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  • ペット愛護が進む欧米の猫トイレ事情とは?日本との違いを徹底比較

    ペット愛護が進む欧米の猫トイレ事情とは?日本との違いを徹底比較

    「猫ちゃんのトイレ、どれが正解?」と悩まれている飼い主さんは多いですよね。近年では、かたちや大きさ、機能などさまざまなバリエーションの猫トイレが登場し、選択肢はますます豊富になってきています。選ぶときの参考にしたいのが、”海外ではどのような猫トイレが主流なのか”という視点です。 生体の店頭販売が禁止されているなど、ペット愛護の精神が広く浸透している欧米では、猫トイレひとつをとっても日本とは異なる文化や特徴があります。「猫ちゃんにとって本当に快適なトイレとは何か?」──そのヒントを、主流となっている猫トイレの違いから探ってみましょう。 目次■欧米の猫トイレは「大きめ」が基本!■出入りのしやすい「オープンタイプ」が人気■猫トイレの数は「頭数+1個」■欧米でも日本でもメジャーになりつつある「自動猫トイレ」■猫トイレの“正解”はさまざま 欧米の猫トイレは「大きめ」が基本! 日本の狭い住宅事情では猫トイレの置き場所に限りがあり、どうしてもコンパクトで省スペースなアイテムが選ばれがちです。しかし欧米では、猫トイレは「大きめ」が基本。日本のアイテムに馴染んでいる人は、店頭に並ぶ猫トイレの大きさにびっくりすることでしょう。欧米では、中でゆったりUターンできる体長の1.5倍以上の大きさが理想という考え方が広く知られており、猫ちゃんがストレスなく排せつできることを最優先にしているのです。 出入りのしやすい「オープンタイプ」が人気 清潔感やニオイ漏れ防止を重視する日本人には、外から排せつ物が見えないフード付きの猫トイレに高い人気があります。一方で欧米では、猫ちゃんが出入りしやすいオープンタイプの猫トイレが主流です。地下室など人目のつきにくい場所に設置できる欧米と、リビングなど人通りのある場所に置かざるを得ない日本の住環境の違いがここにも表れていますよね。また、日本では人気の高い猫用システムトイレも、欧米ではそこまで支持されていません。「ニオイ漏れがなく、一週間取り換え不要」という便利なトイレシートも、嗅覚の鋭い猫ちゃんにとってストレスの原因になるのではという指摘があります。システムトイレは、あくまで都市部の狭小住宅でのみ求められているニッチな製品という位置づけのようです。 猫トイレの数は「頭数+1個」 排せつトラブル防止のため、猫トイレは「頭数+1個」を設置するのが理想とされています。欧米はもちろん、日本でも広まりつつある考え方ではありますが、やはり日本ではスペースの制約もあり実践できないケースが少なくないでしょう。複数設置する場合も、できれば猫ちゃんの気分次第で選べるよう、並べるのではなく別々の場所に置きたいところですが、これも住宅事情によっては難しいですよね。 欧米でも日本でもメジャーになりつつある「自動猫トイレ」 「消臭力や清潔感に特化したアイテム」が受け入れられやすい日本でも、「猫ちゃんにとっての使いやすさ」が重要視されがちな欧米でも、共通してシェアを伸ばしているのが最先端の”自動猫トイレ”です。自動猫トイレは大型のものが主流で、猫ちゃんがゆったりと出入りできるうえ、排せつを感知して清掃し、清潔な状態を保つことができるという優れもの。アプリでトイレの回数や体重などの健康管理できるアイテムも注目されており、猫トイレの新しいスタンダートとして世界中で急速に人気を集めているのです。 猫トイレの“正解”はさまざま いかがでしたでしょうか。愛猫と飼い主さんが一緒に快適な生活を送るためには、住環境やライフスタイルに合わせることも、猫ちゃんの本能や習性に合わせることもどちらも大切ですよね。欧米の考え方をヒントにしながら、愛猫にとって最適なトイレ環境を改めて考え直してみてくださいね。

