猫と子供は仲良くできる?一緒に暮らしていくためのポイントとは



愛猫と子供が一緒にいる姿…愛おしく胸が温かくなる光景ですよね。

自由気ままなイメージがある猫ちゃんですが、実はとても愛情深く、小さな子供の遊び相手をしてくれたり寄り添ってくれることも多いんです。お子さんの成長と共に猫ちゃんのお迎えを考える方も多いのではないでしょうか。

とはいえ猫ちゃんが大きな物音や環境変化が苦手な動物であることも事実。猫と子供、仲良く一緒に暮らしていくためにはどのようなポイントに気を付ければいいのでしょうか?


目次
■猫と子供の相性は?
■子供に教えておきたいポイント
■猫ちゃん側に必要なケア
■お互いを考慮した生活スタイルを確立しよう



猫と子供の相性は?



猫と子供の相性ですが、いいとも悪いとも言えない、というなんとも歯切れが悪い答えになってしまいます。

子供と関りを持ってきていない成猫の場合は、初めて接する子供という存在に驚いてしまったり嫌がる子が多いかもしれません。反対に子猫であれば子供の存在を最初から認知することとなるため、苦手意識を持つことも少ないでしょう。

大きな物音、甲高い声、乱暴な触り方、こういったものを猫ちゃんは嫌う傾向にありますが、子供を育てている以上、避けられない部分もありますよね。猫ちゃんをお迎えするのであればお子さんが触り方や接し方をある程度理解できる年齢になってから...が理想的でしょう。



また一概には言えませんが、猫種によってもさまざまな傾向があります。

アメリカンショートヘアやラグドール、日本猫はおおらかで子供とも仲良く遊べる子が多いようです。もちろんどんな子でも本人が持ち合わせた性格が一番重要ですが、猫ちゃんをお迎えするときは一つの参考材料にしてもいいですね。


子供に教えておきたいポイント



猫ちゃんを迎えるときは、以下のようなポイントをわかりやすく、お子さんに説明してあげましょう。 
●大きな音や声が苦手
●いきなり触ったり抱っこはしない
●優しく撫でる
●一人でゆっくりする時間も作ってあげる

猫にとって過ごしやすい環境を作り、安心できる接し方を教えておきます。これは猫ちゃんだけでなく、お子さんの身を守るためにも必要なこと。

もちろん最初は上手にできないかもしれませんが、一緒に過ごしながら少しずつ覚えていけばOKです。その間はご家族が上手にフォローしてあげてくださいね。

その他、お子さんに何か一つ係りを任せてみると、責任感を持って愛猫のお世話ができるようになります。ご飯やおやつ、お水の補充、なんでもかまいません。ペットとの暮らしは子供の精神発育にとてもいい影響があります。ぜひ命の大切さや尊さを学ぶ機会を活かしていきましょう!


猫ちゃん側に必要なケア



猫ちゃんサイドのケアとして行っておきたいのは 
●予防接種や寄生虫の予防
●トイレトレーニング
●避妊や去勢の手術
●定期的な爪切り
●避難スペースの確保

お子さんがいるおうちでは、より衛生管理が重要となってきます。ノミやマダニ、寄生虫の予防はしっかり行っておきましょう。

また避妊や去勢手術を受けていない子は、スプレー行為をはじめとしたマーキングが目立ち排せつ物でおうちが汚れてしまうことも。早めの段階で手術を検討してください。

また、お互いを傷つけてしまわないよう爪切りも定期的に行っておくと安心です。猫ちゃんが疲れてしまった時に一人でリラックスできるスペースも用意しておきましょう。


お互いを考慮した生活スタイルを確立しよう



猫との生活スタイルは家庭によってさまざま。お子さんの年齢や性格、お迎えした猫の傾向、家族の生活リズム、全てを考慮した上でベストな形を選びましょう。

思っていたより猫と子供が触れ合ってくれないな…なんてこともあるでしょう。しかし、目に見えるものだけが絆ではありません。案外知らないところで遊んでいたり、触れ合わずともお互いを認め合っていたりするものです。

そんなところも含めて猫ちゃんとの生活は楽しいもの!ぜひ【我が家らしい猫と子供のいる暮らし】を実現してくださいね。

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