世界のペットとトイレ事情vol.1~スペイン、ロシア編

私たちオーエフティーでは、世界のペット用品を自らの足で探し、その中でもペット用トイレに力を入れて販売しています。

アジアやヨーロッパなど様々な国のペットトイレを取り扱っていますが、その輸入している国の背景を知ることもまた大切だと考えています。

今回は、色々な国のペット事情、またトイレ事情について数回に分けてご紹介したいと思います。

 

スペイン

スペイン サクラダファミリア

スペインの街中では、ペットと一緒に並んで散歩や食事、ショッピングなど楽しまれている飼い主さんを沢山見かけることができます。ペットと共に生活をすることが自然だと考えられているため、賃貸物件や集合住宅でもあえて『ペット可』と表示されることはほどんどないくらいです。

スペイン 犬とマラソン
▲ワンちゃんと共に走るマラソン大会も地方によって多々開催されます。

法律で禁止はされていますが、ノーリードの大型や中型のワンちゃんを連れて散歩を楽しむ飼い主さん達も多くみられます。それは、ペットが小さいうちからしつけやトレーニングに力を入れているため、しっかりと飼い主さんとの信頼関係が築かれているからです。ワンちゃん達も噛みついたり吠えたりすることなく、飼い主さんに寄り添っています。

しかし、反対にマナーといえばまだまだ悪い部分も多く、町中にペット達の排泄物が落ちているのも現状です。ドイツなどヨーロッパの多くでは、ペットシーツの認知度も低く販売している店舗もほとんどないため、散歩時にすましていることが多いようです。

対策として、マドリード市内ではワンちゃんのうんち専用のゴミ箱や専用のゴミ袋が町の至る所に設置されていたり、また、バルセロナのエル・ベンドレルという小さい町では、2014年になんと公衆の犬専用水洗トイレも登場したそうです!
参照:The Guardian for 200years


いつか、わんちゃんと実際に訪れてみたいですね♪


ロシア連邦

ロシア連邦

世界的な調査会社「GfK(Growth from Knowledge)」が2016年に発表した「グローバルのペット飼育率調査」によると、ロシアでのペット飼育率はなんと73%と、ほとんどの家庭で何かしらの動物を飼育していることになります。ちなみに日本の飼育率は当時で37%です。

大体の国で犬が1番多く飼われている中、ロシアでは犬の約2倍の猫ちゃんが飼育されています。

ほぼ全土が寒冷気候に属しているため、基本的にペットは室内飼いをしているため、猫が飼いやすいうえに、もともと猫が好きな国民性であることが主な理由だとか。多くの方が生活している集合住宅でも飼育可能であることにも納得です。

また、猫砂のラインナップも充実しています。郊外の方ではお金をかけず、往来の砂を箱に入れてトイレにされている飼い主さんも見られますが、都会の方では日本と同じく一般的なトレー型からシステムトイレまで様々です。ただ、雪道を持って歩くのが大変な餌や猫砂などの重いものは、オンラインショップで購入される方が多いようです。

冬の雪道での散歩はワンちゃんには厳しく、フットカバーを履かせるなど、ペット用品も充実しています。

ロシアでの犬の散歩

ロシアでは狂犬病のワクチンが義務付けられていないので、ワクチン接種をしていない犬が多いうえ、日本と同じく飼育放棄も問題となっているので元ペットの犬も合わせて野犬化となりウロウロしている光景も多くみられます。(外務省)

しかしその反面、ロシア国内をペットと一緒に旅行するにはペットパスポート、海外でペットと旅行する場合は、目的国の法的要件と輸送する動物のタイプにより異なった国際ペットパスポートおよび/または関係する獣医師書類が必要です。(詳細はアエロフロート・ロシア航空HP参照)

パスポートの中にワクチンの接種歴や治療歴、マイクロチップ情報などが管理されているのには驚きですね!

次回も、世界の色々なペット達の生活を覗いてみたいと思います♪
お楽しみに。


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