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  • 【猫と季節の花】猫がいてもコスモスを飾って大丈夫?秋に楽しめる花と注意したい植物

    【猫と季節の花】猫がいてもコスモスを飾って大丈夫?秋に楽しめる花と注意したい植物

    気が付けば陽が落ちるのも早くなり、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。 お部屋に秋らしさを取り入れるなら、季節の花を飾るのも素敵ですよね♪でも、おうちに猫ちゃんがいると「この花は飾っても大丈夫かな?」と、お花選びにも気を遣うもの。 そこで今回は、秋にフラワーショップで見かける花の中から、猫に対して比較的安全とされているものや、注意したい植物についてご紹介します。 ※植物の安全性は種類や個体によって異なる場合があります。猫が植物を口にしてしまった場合や、体調に異変が見られた場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。 目次■「コスモス」は猫にとって安全なの?■猫と暮らしているなら気を付けたい秋の花■お月見やハロウィンに飾る花は猫にとって安全?■秋の花を猫と安全に楽しもう!   「コスモス」は猫にとって安全なの? 秋の花といえば、軽やかに風に揺れる「コスモス」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 ピンクや白、赤紫など色も豊富で、秋らしい雰囲気を楽しめる人気の花ですよね。そんなコスモスは、猫に対して非毒性とされている植物のひとつです。獣医療系の資料でも、コスモスは「非毒性」とされています。 そのため、猫と暮らしているご家庭でも比較的取り入れやすい花といえるでしょう。ただし、猫にとって非毒性とされている植物でも、植物をたくさん食べれば吐き気や下痢などの胃腸症状を起こすことがあります。「安全だから、いくら食べても大丈夫」というわけではありません。猫ちゃんが花をかじる癖がある場合は、届かない場所に飾るなど、誤食を防ぐ工夫をしておくと安心です。 また、「コスモスはキク科だから、猫には危険なのでは?」と思う方もいるかもしれません。でも、植物は同じ科に属していても、すべてが同じ毒性を持っているわけではありません。実際に、同じキク科でもコスモスは非毒性とされている一方、キク(マム)は猫に有毒とされています。植物を選ぶときは、「○○科だから大丈夫」「○○科だから危険」とひとくくりにせず、植物の種類ごとに確認することが大切なんですね。そして、秋に楽しめる比較的安全な花としては「ケイトウ」も挙げられます。鶏のトサカのような形をした「ボンベイ」のほかにもさまざまな種類があり、「セロシア」という名前で販売されていることも。ケイトウの仲間には、猫に対して非毒性とされている種類があります。秋らしい色合いの花を探している方は、ぜひチェックしてみてくださいね♪ 猫と暮らしているなら気を付けたい秋の花 お店で目を引く秋の花は、ついお部屋に飾りたくなりますよね。 ですが、猫ちゃんと暮らしているなら、見た目だけでなく「猫にとって安全な植物なのか」も確認しておきたいところです。■ダリア・マム一輪でも華やかな「ダリア」や、「ピンポンマム」「ディスバッドマム」などのマム系は、猫にとって注意が必要な花です。 ダリアは、猫が口にした場合に軽い胃腸症状や皮膚炎を起こすことがあるとされています。また、キク(マム)も猫に有毒とされており、嘔吐や下痢、よだれ、ふらつき、皮膚炎などがみられる場合があります。秋らしく華やかな花ですが、猫が自由に触れられる場所に飾るのは避けたほうが安心でしょう。どうしても飾りたい場合は、猫が入らない部屋に置くなど、誤食できない環境をつくることが大切です。■秋色アジサイアンティーク調のくすみカラーが人気の「秋色アジサイ」。ドライフラワーに仕立てて楽しむ方も多いですよね。