今年も気づけばゴールデンウィーク目前ですね!
旅行や帰省を計画されている方も多いのではないでしょうか。
そんな時、悩みがちなのが愛猫のお留守番問題。猫ちゃんは環境の変化や移動にストレスを感じやすく、脱走のリスクも高いため、やむを得ずお留守番になることがほとんどです。
せっかくのお出かけ中も、猫ちゃんには少しでも快適に過ごしてほしい...。それが飼い主さんの願いですよね。
そこで今回は、ゴールデンウィーク中のお留守番を安心・快適に過ごすためのポイントをご紹介します!
お留守番前に考えておく事
お留守番方法のポイントは【最もリスクが少ない方法を選ぶ】です。
持病がある、ストレスに弱い、食が細い、イタズラ好きである、など性格や体の状態はそれぞれですよね。仮に猫友おススメの方法でも我が子に合っているかどうかはわかりません。
猫ちゃん達は環境変化に弱い生き物。動物病院でお預かりする猫ちゃん達も食べない、排せつしない、触らせない、と警戒モードに入ってしまう子が少なくありません。それでも持病がある子は人の目がある環境でお留守番の方が飼い主さんは安心です。
逆にハイシニアでも怖がりであれば、自宅でお留守番する方が本人は安心して過ごせるでしょう。
バランスの取れた方法を選べるといいのですが、難しい時はリスクが少なく安心が強い方を基準に決めてくださいね。
自宅でのお留守番
自宅でのお留守番は猫ちゃんの負担が少なく、費用も抑えることができます。
色々な情報が出ていますが、個人的には一泊二日程度であれば問題ないと考えています。その際は以下のようなポイントを抑えておきましょう
・食事、お水はたっぷり用意し複数個所に設置
・空調の設定
・トイレの増設
・安心できる場所を作る
・カメラを設置する
・イタズラ、誤食対策
食事やお水は鮮度を損なわないよう自動給餌器、自動給水機の使用が理想です。空調は気候に合わせ基本付けっぱなしにしていきましょう。
万が一の停電に備え電力を使わないアイテムを取り入れて置くと二重の安心です。
綺麗好きな猫ちゃんは汚れているトイレを嫌がり、粗相してしまうことがあるので複数設置しておくとベストです。その他ケージや飼い主さんの香りが付いたものを用意し、愛猫がリラックスできる場所を作ってあげるといいですね。
ペット用カメラは、愛猫の様子を確認出来るだけでなく、声をかけたりおやつを出せるタイプもあるので上手に取り入れてください。紐や電気コードなどイタズラされそうなものはしっかり対策しておきましょう。
お出かけの機会が多い方は自動タイプの商品を導入してしまうのも一つかもしれません。
中には猫ちゃんのアクションに合わせ通知が来るものもあり、一泊程度のお出かけであれば十分快適な生活環境を維持できるでしょう。
自宅×外部サービスを活用した留守番
自宅で一人ぼっちにさせるのは心配…という時はペットシッターを利用してみましょう。
愛猫の性格、接し方を伝えておけばストレスがかからないよう食事やトイレのお世話をこなしてくれます。写真や動画で報告してくれるサービスも!
体調に異変があった時に動物病院へ連れて行ってくれるシッターさんも多いので持病がある子でも相談次第で利用可能です。
外部でのお預かり
サロンや動物病院でのお泊りはストレスがかかるものの、人の目があることが最大のメリットです。
例えばてんかんの持病があり、いつ発作が起きてしまうかわからない、という状態ならペットホテルの方が安心ですよね。動物病院でのペットホテルは体調に合わせ即座に治療を開始できるので、持病があっても利用がしやすく、安心感もあるでしょう。
不思議なことに警戒モードに入っていた子も3日目あたりから緊張がほぐれ、1週間もするとズリズリしてくれます。最後はお別れが寂しくなってしまうほど甘えん坊になる子も。
帰宅後はしっかりケアを
お出かけから戻ったらお留守番方法に関わらずしっかり愛猫のケアを行いましょう。
・食欲や元気の変化
・排せつの有無
・体の汚れやケガのチェック
ホテル中は元気にしていた子でも、帰宅後に疲れと安心から体調を崩す子もいます。食欲がない時やいつもと違う様子が見られたときは早めに受診してください。
また忘れてはいけなのがメンタルケア!たくさん甘えさせてあげましょう。意外にあっさりしている子もいますが、内心飼い主さんとの再会に大喜びです…!ちょっと美味しいご飯を出し愛猫の頑張りをねぎらってあげるのもいいですね。
それぞれの愛猫の性格に合わせ、安全でストレスフリーなお留守番を目指しましょう!