    ペット愛護が進む欧米の猫トイレ事情とは?日本との違いを徹底比較

    「猫ちゃんのトイレ、どれが正解?」と悩まれている飼い主さんは多いですよね。近年では、かたちや大きさ、機能などさまざまなバリエーションの猫トイレが登場し、選択肢はますます豊富になってきています。選ぶときの参考にしたいのが、”海外ではどのような猫トイレが主流なのか”という視点です。 生体の店頭販売が禁止されているなど、ペット愛護の精神が広く浸透している欧米では、猫トイレひとつをとっても日本とは異なる文化や特徴があります。「猫ちゃんにとって本当に快適なトイレとは何か?」──そのヒントを、主流となっている猫トイレの違いから探ってみましょう。 目次■欧米の猫トイレは「大きめ」が基本!■出入りのしやすい「オープンタイプ」が人気■猫トイレの数は「頭数+1個」■欧米でも日本でもメジャーになりつつある「自動猫トイレ」■猫トイレの“正解”はさまざま 欧米の猫トイレは「大きめ」が基本! 日本の狭い住宅事情では猫トイレの置き場所に限りがあり、どうしてもコンパクトで省スペースなアイテムが選ばれがちです。しかし欧米では、猫トイレは「大きめ」が基本。日本のアイテムに馴染んでいる人は、店頭に並ぶ猫トイレの大きさにびっくりすることでしょう。欧米では、中でゆったりUターンできる体長の1.5倍以上の大きさが理想という考え方が広く知られており、猫ちゃんがストレスなく排せつできることを最優先にしているのです。 出入りのしやすい「オープンタイプ」が人気 清潔感やニオイ漏れ防止を重視する日本人には、外から排せつ物が見えないフード付きの猫トイレに高い人気があります。一方で欧米では、猫ちゃんが出入りしやすいオープンタイプの猫トイレが主流です。地下室など人目のつきにくい場所に設置できる欧米と、リビングなど人通りのある場所に置かざるを得ない日本の住環境の違いがここにも表れていますよね。また、日本では人気の高い猫用システムトイレも、欧米ではそこまで支持されていません。「ニオイ漏れがなく、一週間取り換え不要」という便利なトイレシートも、嗅覚の鋭い猫ちゃんにとってストレスの原因になるのではという指摘があります。システムトイレは、あくまで都市部の狭小住宅でのみ求められているニッチな製品という位置づけのようです。 猫トイレの数は「頭数+1個」 排せつトラブル防止のため、猫トイレは「頭数+1個」を設置するのが理想とされています。欧米はもちろん、日本でも広まりつつある考え方ではありますが、やはり日本ではスペースの制約もあり実践できないケースが少なくないでしょう。複数設置する場合も、できれば猫ちゃんの気分次第で選べるよう、並べるのではなく別々の場所に置きたいところですが、これも住宅事情によっては難しいですよね。 欧米でも日本でもメジャーになりつつある「自動猫トイレ」 「消臭力や清潔感に特化したアイテム」が受け入れられやすい日本でも、「猫ちゃんにとっての使いやすさ」が重要視されがちな欧米でも、共通してシェアを伸ばしているのが最先端の”自動猫トイレ”です。自動猫トイレは大型のものが主流で、猫ちゃんがゆったりと出入りできるうえ、排せつを感知して清掃し、清潔な状態を保つことができるという優れもの。アプリでトイレの回数や体重などの健康管理できるアイテムも注目されており、猫トイレの新しいスタンダートとして世界中で急速に人気を集めているのです。 猫トイレの“正解”はさまざま いかがでしたでしょうか。愛猫と飼い主さんが一緒に快適な生活を送るためには、住環境やライフスタイルに合わせることも、猫ちゃんの本能や習性に合わせることもどちらも大切ですよね。欧米の考え方をヒントにしながら、愛猫にとって最適なトイレ環境を改めて考え直してみてくださいね。