ですが、色が変化していたり、乾燥していたりしても、アジサイが猫にとって安全な植物になるわけではありません。アジサイは猫に有毒とされており、食べた場合には嘔吐や下痢などの症状がみられることがあります。「ドライフラワーなら大丈夫」と考えず、猫が口にしないよう注意しましょう。■ユリ秋のお彼岸などに合わせて、店頭で見かけることのあるユリ。しかし、猫と暮らしているなら、ユリは特に注意したい植物です。ユリ(Lilium属)は猫にとって非常に危険な植物で、花だけでなく、葉や茎、花粉などを摂取することで重篤な腎障害を起こす可能性があります。また、花を生けていた水も危険とされています。少量でも深刻な中毒につながる可能性があるため、猫がいるご家庭では「手の届かない場所に飾れば大丈夫」と考えず、家の中に持ち込まないことをおすすめします。特にユリの花粉は、猫の被毛に付着してグルーミングによって口に入る可能性もあります。猫ちゃんと暮らしているなら、花束を購入するときもユリが入っていないかを確認しておきましょう。   お月見やハロウィンに飾る花は猫にとって安全? 秋はお月見やハロウィンなど、季節のイベントもたくさんあります。花や植物を使って季節感を演出する機会も増えますが、猫のいるおうちでは植物選びにも少し注意が必要です。 《お月見》・ススキお月見の定番といえばススキ。 ススキについては、猫に対する強い毒性が知られている植物ではありませんが、葉の縁が硬く、猫がかじったり触ったりすることで口の中を傷つける可能性があります。 猫ちゃんが植物をかじるタイプなら、届かない場所に飾るなどの工夫をしておきましょう。《ハロウィン》・ほおずき・ソラナム・パンプキン・フォックスフェイスハロウィンの時期には、オレンジ色の実をつけた植物を飾ることもあります。なかで「ソラナム・パンプキン」や「フォックスフェイス」は、ナス科の植物です。ナス科には猫にとって有毒とされている植物もあるため、種類がはっきりしないものや、猫への安全性を確認できない植物は、猫が口にしないよう注意したほうが安心です。「ほおずき」も、観賞用として楽しむ場合には猫が口にしないよう注意しましょう。秋のイベントで植物を飾るときは、「見た目がかわいい」だけで選ばず、猫が触れたり食べたりしても問題がないか確認することが大切です。   秋の花を猫と安全に楽しもう! 秋の花には、猫と暮らしているご家庭でも比較的取り入れやすいものがあります。たとえば「トルコキキョウ(リシアンサス)」は、やさしい色合いのものから、ココアやラテのようなニュアンスカラーまで、さまざまな花色があります。トルコキキョウは、猫に対して安全な植物として紹介されている資料があり、猫と暮らしているご家庭でも比較的選びやすい花のひとつです。イギリスのCats Protectionの植物ガイドでも、リシアンサス(Eustoma)は猫に安全な花として紹介されています。一方で、トルコキキョウの花には猫が興味を示すことも研究で報告されています。花をかじったり舐めたりする猫もいるため、愛猫が植物を口にするタイプなら、念のため届かない場所に飾ると安心です。 また、「秋バラ」も秋ならではの魅力があります。秋に咲くバラは、色が濃く深みを増したり、香りを楽しめる品種があったりと、春のバラとはまた違った美しさがあります。 バラは猫に対して非毒性とされています。ただし、猫がかじってしまわないよう、花瓶の置き場所には注意しましょう。猫と暮らしているからといって、花のある生活をあきらめる必要はありません。大切なのは、猫にとって安全な植物を選ぶことと、猫が自由に口にできない環境をつくること。倒れにくい花瓶を選ぶ、猫が入れない部屋に飾る、手の届かない場所に置くなど、ちょっとしたひと手間で楽しみ方は広がります。愛猫の性格や行動を考えながら、無理のない範囲で、秋ならではの花を楽しんでみてくださいね♪【参考文献】・アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)「Toxic and Non-Toxic Plants List...

