ペット愛護が進む欧米の猫トイレ事情とは?日本との違いを徹底比較



「猫ちゃんのトイレ、どれが正解?」と悩まれている飼い主さんは多いですよね。近年では、かたちや大きさ、機能などさまざまなバリエーションの猫トイレが登場し、選択肢はますます豊富になってきています。

選ぶときの参考にしたいのが、”海外ではどのような猫トイレが主流なのか”という視点です。 生体の店頭販売が禁止されているなど、ペット愛護の精神が広く浸透している欧米では、猫トイレひとつをとっても日本とは異なる文化や特徴があります。

「猫ちゃんにとって本当に快適なトイレとは何か?」──そのヒントを、主流となっている猫トイレの違いから探ってみましょう。

目次
■欧米の猫トイレは「大きめ」が基本!
■出入りのしやすい「オープンタイプ」が人気
■猫トイレの数は「頭数+1個」
■欧米でも日本でもメジャーになりつつある「自動猫トイレ」
■猫トイレの“正解”はさまざま




欧米の猫トイレは「大きめ」が基本!



日本の狭い住宅事情では猫トイレの置き場所に限りがあり、どうしてもコンパクトで省スペースなアイテムが選ばれがちです。しかし欧米では、猫トイレは「大きめ」が基本。日本のアイテムに馴染んでいる人は、店頭に並ぶ猫トイレの大きさにびっくりすることでしょう。

欧米では、中でゆったりUターンできる体長の1.5倍以上の大きさが理想という考え方が広く知られており、猫ちゃんがストレスなく排せつできることを最優先にしているのです。


出入りのしやすい「オープンタイプ」が人気



清潔感やニオイ漏れ防止を重視する日本人には、外から排せつ物が見えないフード付きの猫トイレに高い人気があります。一方で欧米では、猫ちゃんが出入りしやすいオープンタイプの猫トイレが主流です。

地下室など人目のつきにくい場所に設置できる欧米と、リビングなど人通りのある場所に置かざるを得ない日本の住環境の違いがここにも表れていますよね。また、日本では人気の高い猫用システムトイレも、欧米ではそこまで支持されていません。

「ニオイ漏れがなく、一週間取り換え不要」という便利なトイレシートも、嗅覚の鋭い猫ちゃんにとってストレスの原因になるのではという指摘があります。システムトイレは、あくまで都市部の狭小住宅でのみ求められているニッチな製品という位置づけのようです。


猫トイレの数は「頭数+1個」



排せつトラブル防止のため、猫トイレは「頭数+1個」を設置するのが理想とされています。欧米はもちろん、日本でも広まりつつある考え方ではありますが、やはり日本ではスペースの制約もあり実践できないケースが少なくないでしょう。

複数設置する場合も、できれば猫ちゃんの気分次第で選べるよう、並べるのではなく別々の場所に置きたいところですが、これも住宅事情によっては難しいですよね。



欧米でも日本でもメジャーになりつつある「自動猫トイレ」



「消臭力や清潔感に特化したアイテム」が受け入れられやすい日本でも、「猫ちゃんにとっての使いやすさ」が重要視されがちな欧米でも、共通してシェアを伸ばしているのが最先端の”自動猫トイレ”です。

自動猫トイレは大型のものが主流で、猫ちゃんがゆったりと出入りできるうえ、排せつを感知して清掃し、清潔な状態を保つことができるという優れもの。アプリでトイレの回数や体重などの健康管理できるアイテムも注目されており、猫トイレの新しいスタンダートとして世界中で急速に人気を集めているのです。



猫トイレの“正解”はさまざま



いかがでしたでしょうか。

愛猫と飼い主さんが一緒に快適な生活を送るためには、住環境やライフスタイルに合わせることも、猫ちゃんの本能や習性に合わせることもどちらも大切ですよね。欧米の考え方をヒントにしながら、愛猫にとって最適なトイレ環境を改めて考え直してみてくださいね。

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