▲これからのクリスマスシーズンにもぴったりのベッドです
日本でも10,000個以上が販売された
大人気のキャットハウスKivikis(キビキス)
これは日本から遠く離れたリトアニアで1点ずつ手作りで製造されています。より深くキビキスを知ってもらうため、今回はどのようにして作られているのかをご紹介させて頂きます。
キャットハウス kivikis キビキス 正規品 北欧 リトアニア
ヨーロッパ出張にいってきました! キャットハウスkivikisづくりを体験 編
1.まず決められた丸型のプラスチックの型を作ります。(形は35 x 40cm程度)
2.型の上に決められた量のウールを細かくちぎって用意します。最初のウールカラーが内側になります。ここから水を含ませ石鹸で擦り続けるとフェルト化して固くなります。
3.ウールが乗った型を裏返し、型に沿って内側に折り込みます。
4.再度ウールを乗せて、フェルト化させます。
裏表を何度も返して薄い部分などを修正し、擦り続けてしっかりウールを固めます。
5.次にキビキスの表面の色(図はグリーン)を同様に並べていきます。ここから新たに水を含ませ石鹸で擦り続けフェルト化を続行します。
6.フェルト化が完了したら裏返して作業を続けます。
7.さらに羊毛を加えて分厚く固いフェルトを作ります。
8.分厚くフェルトが出来上がったら、麺棒のようなもので水分を出し切ります。
9.先端を決められたサイズで切り取ります。これがキビキスの入り口となりますので丁寧な作業が求められます。
10.内側からプラスチックの型を取り除けば、内側が空洞のベットが完成です。
しかし石鹸水に浸ったキビキスをこのままで使用できるはずもなく、シワを伸ばす作業と長い乾燥の時間に入ります。
11.最後に石鹸水を取り除くために、洗濯機にて洗浄と乾燥を行います。
そして濡れているうちにシワ引き延ばし、形を整えて長い長い乾燥室へ。
▲ふわっふわのニュージーランド産の天然羊毛を使用しています。
▲たっぷり石鹸水を含んだキビキス。どんどん固くなっていきます。
▲しわが引き伸ばされて、乾燥中のキビキスたち
ここからなんと9日間も乾燥させます。冬季は氷点下の地域のため、大きなボイラーが備え付けられており、部屋を暖めながら乾燥させます。
フェルト作業だけでも1時間近く掛かり、長い乾燥が必要なキビキスですが、その手間のおかげで縫い目のないふんわりとしたキャットベッドが猫ちゃんを安心させてくれるようです。
またほのかに香る石鹸の匂いと優しい肌触りで、いつもは中々ベッドを使用してくれない猫ちゃんでも入ってくれるご報告を何件も頂いております。(※もちろんどうしても警戒心の強い子はいます)
ぜひこれからの寒い季節に向けてキビキスをおひとついかがでしょうか。
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キャットハウス kivikis(6カラー)