    【猫と季節の花】猫がいてもコスモスを飾って大丈夫?秋に楽しめる花と注意したい植物

    気が付けば陽が落ちるのも早くなり、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。 お部屋に秋らしさを取り入れるなら、季節の花を飾るのも素敵ですよね♪でも、おうちに猫ちゃんがいると「この花は飾っても大丈夫かな?」と、お花選びにも気を遣うもの。 そこで今回は、秋にフラワーショップで見かける花の中から、猫に対して比較的安全とされているものや、注意したい植物についてご紹介します。 ※植物の安全性は種類や個体によって異なる場合があります。猫が植物を口にしてしまった場合や、体調に異変が見られた場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。 目次■「コスモス」は猫にとって安全なの?■猫と暮らしているなら気を付けたい秋の花■お月見やハロウィンに飾る花は猫にとって安全?■秋の花を猫と安全に楽しもう!   「コスモス」は猫にとって安全なの? 秋の花といえば、軽やかに風に揺れる「コスモス」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 ピンクや白、赤紫など色も豊富で、秋らしい雰囲気を楽しめる人気の花ですよね。そんなコスモスは、猫に対して非毒性とされている植物のひとつです。獣医療系の資料でも、コスモスは「非毒性」とされています。 そのため、猫と暮らしているご家庭でも比較的取り入れやすい花といえるでしょう。ただし、猫にとって非毒性とされている植物でも、植物をたくさん食べれば吐き気や下痢などの胃腸症状を起こすことがあります。「安全だから、いくら食べても大丈夫」というわけではありません。猫ちゃんが花をかじる癖がある場合は、届かない場所に飾るなど、誤食を防ぐ工夫をしておくと安心です。 また、「コスモスはキク科だから、猫には危険なのでは?」と思う方もいるかもしれません。でも、植物は同じ科に属していても、すべてが同じ毒性を持っているわけではありません。実際に、同じキク科でもコスモスは非毒性とされている一方、キク(マム)は猫に有毒とされています。植物を選ぶときは、「○○科だから大丈夫」「○○科だから危険」とひとくくりにせず、植物の種類ごとに確認することが大切なんですね。そして、秋に楽しめる比較的安全な花としては「ケイトウ」も挙げられます。鶏のトサカのような形をした「ボンベイ」のほかにもさまざまな種類があり、「セロシア」という名前で販売されていることも。ケイトウの仲間には、猫に対して非毒性とされている種類があります。秋らしい色合いの花を探している方は、ぜひチェックしてみてくださいね♪ 猫と暮らしているなら気を付けたい秋の花 お店で目を引く秋の花は、ついお部屋に飾りたくなりますよね。 ですが、猫ちゃんと暮らしているなら、見た目だけでなく「猫にとって安全な植物なのか」も確認しておきたいところです。■ダリア・マム一輪でも華やかな「ダリア」や、「ピンポンマム」「ディスバッドマム」などのマム系は、猫にとって注意が必要な花です。 ダリアは、猫が口にした場合に軽い胃腸症状や皮膚炎を起こすことがあるとされています。また、キク(マム)も猫に有毒とされており、嘔吐や下痢、よだれ、ふらつき、皮膚炎などがみられる場合があります。秋らしく華やかな花ですが、猫が自由に触れられる場所に飾るのは避けたほうが安心でしょう。どうしても飾りたい場合は、猫が入らない部屋に置くなど、誤食できない環境をつくることが大切です。■秋色アジサイアンティーク調のくすみカラーが人気の「秋色アジサイ」。ドライフラワーに仕立てて楽しむ方も多いですよね。ですが、色が変化していたり、乾燥していたりしても、アジサイが猫にとって安全な植物になるわけではありません。アジサイは猫に有毒とされており、食べた場合には嘔吐や下痢などの症状がみられることがあります。「ドライフラワーなら大丈夫」と考えず、猫が口にしないよう注意しましょう。■ユリ秋のお彼岸などに合わせて、店頭で見かけることのあるユリ。しかし、猫と暮らしているなら、ユリは特に注意したい植物です。ユリ(Lilium属)は猫にとって非常に危険な植物で、花だけでなく、葉や茎、花粉などを摂取することで重篤な腎障害を起こす可能性があります。また、花を生けていた水も危険とされています。少量でも深刻な中毒につながる可能性があるため、猫がいるご家庭では「手の届かない場所に飾れば大丈夫」と考えず、家の中に持ち込まないことをおすすめします。特にユリの花粉は、猫の被毛に付着してグルーミングによって口に入る可能性もあります。猫ちゃんと暮らしているなら、花束を購入するときもユリが入っていないかを確認しておきましょう。   お月見やハロウィンに飾る花は猫にとって安全? 秋はお月見やハロウィンなど、季節のイベントもたくさんあります。花や植物を使って季節感を演出する機会も増えますが、猫のいるおうちでは植物選びにも少し注意が必要です。 《お月見》・ススキお月見の定番といえばススキ。 ススキについては、猫に対する強い毒性が知られている植物ではありませんが、葉の縁が硬く、猫がかじったり触ったりすることで口の中を傷つける可能性があります。 猫ちゃんが植物をかじるタイプなら、届かない場所に飾るなどの工夫をしておきましょう。《ハロウィン》・ほおずき・ソラナム・パンプキン・フォックスフェイスハロウィンの時期には、オレンジ色の実をつけた植物を飾ることもあります。なかで「ソラナム・パンプキン」や「フォックスフェイス」は、ナス科の植物です。ナス科には猫にとって有毒とされている植物もあるため、種類がはっきりしないものや、猫への安全性を確認できない植物は、猫が口にしないよう注意したほうが安心です。「ほおずき」も、観賞用として楽しむ場合には猫が口にしないよう注意しましょう。秋のイベントで植物を飾るときは、「見た目がかわいい」だけで選ばず、猫が触れたり食べたりしても問題がないか確認することが大切です。   秋の花を猫と安全に楽しもう! 秋の花には、猫と暮らしているご家庭でも比較的取り入れやすいものがあります。たとえば「トルコキキョウ(リシアンサス)」は、やさしい色合いのものから、ココアやラテのようなニュアンスカラーまで、さまざまな花色があります。トルコキキョウは、猫に対して安全な植物として紹介されている資料があり、猫と暮らしているご家庭でも比較的選びやすい花のひとつです。イギリスのCats Protectionの植物ガイドでも、リシアンサス(Eustoma)は猫に安全な花として紹介されています。一方で、トルコキキョウの花には猫が興味を示すことも研究で報告されています。花をかじったり舐めたりする猫もいるため、愛猫が植物を口にするタイプなら、念のため届かない場所に飾ると安心です。 また、「秋バラ」も秋ならではの魅力があります。秋に咲くバラは、色が濃く深みを増したり、香りを楽しめる品種があったりと、春のバラとはまた違った美しさがあります。 バラは猫に対して非毒性とされています。ただし、猫がかじってしまわないよう、花瓶の置き場所には注意しましょう。猫と暮らしているからといって、花のある生活をあきらめる必要はありません。大切なのは、猫にとって安全な植物を選ぶことと、猫が自由に口にできない環境をつくること。倒れにくい花瓶を選ぶ、猫が入れない部屋に飾る、手の届かない場所に置くなど、ちょっとしたひと手間で楽しみ方は広がります。愛猫の性格や行動を考えながら、無理のない範囲で、秋ならではの花を楽しんでみてくださいね♪【参考文献】・アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)「Toxic and Non-Toxic Plants List...

