自動猫トイレの導入を考えている方の中には、安全面が気になっている方は多いのではないでしょうか?
最先端で、便利である反面、「本当に安全なの?」「中で挟まれて怪我をすることはない?」と、留守中に大事な猫ちゃんに何か起こらないかと不安になるかもしれません。
今回のブログでは、自動猫トイレを安心してお使い頂けるよう、安全性について詳しく解説していきたいと思います。
自動トイレの仕組み
▲「ドーム回転タイプ」ドームが回転し、網の部分が固まった排泄物と綺麗な砂を仕分けます。
自動猫トイレの処理方法は、「ドーム回転タイプ」と「クシタイプ」と大きく2つに分かれます。
「ドーム回転タイプ」はドームが回転して排泄物を処理するタイプのトイレで、猫ちゃんが用を足し終わって外へ出たのを感知すると、設定した時間後にドームが回転し、排泄物を自動で処理してくれます。
ドーム内は写真のようになっており、排泄物はコンテナ(ダストボックス)へ、綺麗な砂はそのまま残るという仕組みです。
オーエフティーでは「キャットロボットオープンエアー」「CATLINK SCOOPER」「MOME」がこのタイプに分類されます。
▲「クシタイプ」クシが動いて綺麗な砂と固まった排泄物を仕分けます。
一方「クシタイプ」は、ドーム自体は回転せず、中にある「クシ」が動いて排泄物を処理してくれます。
固まった排泄物のみをクシがすくい取り、コンテナ(ダストボックス)にポトンと落として、綺麗な砂はそのままドーム内(トレイ内)に残ります。
「サークルゼロ」「LavvieBotS」がこの「クシタイプ」にあたります。※「サークルゼロ」以外は、手動ボタンで即処理することも可能です。
その他の機能は機種により異なりますので、詳しくはこちらをご確認下さい。
全自動猫トイレの選び方(5機種比較ページ)
自動猫トイレは安全?
さて、その大きくてスタイリッシュな見た目や、自動トイレの普及率の低さから、「自動猫トイレは、危なくない?」と疑問を持たれるかもしれません。大切な猫ちゃんが毎日使うトイレだからこそ、安全性は大事なポイントですよね。
ご安心ください。
弊社で取り扱いのあるすべての自動猫トイレには、猫ちゃんが入ったことを感知する重量センサーが搭載されています。このセンサーが働くため、好奇心旺盛な猫ちゃんが処理動作中の自動トイレに入ってしまったとしても、その場でピタッ!と動きが止まります。
「ドーム回転タイプ」のトイレは、さらに「挟み込み防止」の安全装置も備わっていますので、もし誤って猫ちゃんが回転中のドーム内の開いた排泄口に挟まってしまったとしても、異物が挟まったことを機械が検知し、すぐに動作は止まります。
これらの安心設計で、猫ちゃんが自動猫トイレの中で挟まれてしまったことは一度もございません。
もしもの事故を防ぐために
前述のとおり、安全性も高く、とても便利な自動猫トイレですが、飼い主様にも注意して頂きたい点があります。
■子猫には使用しない
子猫はとても好奇心旺盛で、まだまだトイレだと認識できずに、中で遊んだり寝てしまう子もいます。自動猫トイレは、子猫のように軽すぎる猫ちゃんが入ると重量を感知するセンサーが反応しない可能性もございますので、取扱説明書を必ず読んで正しく使いましょう。
下限体重は機種により異なりますので、以下をご確認ください。
・キャットロボットオープンエアー…2.3kg未満は使用できません。
・CATLINK SCOOPER…1.5kg未満は使用できません。
・Lavvie BotS…1kg未満は使用できません。
・MOME…1kg未満は使用できません。
・サークルゼロ…下限体重はありません。(重量センサーが無いタイプのため。入口に位置センサーが有)
■こまめにお手入れを行う
本体の汚れやダストボックスが満タンのまま放置しておくと、故障の原因となります。湿気の多い時期は特に注意が必要です。
満タンになる前にダストボックスの処理や、定期的にお手入れ(拭き掃除やドームの丸洗い等)を行うことで、もしもの不具合を格段に減らすことができます。※お手入れの頻度は最低でも1ヶ月に1度を推奨しています。
故障かな?と思ったら
少しでも不安を感じたり故障を疑う時は、すぐにカスタマーサポートへご連絡下さい。詳しくヒアリングをさせて頂いた上で、適切な対処方法をお伝えいたします。
不具合がおさまらない場合は修理応対となる可能性もありますが、迅速かつ心をこめて丁寧に修理させて頂きますのでご安心くださいませ。
自動猫トイレは大切な猫ちゃんに安全に使ってもらえる生活に欠かせない快適なトイレです。
些細な事でもお気づきの際は、お気軽にご相談ください。