赤ちゃんと猫ちゃんの同居生活!仲良くする方法や注意したいポイントは?

赤ちゃんと猫の同居

愛猫たちとの穏やかな暮らし、そこに賑やかな赤ちゃんがやってくるとしたら…?出産を控え、不安を感じる飼い主さんは多いかもしれません。

大きな物音や環境変化が苦手な猫ちゃんと、大声で泣いて猛スピードで成長する赤ちゃん。一見相性が悪いようにも感じられますが、猫ちゃん達はとても賢いので上手に立ち回り仲良くしてくれる事が多いようです。

とはいえ、双方にとってストレスがない環境作りや安全対策は必須。そこで今回は赤ちゃんと猫ちゃんの同居生活のポイントをご紹介していきます。


目次
■猫は赤ちゃんを受け入れられる?
■出産前に準備しておきたいこと
■生活環境で押さえておきたいポイント
■猫ちゃんの体調に注目
■無理な接触はNG!猫ちゃんの目線に立ってあげよう


猫は赤ちゃんを受け入れられる?

猫と赤ちゃん

猫は本来群れを作らず、一人で行動する動物。自分のペースで自由気ままに過ごすことを好みます。家猫として人間と暮らしている子も飼い主さんに甘える時間と、一人で過ごす時間をうまく使い分けていませんか?

ストレスのない過ごし方を自分で見つけられるのが猫ちゃんの良いところ。赤ちゃんという未知の存在がやってきてもそれは同じです。

最初のうちは警戒して遠巻きに見ているだけかもしれませんが、時間の経過とともに興味を持てばおのずと近づいていくでしょう。一度心を許せば受け入れるまでそう時間はかからないはず。ここは焦らず猫ちゃんのペースに任せてあげましょう。


出産前にチェックしておきたいこと

猫と赤ちゃんの同居

赤ちゃんが生まれる前に以下のようなポイントをチェックしておくと安心です。出産直前はあまり動けなくなってしまうので、安定期以降に少しずつ確認し進めておきましょう。

●感染症対策
ノミやマダニ、混合ワクチンなど感染症対策は必須です。特に寄生虫対策は忘れずに。予防のお薬は市販品ではなく、動物病院で購入できるものを選んでくださいね。

猫の爪切り

●爪切りなどのデイリーケアを行う
爪切りやブラッシングを定期的にしてあげてください。抜け毛やフケをケアすることは、赤ちゃんのアレルギー予防にも繋がります。自宅でできればいいのですが、暴れてしまう時は無理をせずサロンや動物病院にお願いしましょう。

●赤ちゃんの声に慣れてもらう
赤ちゃんの泣き声は、大きな音が苦手な猫ちゃんにはストレスになってしまうかもしれません。あらかじめ、動画などで慣らしてあげるとスムーズですよ。


生活環境で押さえておきたいポイント

猫と赤ちゃんの同居

猫ちゃんの動線と育児を行う飼い主さんの動線、双方が動きやすい環境作りを意識して自宅内を見直してみてください。

●愛猫専用の場所を作る
離れたところから赤ちゃんを観察できる場所、静かに一人で過ごせる場所を作ってあげると猫ちゃんが困った時に逃げ込めます。キャットタワーでもいいですし、愛猫専用のお部屋を作ってあげるのもいいでしょう。

赤ちゃんがストレスな猫

●愛猫のトイレや食事場所の見直し
猫ちゃんはストレスが体調不良に直結しやすいので要注意。食事やトイレの場所が賑やかだと落ち着かず、食欲不振や排せつトラブルに繋がりかねません。

赤ちゃんの存在を気にせずゆっくりできる場所に設置してあげてくださいね。

●蚊帳など赤ちゃんを守るアイテムを用意
新生児のうちは免疫力も弱く、猫ちゃんとの接触は避けた方が安心です。ベビーベッドにねんねさせていても猫ちゃんたちは届いてしまうので、蚊帳などでガードできるよう準備しておきましょう。


猫ちゃんの体調に注目

猫のストレス 観察

赤ちゃんがやってきた後は、ぜひご家族皆さんで猫ちゃんの体調に目を配ってあげてください。体調不良をぎりぎりまで隠そうとする習性があるので、食事はとれているか、おしっこは出ているか、普段と違う様子はないか、飼い主さん側が気が付いてあげる必要があります。

ストレスを感じさせていることに心苦しさを感じるかもしれませんが、これは慣れるために必要な時間。しっかりフォローしてあげれば大丈夫です。

無理な接触はNG!猫ちゃんの目線に立ってあげよう

猫と赤ちゃん

猫と赤ちゃんのツーショットはたまらないものがありますが、まずは赤ちゃんの免疫力がついてくるまで過度なスキンシップは取らせないようにしてくださいね。

早く仲良くしてほしいな…と思っても猫ちゃんのペース優先!

猫ちゃんは赤ちゃんが飼い主さんにとって大切な存在であることをきちんと理解しています。仮に子供が苦手な子でも、上手に距離を取りながら一緒に生活できることの方が多いでしょう。愛猫の目線に立ち、家族みんなで新しい生活に慣れていけるといいですね。
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