  • 動物看護師がドキッとする主訴!すぐに受診してほしい症状とは

    動物看護師がドキッとする主訴!すぐに受診してほしい症状とは

    私が勤務する動物病院は予約制です。飼い主さんからお電話を頂いて受診日や時間を決めるのですが、混み合っているシーズンはご希望の日程で予約を受けられないこともあります。そんな中、どれほど病院が混み合っていても、その症状ならば今すぐに来てもらわないと!と緊張する主訴や症状があるんです。そこで今回は動物看護師が思う緊急性の高い主訴についてご説明していきます。 目次■誤食■熱中症■多飲多尿■排尿困難■陰部から排膿 誤食 中毒性がある食べ物や植物、詰まってしまう可能性があるおもちゃや雑貨、人間の薬、ペット達が思わぬものを口にしてしまったというお電話は、時間を問わずすぐの来院をお願いする主訴のひとつです。というのも吐かせる処置ができるのは誤食してから約1時間30分後まで。それ以上経過すると異物が胃より先に進んでしまっていたり、毒素が体内に吸収されている可能性が高くなります。吐かせる処置や血液検査、点滴など誤食においては処置が早ければ早いほど経過がいいため、予約の空きを待たずすぐに来院していただきます。誤食後時間が経過してしまっていても慌てずに。まずは電話で誤食した物、サイズ、時間、今の症状を伝え病院スタッフの指示を仰いでくださいね。 熱中症 初夏から真夏にかけて熱中症を疑うような症状が出ている子は、最優先でご案内します。熱中症は発症から時間が経つほどさまざまな臓器がダメージを負い、あっという間に命に関わる深刻な状態まで進行するためです。ヨダレが出ている、体が熱い、ハアハアしている、震えが止まらない、血便や血尿が出たなど本人に出ている症状だけでなく、お留守番中に空調が切れていた、散歩から帰宅したら様子がおかしいなど、熱中症になりやすい環境にいたかどうかも非常に重要な情報となります。 多飲多尿 多飲多尿は腎不全や子宮蓄膿症をはじめ、あらゆる疾患で見られる特徴的な症状です。今すぐではありませんが、少なくても数日中にはいらしていただきたい主訴です。飲水量を測っていないおうちでも、おしっこの色が透明に近いようであればお水をたくさん飲んでいるサインとなりますので、早めの受診をご検討ください。 排尿困難 おしっこが出ていない、とうのもドキッとする主訴。これは【全く出ていない】のか【少しずつしか出ていない】で緊急性が少し変わってきます。全く出せていない場合は尿毒症になり、命に関わる危険性が高いためすぐにご来院いただきます。少しでも出せている時は膀胱炎という可能性もあり!ただどちらにしても本人がとてもしんどい状況にあるので、少なくとも当日中には受診するようにしましょう。 陰部から排膿 避妊手術を受けていない女の子で、陰部から排膿しているという時は子宮蓄膿症を発症している可能性があるため、できるだけ早くご来院いただきます。場合によっては手術をすることになるためその後の予約を調整することも。排膿以外にも多飲多尿といった症状が出ているか、最終ヒートがいつだったのかというのもポイントとなる情報です。 いかがでしたか?もちろん上記以外の症状でもペット本人がしんどそう、痛そうということであればできる限り早くお越しいただきたいです。まれに症状が出てから1~2週間様子を見ていたという方もいらっしゃるのですが、経過が長引くほど治療も長引いてしまうと考えましょう。また緊急性の高い症状が出るとすぐにでも病院へ!と焦ってしまいます。まずは一呼吸おいてかかりつけに電話をかけてください。これは飛び込み受診したものの、かかりつけでは受け入れできない症例だったという場合タイムロスになってしまうからです。病院と連携を取りながらペット達の健康を守っていきましょう。

