のおやつもいいですが旬の果物を活用すれば、美味しく栄養もたっぷり取れて一石二鳥ですよね!ぜひお気に入りの果物を見つけてあげてください。

食欲がない時に食べやすい果物をあげてもOK。ただしその際は初めての食材は避け、体調を見ながら、適量の果物を食べさせてあげましょう。

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