▲ふわふわの暖かさが、あまりの気持ちよさにうっとりしちゃいます。
今世間を騒がせている最高にキュートなペットベッドをご存じですか?
それがこちら。当店でも圧倒的な人気を誇る、キャットハウスKivikis(キビキス)です!
大ヒットKivikisの魅力に迫るシリーズ第2回目。今回は当店のスタッフが実際にリトアニアに行って、Kivikisを制作してみた体験レポートをお届けします。
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実際にリトアニアのKivikis社を訪問しました!
▲リトアニアのKivikis社での製造風景
2017年5月、初めて訪れたリトアニア。首都ヴィリニュスから3時間半ほど掛けてたどり着いた田舎町マジェイケイは、牧歌的な風景が広がっていました。
Kivikis社の社長に温かく出迎えられ、さっそく社内を見学。屋根裏部屋のような空間で女性たちがのびやかに作業する光景は、ジブリ映画のよう。なんだかワクワクしてしまいます。
なんとウールからKivikis作りを実体験
▲厚さが均等になるように慎重に作業を進めるスタッフ。
マダムたちに囲まれながら、当店のスタッフもKivikis製作を体験させてもらいます。まずはニュージーランド産の羊毛を型に載せ、石鹸水を使ってフェルト化させる作業から。
内側と外側、2色のウールを使い分けながら何度も何度も表面を擦って、かたどっていきます。手慣れた職人でも1つ作るのに40分程度掛かるそう。
形が整ったら、はさみを使って一思いに出入り口を切り取ります。スタッフが開けた穴はギザギザになってしまい、結局現地のパートさんが丁寧に修正してくれました。
▲失敗できないこの作業…緊張が走ります。
ここまでくると少しキャットベッドっぽくなってきましたね。しっかり絞って脱水した後は乾燥工程に入ります。
この乾燥の仕方がとってもユニーク。なんとKivikisの中に風船を入れ、パンパンになるまで膨らませるんです!
表面のシワをクリケットのバットのようなもので叩けばこの通り。きれいな真ん丸になりました。
スタッフが体験させてもらった作業はここまで。この後は日の当たらない場所でなんと9日間も掛けてじっくり乾燥させるそうです。1つ作るのに大変な苦労と時間が掛かるんですね。
女性の雇用機会を増やすために
実際に職場体験をさせてもらって気づいたことがありました。最後の力仕事は屈強な男性が1人で行っていたのですが、その他のスタッフは全員女性!聞くと、みな地元の主婦だそう。どうして女性ばかりが働いているのでしょうか?その理由はリトアニアの自然環境にありました。
リトアニアは冬が長く厳しいため、働く場所が少なく、男性や若者の大半はイギリスなど外国に出稼ぎにいってしまうそうなのです。
残された現地の女性にとって、国内で働ける場所があることはとっても嬉しいこと。Kivikis社が会社として発展することは、リトアニアの女性の在り方を変えてくれるきっかけになるかもしれません。
後日談
▲スタッフが制作した、もこもこキビキス!
後日、約束していた通り当店スタッフの作ったKivikisがリトアニアから届けられました。
やり終えたときは自信満々だったのですが、こうして見てみるとやっぱりしわしわ…とても売り物にはなりませんよね。職人の技術をしみじみと感じさせられました。
Kivikis製作ストーリー、いかがでしたでしょうか。次回の特集ではKivikisの国内外の受賞歴やブームの秘密を徹底検証していきます。
お楽しみに!
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