    動物看護師がドキッとする主訴!すぐに受診してほしい症状とは

    私が勤務する動物病院は予約制です。飼い主さんからお電話を頂いて受診日や時間を決めるのですが、混み合っているシーズンはご希望の日程で予約を受けられないこともあります。そんな中、どれほど病院が混み合っていても、その症状ならば今すぐに来てもらわないと!と緊張する主訴や症状があるんです。そこで今回は動物看護師が思う緊急性の高い主訴についてご説明していきます。 目次■誤食■熱中症■多飲多尿■排尿困難■陰部から排膿 誤食 中毒性がある食べ物や植物、詰まってしまう可能性があるおもちゃや雑貨、人間の薬、ペット達が思わぬものを口にしてしまったというお電話は、時間を問わずすぐの来院をお願いする主訴のひとつです。というのも吐かせる処置ができるのは誤食してから約1時間30分後まで。それ以上経過すると異物が胃より先に進んでしまっていたり、毒素が体内に吸収されている可能性が高くなります。吐かせる処置や血液検査、点滴など誤食においては処置が早ければ早いほど経過がいいため、予約の空きを待たずすぐに来院していただきます。誤食後時間が経過してしまっていても慌てずに。まずは電話で誤食した物、サイズ、時間、今の症状を伝え病院スタッフの指示を仰いでくださいね。 熱中症 初夏から真夏にかけて熱中症を疑うような症状が出ている子は、最優先でご案内します。熱中症は発症から時間が経つほどさまざまな臓器がダメージを負い、あっという間に命に関わる深刻な状態まで進行するためです。ヨダレが出ている、体が熱い、ハアハアしている、震えが止まらない、血便や血尿が出たなど本人に出ている症状だけでなく、お留守番中に空調が切れていた、散歩から帰宅したら様子がおかしいなど、熱中症になりやすい環境にいたかどうかも非常に重要な情報となります。 多飲多尿 多飲多尿は腎不全や子宮蓄膿症をはじめ、あらゆる疾患で見られる特徴的な症状です。今すぐではありませんが、少なくても数日中にはいらしていただきたい主訴です。飲水量を測っていないおうちでも、おしっこの色が透明に近いようであればお水をたくさん飲んでいるサインとなりますので、早めの受診をご検討ください。 排尿困難 おしっこが出ていない、とうのもドキッとする主訴。これは【全く出ていない】のか【少しずつしか出ていない】で緊急性が少し変わってきます。全く出せていない場合は尿毒症になり、命に関わる危険性が高いためすぐにご来院いただきます。少しでも出せている時は膀胱炎という可能性もあり!ただどちらにしても本人がとてもしんどい状況にあるので、少なくとも当日中には受診するようにしましょう。 陰部から排膿 避妊手術を受けていない女の子で、陰部から排膿しているという時は子宮蓄膿症を発症している可能性があるため、できるだけ早くご来院いただきます。場合によっては手術をすることになるためその後の予約を調整することも。排膿以外にも多飲多尿といった症状が出ているか、最終ヒートがいつだったのかというのもポイントとなる情報です。 いかがでしたか?もちろん上記以外の症状でもペット本人がしんどそう、痛そうということであればできる限り早くお越しいただきたいです。まれに症状が出てから1~2週間様子を見ていたという方もいらっしゃるのですが、経過が長引くほど治療も長引いてしまうと考えましょう。また緊急性の高い症状が出るとすぐにでも病院へ!と焦ってしまいます。まずは一呼吸おいてかかりつけに電話をかけてください。これは飛び込み受診したものの、かかりつけでは受け入れできない症例だったという場合タイムロスになってしまうからです。病院と連携を取りながらペット達の健康を守っていきましょう。

  • インテリアの主役級。美しいフォルムが魅力の猫トイレ『ダイヤモンド』新発売

    インテリアの主役級。美しいフォルムが魅力の猫トイレ『ダイヤモンド』新発売

    前衛的な猫トイレを数多く手がけてきたModerna Product社がこのたび新たに発表した、どこから見ても美しい猫トイレ『ダイヤモンド』。エッジの効いた多面体のフォルムが魅力で、猫トイレとは思えないスタイリッシュな存在感が魅力です。 また、『ダイヤモンド』のすごいところは見た目の美しさだけではありません。毎日使うものだからこそ、猫ちゃんが使いやすく、飼い主にとってもお手入れしやすいようさまざまな工夫が凝らされています。そこで今回は、インテリアの主役になれる猫トイレ『ダイヤモンド』を徹底的にご紹介してきます♪ 目次■空間をおしゃれに彩るフォルムとカラー■角がないから汚れにくい、洗いやすい■高強度&高耐久の特殊素材を採用■活性炭フィルターでニオイをキャッチ■使いやすく美しい、新しい猫トイレのかたち 空間をおしゃれに彩るフォルムとカラー 他の猫トイレとは一線を画すおしゃれなデザインが特徴の『ダイヤモンド』。外側はさらりと手に馴染むマットな質感で、ダークグレー/ソフトホワイトの2色を展開しています。どんなインテリアにも映える落ち着いたデザインとカラーリングが嬉しいですよね。 楕円形や角形の”いかにも猫トイレ”といった見た目ではなく、リビングに置いてもおしゃれなインテリアとして機能してくれます。光の角度で表情が変わり、窓際に置いてうっとりと眺めていたくなるインテリア性の高いアイテムです。 角がないから汚れにくい、洗いやすい 内側はなだらかな曲線なため、猫砂や排せつ物が角に入り込んで取れにくくなってしまうことがありません。汚れがこびりつきにくいNon-stick加工を採用することで、お手入れのラクさにもこだわりました。毎日使うものだからこそ、汚れにくさや洗いやすさはこだわりたいポイントですよね。上部にはハンドルがついていて、移動や床のお掃除、猫砂の交換もスムーズに行うことができますよ。 高強度&高耐久の特殊素材を採用 『ダイヤモンド』には、Moderna Product社ならではの高強度&高耐久なプレミアム・プラスチックが使用されています。キズや劣化が起きにくく、衛生的な状態を長く保ってくれる優秀な素材です。 また、BPAフリーのため、猫ちゃんが舐めたりかじったりしても安心。『ダイヤモンド』は、デザインや使いやすさだけでなく安全性にも配慮した猫トイレなのです。 活性炭フィルターでニオイをキャッチ 天井部には消臭用の活性炭フィルターを内蔵しました。トレーから立ちのぼる嫌なニオイを活性炭がしっかり吸着し、お部屋を快適に保ってくれます。また、全面を覆うおしゃれなフードは、ニオイが漏れたり排せつ物が直接見えたりすることを防いでくれます。リビングなど人目の付く場所にレイアウトするのにぴったりですよね。 使いやすく美しい、新しい猫トイレのかたち どこから見ても美しく、飼い主さんも猫ちゃんも使いやすい『ダイヤモンド』。他にないハイセンスな猫トイレをお探しの飼い主さんにぴったりなアイテムです。この機会にぜひチェックしてみてくださいね。

