ワンちゃんと川や海で水遊び!楽しむだけでなく気をつけてあげたいことは?

犬と水遊び

ようやく水遊びを楽しめるシーズンがやってきましたね。今年の夏はワンちゃんと海や川でアクティブに遊ぶ計画を立てている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ワンちゃんと水遊びするときの注意点や必要なものをご紹介していきます!甘く見ればいのちにかかわることもある水遊びを安全に楽しむために、ぜひ参考にしてみてくださいね。


目次
■熱中症や低体温症に要注意!
■水を飲み込みすぎないように
■ワンちゃんも飼い主さんもライフジャケットを
■嫌がっている場合は無理をさせない
■ルールやマナーを守って
■ひと夏の思い出に!



熱中症や低体温症に要注意!

犬の水遊び 注意

ワンちゃんのからだは毛皮に覆われているぶん、暑さ寒さの体温調整が難しいので、飼い主さんが気にかけてあげるようにしましょう。とくに寒冷地原産のダブルコートのワンちゃんは熱がこもって熱中症になりやすく、暖かい地域原産のシングルコートの子は冷たい水を直接肌に受けて低体温症になりやすい傾向があります。

熱中して遊んでいてもこまめに陸に上がらせ、ぐったりしていないか、震えていないかなどをチェックし、肌の温度を確かめてください。



水を飲み込みすぎないように

犬 水遊び 水を飲む

ワンちゃんがボールなどのおもちゃをくわえたまま泳いでいると、大量の水を飲み込んでしまい、水中毒(低ナトリウム血症)を起こす可能性があります。また、海水の場合は食塩中毒(高ナトリウム血症)になる恐れもあるので、水を飲み込ませすぎないように注意しましょう。

はじめは軽症に見えても数日後に様態が急激に悪化するケースもあり、重度の場合いのちにかかわる危険があります。水遊び後2~3日はよくワンちゃんを観察し、元気がなかったり下痢や嘔吐を繰り返したりなど、いつもと違う様子が見られたら迷わず獣医師さんに相談してくださいね。

犬 水分補給

また、脱水症状にならないよう、日陰でこまめに水分補給をすることも忘れずに意識しましょう。



ワンちゃんも飼い主さんもライフジャケットを

犬 ライフジャケット

安全な浅瀬で遊んでいるつもりでも、急に深い場所や流れの速い場所にはまってしまう危険があります。万が一に備えて、ワンちゃんも飼い主さんもライフジャケットを着用しましょう。ロングリードも忘れずに装着してください。

ワンちゃん用のライフジャケットは、引き上げ用のハンドルやリードが掛けられるリングフック付きのものがおすすめです。泳ぐのが苦手な子の場合、息がしやすくなるあご乗せつきのアイテムが便利ですよ。



嫌がっている場合は無理をさせない

犬の水遊び 嫌がる

ワンちゃんのなかには泳ぐことが大好きな子もいれば、水が苦手な子もいます。無理に水へ入れることで、ワンちゃんがパニックを起こして周囲に迷惑を掛けてしまったり、トラウマになって二度と水遊びできなくなったりする可能性があります。

水遊びデビューの前に、おうちのお風呂や水たまりへの反応で水が平気かどうかチェックしてみるとよいでしょう。とても嫌がっているようであれば、無理は禁物です。

ルールやマナーを守って

犬の水遊び ルール

海水浴場や川辺では、ペットの同伴がNGとなっていることも少なくありません。時間帯の制限や、入場はできても入水はNGなど、細かなルールを制定していることもあるので、事前にホームページや看板などでルールを調べてからお出かけしましょう。

また、たとえ水遊びの場であってもノーリードはマナー違反です。ワンちゃんが苦手なひとが周囲にいるかもしれないことを念頭において、人込みから離れたところで遊ぶといいですね。


ひと夏の思い出に!

愛犬と水遊び

水遊びはワンちゃんにとってもよい刺激となり、ストレス発散や心身の成長に役立ちます。しっかり気を付けながら、ワンちゃんとひと夏の思い出を作りましょう♪
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