ブリリアントパッドで失敗しないトレーニング方法

ブリリアントパッド 犬用自動トイレ

世界初の犬用自動トイレBrilliantPad(ブリリアントパッド)がバージョンアップして登場しました!

従来の使いやすさ、便利さはもちろんのこと、新タイプではアプリ操作が可能となり、いつでも簡単にワンちゃんのトイレのお掃除ができます。

また、カメラ機能も付いているので、ワンちゃんの姿がいつでも確認でき、留守時もひと安心です。

一度使えば『もとのトイレに戻れない』ほど実用的なブリリアントパッドですが、ワンちゃんからすると急に今までのトイレがなくなった代わりに巨大ロボットが現れた!と怖くて近づけないかもしれません。

そこで、今回は飼い主さんとワンちゃんが快適に自動トイレライフを送れるための、有効なトレーニング方法をお伝えします。

怒らない!叩かない!

犬を叩かない、怒らないが大事

まず、日頃のしつけから、ワンちゃんが失敗したり、悪さをしても決して強く怒ったり、叩かないように気を付けて下さい。

ワンちゃんは、トレーニングによって自分で考えて行動することができますが、その反面、善悪については理解が難しいと言われています。

飼い主が何に対して怒っているのか理由がわからないため、何度も繰り返します。

強く怒られた時は、恐怖の方が強く残り、やがて飼い主さんへの信頼も失ってしまうこともあります。そうなってしまうと、しつけやトレーニングはさらに難しくなります。

その分、少しでも何か出来た時は、大袈裟なくらいたっぶり褒めてあげて下さい。そうすると、喜んでもらおうと同じ事を繰り返すので、結果トレーニングへとつながるのです。

怖がり屋さんのワンちゃん

怖がり屋さんのワンちゃん

もしワンちゃんが、ブリリアントパッドを見てビクビク怖がっていたり、吠えたりすることがあれば、強要せず、一旦移動させて落ち着かせましょう。

ブリリアントパッドの上にお気に入りのブランケットや、従来のおしっこシーツをかぶせて、ワンちゃんが慣れるまで、少しづつ出したり移動させたりを繰り返します。

まずは、ワンちゃんにブリリアントパットの存在が怖くないと教えてあげることが大切です。置いていても気にしない様になれば、いよいよトレーニングのスタートです!

子犬からトレーニングをスタートする時

子犬のトイレトレーニング

好奇心旺盛な子犬は、家中のものに興味津々!ついつい興奮しておしっこをもらしてしまう…なんてよくある話です。

また、トイレの認識もないため、どこでも自由気ままに排泄してしまいます。

そのため、子犬の場合は、出来るだけサークルなど限られたスペースを作り、その中でトイレトレーニングをしてあげる方がいいでしょう。

サークル内にブリリアントパッドを設置し、同じスペースに、水やフード、そしてベッドを置きます。

犬の習性で、食事場所と寝床は清潔を好むため、こまめに清掃してワンちゃんにとって、居心地のよい空間を作ってあげて下さい。

・起床時、食後、また遊びはじめから10分から15分後
・旋回したり、クンクン匂っていると気づいたとき 

このタイミングは高確率で排泄に成功しやすいので、ブリリアントパッドの上にワンちゃんを乗せてあげましょう。また、2時間置きに乗せるとより効果的にトレーニングができます。

犬のトイレトレーニング

成功しても、しなくても、ブリリアントパッドに乗れたことを沢山褒めてあげることが大切です!

もし、うんちが出来たら、すぐに手動で巻いて、掃除します。サークル内でニオイが充満してしまい、ワンちゃんがニオイ元を特定できなくなるのを避けます。

おしっこが出た時は、しばらくニオイを識別させるために少し汚れたところを残して置いて下さい。

衛生面が気になる方は、市販の犬用トイレしつけスプレーも売っていますので、そちらをトイレシートに含ませてもいいですね。

飼い主さんがワンちゃんをしっかり世話ができる時はサークルの外に出してあげても大丈夫ですが、外出の時、またお休み際は特に、サークル内に入れて安全を確保してあげて下さい。

すでにトイレシートを使っている時

犬用自動トイレ ブリリアントパッド

現在、すでにトイレシートで排泄できているワンちゃんのトレーニング方法です。

まず、今までのトイレの場所に、普段使っているシートを乗せたブリリアントパッドを設置します。

その時、新しいものではなく、少しワンちゃんのおしっこで汚れたシートを使用する事がポイントです。オシッコのニオイはワンちゃんにとって新しいトイレの場所を知らせる手助けとなります。

シートのうえでトイレに成功した後は新しいシートを置き直します。何日か成功が続いた後は、2、3日間は半分だけ従来のパッドを置いて様子を見てみましょう。
犬 トイレ移行


次に4分の1に折りたたんで従来使用しているシートの面積をさらに狭めてみます。

犬 トイレ移行トレーニング方法

最終的にブリリアントパッドの上で直接トイレが出来るようにすべて取り除きます。

犬が途中で嫌がったり、失敗して違うところで排泄をしたりするようでしたら、最後に成功していたプロセスまで戻って仕切り直し、同じように繰り返していきます。

トイレに失敗してしまったら

トイレ失敗した犬
もし、トレーニング中に失敗して違うところで排泄してしまっても、怒ったり騒いだりは逆効果です。自宅でのトレーニングは一進一退です。冷静に対応しましょう。

また、汚れた箇所を掃除した後は、除菌消臭スプレー等でニオイを完全に消して下さい。ワンちゃんがニオイをたどってトイレの場所と勘違いし、繰り返し排泄してしまうのを防ぐためです。

もし何回も失敗してしまうようでしたら、排泄をしてしまう場所に従来のシートのみを一旦移して置きます。

さらに慣れてきたらシートの近くにブリリアントパッド本体を置きます。

最終的にシートをブリリアントパッドの上に置いて…と初めの手順に戻ってお試し下さい。

ワンちゃんは、それぞれのペースでトレーニングをしていきますので、成功を信じて我慢強く待ってあげましょう。

高齢犬の場合

高齢犬トイレ

高齢犬は経験値も高く、排泄場所、リズムがすでに決まっているため、新しくトイレトレーニングとなると、飼い主さんのかなりの根気と労力、また時間を費やす事になります。

お世辞にも、簡単とはいえないのです。

ただし、決して不可能ではなく、焦らす、怒らず、のんびりとトレーニングに励めば、少しずつ移行は可能です。

実は、外でしかトイレをしないワンちゃんも多くいますが、さらに高齢になると外へ散歩に行けず室内で過ごすようになってきます。介護が必要になったり、認知症を発症したりしまうと、ますます室内での排泄習慣が大切になります。

いざという時に慌ててしまわない様、ワンちゃんのため、飼い主さんのためにも少しでも早くトイレトレーニングを始めてあげることをお勧めします。

この機にもう一度ご自宅のワンちゃんのトイレ様式を見直してみるのはいかかでしょうか?快適なトイレ習慣は生活を豊かにしてくれますよ。


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