    インテリアの主役級。美しいフォルムが魅力の猫トイレ『ダイヤモンド』新発売

    前衛的な猫トイレを数多く手がけてきたModerna Product社がこのたび新たに発表した、どこから見ても美しい猫トイレ『ダイヤモンド』。エッジの効いた多面体のフォルムが魅力で、猫トイレとは思えないスタイリッシュな存在感が魅力です。 また、『ダイヤモンド』のすごいところは見た目の美しさだけではありません。毎日使うものだからこそ、猫ちゃんが使いやすく、飼い主にとってもお手入れしやすいようさまざまな工夫が凝らされています。そこで今回は、インテリアの主役になれる猫トイレ『ダイヤモンド』を徹底的にご紹介してきます♪ 目次■空間をおしゃれに彩るフォルムとカラー■角がないから汚れにくい、洗いやすい■高強度&高耐久の特殊素材を採用■活性炭フィルターでニオイをキャッチ■使いやすく美しい、新しい猫トイレのかたち 空間をおしゃれに彩るフォルムとカラー 他の猫トイレとは一線を画すおしゃれなデザインが特徴の『ダイヤモンド』。外側はさらりと手に馴染むマットな質感で、ダークグレー/ソフトホワイトの2色を展開しています。どんなインテリアにも映える落ち着いたデザインとカラーリングが嬉しいですよね。 楕円形や角形の”いかにも猫トイレ”といった見た目ではなく、リビングに置いてもおしゃれなインテリアとして機能してくれます。光の角度で表情が変わり、窓際に置いてうっとりと眺めていたくなるインテリア性の高いアイテムです。 角がないから汚れにくい、洗いやすい 内側はなだらかな曲線なため、猫砂や排せつ物が角に入り込んで取れにくくなってしまうことがありません。汚れがこびりつきにくいNon-stick加工を採用することで、お手入れのラクさにもこだわりました。毎日使うものだからこそ、汚れにくさや洗いやすさはこだわりたいポイントですよね。上部にはハンドルがついていて、移動や床のお掃除、猫砂の交換もスムーズに行うことができますよ。 高強度&高耐久の特殊素材を採用 『ダイヤモンド』には、Moderna Product社ならではの高強度&高耐久なプレミアム・プラスチックが使用されています。キズや劣化が起きにくく、衛生的な状態を長く保ってくれる優秀な素材です。 また、BPAフリーのため、猫ちゃんが舐めたりかじったりしても安心。『ダイヤモンド』は、デザインや使いやすさだけでなく安全性にも配慮した猫トイレなのです。 活性炭フィルターでニオイをキャッチ 天井部には消臭用の活性炭フィルターを内蔵しました。トレーから立ちのぼる嫌なニオイを活性炭がしっかり吸着し、お部屋を快適に保ってくれます。また、全面を覆うおしゃれなフードは、ニオイが漏れたり排せつ物が直接見えたりすることを防いでくれます。リビングなど人目の付く場所にレイアウトするのにぴったりですよね。 使いやすく美しい、新しい猫トイレのかたち どこから見ても美しく、飼い主さんも猫ちゃんも使いやすい『ダイヤモンド』。他にないハイセンスな猫トイレをお探しの飼い主さんにぴったりなアイテムです。この機会にぜひチェックしてみてくださいね。