  • 老犬のお手入れはどうすればいい?負担をかけない方法とは

    老犬のお手入れはどうすればいい?負担をかけない方法とは

    ワンちゃんと生活する中で必ずお付き合いしていかなければならないのが、シャンプーやカット、爪切りなどのお手入れですよね。若いうちはサロンで依頼することができますが、シニア期を超え、ハイシニア期に入るとさまざまなリスクが出てくるため、トリミングは受け入れてくれないサロンも出てきます。私自身、勤務している動物病院にトリミング中、心停止し運び込まれてきたワンちゃんを何頭か受け入れたことがあります。それほど老犬の体には大きな負担がかかってしまうのです。とはいえ何もせず放置するわけにもいきません。ではどのようにケアしてあげればいいのでしょうか?今回は老犬のお手入れ全般についてご紹介していきたいと思います。 目次■シャンプー■カット■爪切り■耳掃除/肛門腺■愛犬の体力と相談を忘れずに シャンプー 足腰が弱くなってきたワンちゃんにとって、シャンプーからドライまで立ちっぱなしでいるのはとてもしんどいもの。さらに寝たきり状態になっている子は、どう洗ってあげればいいのか頭を抱えてしまいますよね。そんな時は以下のような方法にチャレンジしてみましょう。・スプレーやパウダータイプのドライシャンプーを活用・専用シートや温タオルで体を拭く・シリコンマットを敷き、ワンちゃんが楽な態勢で洗う・汚れている部分だけを洗う無理にシャンプーをしなくても、日頃のケアで意外と臭いや汚れの対策は可能です。お口周りやお尻周り、足先など汚れやすい部分は温かいタオルでこまめに拭いてあげるといいでしょう。シャンプーをするときは優しく手早くがポイント。滑り止めにシリコン素材のマットを敷き、ワンちゃんが楽な態勢で洗ってあげてください。寝たきりであれば、大判のペットシーツの上で汚れている部分だけを綺麗にしてあげます。体力に余裕があれば浴室で洗ってあげてもかまいませんが、その際は誤嚥防止のため、鼻に水が入らないよう注意しましょう。丸めたタオルを枕にし、顔周りは柔らかいスポンジで洗ってあげると安心です。 カット カットもやはり立ちっぱなしが体力を削ってしまいます。とはいえ自宅でサロンの様にカットすることは難しいですし、慣れていない方がハサミやバリカンを使用すると大きなケガに繋がることも...。ここはサロンに依頼するしかありません。ただシャンプーからカットまでの全工程を依頼するのではなく、カットのみ、足回りだけ、顔周りだけ、など日にちを分割したり気になる部分に絞って切ってもらい負担を減らしてあげましょう。今までハサミカットを希望していた子は、バリカンカットに切り替えるとグッと時間を短縮させることができます。自宅訪問型のトリマーさんを呼んでもいいですね。受け入れてくれるサロンは少なくなりますが、動物病院併設のサロンであれば対応してくれることが多いのでぜひ探してみてください。 爪切り 爪切りや足裏のカットは、ハイシニアにこそ重要なケア。踏ん張る力が落ちてくるため、爪が長かったり肉球が毛に埋もれていると足が滑って力がこめられなくなってしまうのです。これは腰にも大きな負担をかけてしまうので、定期的にお手入れしてあげましょう。ペット用の爪切りとバリカン、止血剤があればご自宅でもカットできます。 耳掃除/肛門腺 耳掃除や肛門腺も定期的にしてあげたいケア。お耳掃除は専用クリーナーで湿らせたコットンを使い、ぬぐってあげるだけで十分です。なかには、垢が溜まっている時は綿棒にコットンを巻き付けお掃除してあげましょう。痒そうにしていたり、臭いが気になる時は、動物病院を受診してくださいね。肛門腺は個体差がありますが、年齢を重ねると溜まるスピードや量が緩やかになる子もいます。タイミングを見計らい絞ってあげるといいですね。 愛犬の体力と相談を忘れずに 生活していく中で、愛犬の体にはどうしても汚れやニオイがついてしまうものです。年齢に関係なく、定期的なお手入れは必要ですが、大切なのはその子の体力や体調に合わせて無理のないケアをしてあげること。私が勤務する動物病院にも、たくさんのハイシニア犬が通院していますが、体調の問題でトリミングができず、毛が伸びすぎたり毛玉ができてしまう子も珍しくありません。そんな時は、飼い主さまと相談しながら、目にかかる毛だけをカットする、片足だけ爪を切る、ひとつだけ毛玉を取るなど、短時間で負担の少ない内容に変更してお手入れをしています。若い頃のようにすべて完璧にケアできなくても、今できる範囲でこまめにお手入れしてあげることが大切です。もし自宅でのお手入れ方法に迷った時は、かかりつけの動物病院やトリミングサロンのスタッフに、ぜひ相談してみてくださいね。