  • クン活は愛犬のお楽しみタイム!メリットや注意点を解説

    クン活は愛犬のお楽しみタイム!メリットや注意点を解説

    愛犬がお散歩中に地面や電柱をクンクン嗅ぐ姿。最近では「クン活」という呼び方で知られるようになりました。ただ、地面の汚れや拾い食いが気になって、つい早く切り上げさせてしまう飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。実は筆者もそのタイプだったり…。 しかし、このクンクンと匂いを嗅ぐひとときこそ、ワンちゃんたちにとってお散歩中最大の楽しみであるのをご存じでしょうか? そこで今回は、クン活で得られるメリットと注意点についてご紹介します。 目次■犬の「クン活」とは?なぜ地面の匂いを嗅ぐの?■クン活は愛犬にメリットだらけ!最高のメンタルケアになる理由■クン活をする犬としない犬の違いは?■クン活中は拾い食いなどに注意!■雨の日もおもちゃやタオルでクン活遊び! 犬の「クン活」とは?なぜ地面の匂いを嗅ぐの? そもそもワンちゃんがあんなにもクンクンと匂いを嗅ぐのには、ちゃんと理由があります。 ワンちゃんにとって匂いは、世界を知るための大切な情報源だからです。 犬は視力が弱い一方、嗅覚は人間の1万〜10万倍もあるといわれています。その鋭さは朝や夕方の“時間帯”を嗅ぎ分け、香りの濃さで“時の流れ”を把握するほど!そのため、いま歩いている道の情報を集めたり、気になる匂いを確かめたりして盛んに鼻を使っているのです。 つまりワンちゃんたちは、私たち人間が目で世界を見るのと同じように、鼻を使って世界を見て、理解しているといえるでしょう。 クン活は愛犬にメリットだらけ!最高のメンタルケアになる理由 クン活は、ただの情報収集だけにとどまりません。「本能を満たす」という土台の上に、いくつもの嬉しい効果が重なっています。 まずは安心感。「何が通ったのかな?」「ここは安全かな?」と確かめて周囲の状況を把握すれば、リラックスしてお散歩に臨めます。 また、最高のお楽しみ時間でもあります。海外の動物行動学の研究では、匂いを嗅ぐ行動がワンちゃんの気分や感情に良い影響を与える可能性があると報告されています。クンクンすること自体が、満足感につながっているのかもしれません。 そして、脳への刺激も嬉しいメリットです。ワンちゃんは匂いを嗅ぎながら「この匂い知ってる!」「友だちが通ったんだ!」と記憶を呼び起こし、頭をフル回転させています。この積み重ねが、脳への良い刺激になると考えられているんですよ。 クン活がワンちゃんにとって、いかに大切な時間であるかがよくわかりますね。 クン活をする犬としない犬の違いは? 犬種によって、クン活に対する熱量には差があります。 たとえば、ビーグルやダックスフント、レトリバー系・スパニエル系のワンちゃんたち。彼らの祖先は、嗅覚を武器にして獲物を追う仕事をしていた背景から、クン活の頻度が高く、時間も長い傾向にあります。 一方、イタリアングレーハウンドやボルゾイは同じ狩猟犬でも動、体視力を使って狩りをするよう改良されてきた歴史があり、クン活への興味は比較的低めです。また、パグやフレンチブルドッグ、シーズーなどの鼻ぺちゃな短頭種は、鼻の構造上他の犬種ほど嗅覚を活用しにくく、匂いへの執着が控えめな子が多いです。 ただし、犬種はあくまでも傾向のひとつ。好奇心旺盛な子や慎重な子がいるように、その子の性格や生活環境などが大きいといえるでしょう。  クン活中は拾い食いなどに注意! ワンちゃんのクン活中、飼い主さんは、以下の点に注意して見守ってあげてください。■足元の安全と衛生面への配慮地面にはほかの動物の排せつ物やゴミだけでなく、たばこの吸い殻やガラス片などの危険物も落ちています。誤飲・誤食を防ぐためにも、常に足元に目を配りましょう。春から秋にかけては除草剤が散布されている可能性もあり、警戒が必要です。 ■執着させすぎない集中しすぎると、電柱にぶつかったり、段差から足を踏み外したりと、ケガの原因に…。また、茂みの奥へ奥へと鼻を突っ込んだ結果、虫に刺されてしまう事例も少なくありません。時々声をかけて、周りに意識を戻してあげるのがポイントです。 ■急に無理やり引っ張らないクン活を切り上げる際、急にリードを引っ張るのはNGです。不意な衝撃は体に負担がかかるだけでなく、強いストレスとなって飼い主さんへの不信感にもつながってしまいます。先へ進むときは、優しく名前を呼ぶ、おやつを使うなど自然に促してあげるといいですよ。  雨の日もおもちゃやタオルでクン活遊び! 雨でお散歩に行けない日も、クン活はおうちの中で楽しめます。 最近では鼻を使った遊び「ノーズワーク」が人気を集めています。この遊びはもともと、アメリカで保護犬の心のケアを目的に考案されたトレーニングで、ワンちゃんのストレス軽減や、気分転換につながることが期待されています。 ノーズワーク専用グッズはお店でも気軽に購入できますが、身近なものを使っての手作りも可能です。たとえば『タオルやフェルト、飼い主さんの古着を切って、結んだ隙間にフードを隠す』『卵パックにフードを入れ、その上に丸めた紙などを置いて隠す 』といった方法です。これなら今すぐにでも実践できそうですね。ワンちゃんの生活の質をぐっと高めてくれる、クン活。散歩終わりには、お顔やお口まわりを優しく拭いてあげれば衛生面でも安心です。ぜひ、取り入れてみてくださいね♪参考資料:Olfaction in...

    クン活は愛犬のお楽しみタイム!メリットや注意点を解説

    愛犬がお散歩中に地面や電柱をクンクン嗅ぐ姿。最近では「クン活」という呼び方で知られるようになりました。ただ、地面の汚れや拾い食いが気になって、つい早く切り上げさせてしまう飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。実は筆者もそのタイプだったり…。 しかし、このクンクンと匂いを嗅ぐひとときこそ、ワンちゃんたちにとってお散歩中最大の楽しみであるのをご存じでしょうか? そこで今回は、クン活で得られるメリットと注意点についてご紹介します。 目次■犬の「クン活」とは?なぜ地面の匂いを嗅ぐの?■クン活は愛犬にメリットだらけ!最高のメンタルケアになる理由■クン活をする犬としない犬の違いは?■クン活中は拾い食いなどに注意!■雨の日もおもちゃやタオルでクン活遊び! 犬の「クン活」とは?なぜ地面の匂いを嗅ぐの? そもそもワンちゃんがあんなにもクンクンと匂いを嗅ぐのには、ちゃんと理由があります。 ワンちゃんにとって匂いは、世界を知るための大切な情報源だからです。 犬は視力が弱い一方、嗅覚は人間の1万〜10万倍もあるといわれています。その鋭さは朝や夕方の“時間帯”を嗅ぎ分け、香りの濃さで“時の流れ”を把握するほど!そのため、いま歩いている道の情報を集めたり、気になる匂いを確かめたりして盛んに鼻を使っているのです。 つまりワンちゃんたちは、私たち人間が目で世界を見るのと同じように、鼻を使って世界を見て、理解しているといえるでしょう。 クン活は愛犬にメリットだらけ!最高のメンタルケアになる理由 クン活は、ただの情報収集だけにとどまりません。「本能を満たす」という土台の上に、いくつもの嬉しい効果が重なっています。 まずは安心感。「何が通ったのかな?」「ここは安全かな?」と確かめて周囲の状況を把握すれば、リラックスしてお散歩に臨めます。 また、最高のお楽しみ時間でもあります。海外の動物行動学の研究では、匂いを嗅ぐ行動がワンちゃんの気分や感情に良い影響を与える可能性があると報告されています。クンクンすること自体が、満足感につながっているのかもしれません。 そして、脳への刺激も嬉しいメリットです。ワンちゃんは匂いを嗅ぎながら「この匂い知ってる!」「友だちが通ったんだ!」と記憶を呼び起こし、頭をフル回転させています。この積み重ねが、脳への良い刺激になると考えられているんですよ。 クン活がワンちゃんにとって、いかに大切な時間であるかがよくわかりますね。 クン活をする犬としない犬の違いは? 犬種によって、クン活に対する熱量には差があります。 たとえば、ビーグルやダックスフント、レトリバー系・スパニエル系のワンちゃんたち。彼らの祖先は、嗅覚を武器にして獲物を追う仕事をしていた背景から、クン活の頻度が高く、時間も長い傾向にあります。 一方、イタリアングレーハウンドやボルゾイは同じ狩猟犬でも動、体視力を使って狩りをするよう改良されてきた歴史があり、クン活への興味は比較的低めです。また、パグやフレンチブルドッグ、シーズーなどの鼻ぺちゃな短頭種は、鼻の構造上他の犬種ほど嗅覚を活用しにくく、匂いへの執着が控えめな子が多いです。 ただし、犬種はあくまでも傾向のひとつ。好奇心旺盛な子や慎重な子がいるように、その子の性格や生活環境などが大きいといえるでしょう。  クン活中は拾い食いなどに注意! ワンちゃんのクン活中、飼い主さんは、以下の点に注意して見守ってあげてください。■足元の安全と衛生面への配慮地面にはほかの動物の排せつ物やゴミだけでなく、たばこの吸い殻やガラス片などの危険物も落ちています。誤飲・誤食を防ぐためにも、常に足元に目を配りましょう。春から秋にかけては除草剤が散布されている可能性もあり、警戒が必要です。 ■執着させすぎない集中しすぎると、電柱にぶつかったり、段差から足を踏み外したりと、ケガの原因に…。また、茂みの奥へ奥へと鼻を突っ込んだ結果、虫に刺されてしまう事例も少なくありません。時々声をかけて、周りに意識を戻してあげるのがポイントです。 ■急に無理やり引っ張らないクン活を切り上げる際、急にリードを引っ張るのはNGです。不意な衝撃は体に負担がかかるだけでなく、強いストレスとなって飼い主さんへの不信感にもつながってしまいます。先へ進むときは、優しく名前を呼ぶ、おやつを使うなど自然に促してあげるといいですよ。  雨の日もおもちゃやタオルでクン活遊び! 雨でお散歩に行けない日も、クン活はおうちの中で楽しめます。 最近では鼻を使った遊び「ノーズワーク」が人気を集めています。この遊びはもともと、アメリカで保護犬の心のケアを目的に考案されたトレーニングで、ワンちゃんのストレス軽減や、気分転換につながることが期待されています。 ノーズワーク専用グッズはお店でも気軽に購入できますが、身近なものを使っての手作りも可能です。たとえば『タオルやフェルト、飼い主さんの古着を切って、結んだ隙間にフードを隠す』『卵パックにフードを入れ、その上に丸めた紙などを置いて隠す 』といった方法です。これなら今すぐにでも実践できそうですね。ワンちゃんの生活の質をぐっと高めてくれる、クン活。散歩終わりには、お顔やお口まわりを優しく拭いてあげれば衛生面でも安心です。ぜひ、取り入れてみてくださいね♪参考資料:Olfaction in...

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