    老犬のお手入れはどうすればいい?負担をかけない方法とは

    ワンちゃんと生活する中で必ずお付き合いしていかなければならないのが、シャンプーやカット、爪切りなどのお手入れですよね。若いうちはサロンで依頼することができますが、シニア期を超え、ハイシニア期に入るとさまざまなリスクが出てくるため、トリミングは受け入れてくれないサロンも出てきます。私自身、勤務している動物病院にトリミング中、心停止し運び込まれてきたワンちゃんを何頭か受け入れたことがあります。それほど老犬の体には大きな負担がかかってしまうのです。とはいえ何もせず放置するわけにもいきません。ではどのようにケアしてあげればいいのでしょうか?今回は老犬のお手入れ全般についてご紹介していきたいと思います。 目次■シャンプー■カット■爪切り■耳掃除/肛門腺■愛犬の体力と相談を忘れずに シャンプー 足腰が弱くなってきたワンちゃんにとって、シャンプーからドライまで立ちっぱなしでいるのはとてもしんどいもの。さらに寝たきり状態になっている子は、どう洗ってあげればいいのか頭を抱えてしまいますよね。そんな時は以下のような方法にチャレンジしてみましょう。・スプレーやパウダータイプのドライシャンプーを活用・専用シートや温タオルで体を拭く・シリコンマットを敷き、ワンちゃんが楽な態勢で洗う・汚れている部分だけを洗う無理にシャンプーをしなくても、日頃のケアで意外と臭いや汚れの対策は可能です。お口周りやお尻周り、足先など汚れやすい部分は温かいタオルでこまめに拭いてあげるといいでしょう。シャンプーをするときは優しく手早くがポイント。滑り止めにシリコン素材のマットを敷き、ワンちゃんが楽な態勢で洗ってあげてください。寝たきりであれば、大判のペットシーツの上で汚れている部分だけを綺麗にしてあげます。体力に余裕があれば浴室で洗ってあげてもかまいませんが、その際は誤嚥防止のため、鼻に水が入らないよう注意しましょう。丸めたタオルを枕にし、顔周りは柔らかいスポンジで洗ってあげると安心です。 カット カットもやはり立ちっぱなしが体力を削ってしまいます。とはいえ自宅でサロンの様にカットすることは難しいですし、慣れていない方がハサミやバリカンを使用すると大きなケガに繋がることも...。ここはサロンに依頼するしかありません。ただシャンプーからカットまでの全工程を依頼するのではなく、カットのみ、足回りだけ、顔周りだけ、など日にちを分割したり気になる部分に絞って切ってもらい負担を減らしてあげましょう。今までハサミカットを希望していた子は、バリカンカットに切り替えるとグッと時間を短縮させることができます。自宅訪問型のトリマーさんを呼んでもいいですね。受け入れてくれるサロンは少なくなりますが、動物病院併設のサロンであれば対応してくれることが多いのでぜひ探してみてください。 爪切り 爪切りや足裏のカットは、ハイシニアにこそ重要なケア。踏ん張る力が落ちてくるため、爪が長かったり肉球が毛に埋もれていると足が滑って力がこめられなくなってしまうのです。これは腰にも大きな負担をかけてしまうので、定期的にお手入れしてあげましょう。ペット用の爪切りとバリカン、止血剤があればご自宅でもカットできます。 耳掃除/肛門腺 耳掃除や肛門腺も定期的にしてあげたいケア。お耳掃除は専用クリーナーで湿らせたコットンを使い、ぬぐってあげるだけで十分です。なかには、垢が溜まっている時は綿棒にコットンを巻き付けお掃除してあげましょう。痒そうにしていたり、臭いが気になる時は、動物病院を受診してくださいね。肛門腺は個体差がありますが、年齢を重ねると溜まるスピードや量が緩やかになる子もいます。タイミングを見計らい絞ってあげるといいですね。 愛犬の体力と相談を忘れずに 生活していく中で、愛犬の体にはどうしても汚れやニオイがついてしまうものです。年齢に関係なく、定期的なお手入れは必要ですが、大切なのはその子の体力や体調に合わせて無理のないケアをしてあげること。私が勤務する動物病院にも、たくさんのハイシニア犬が通院していますが、体調の問題でトリミングができず、毛が伸びすぎたり毛玉ができてしまう子も珍しくありません。そんな時は、飼い主さまと相談しながら、目にかかる毛だけをカットする、片足だけ爪を切る、ひとつだけ毛玉を取るなど、短時間で負担の少ない内容に変更してお手入れをしています。若い頃のようにすべて完璧にケアできなくても、今できる範囲でこまめにお手入れしてあげることが大切です。もし自宅でのお手入れ方法に迷った時は、かかりつけの動物病院やトリミングサロンのスタッフに、ぜひ相談してみてくださいね。

  • ちょっぴり怖くてかわいい!猫の妖怪を大特集

    ちょっぴり怖くてかわいい!猫の妖怪を大特集

    神秘的でミステリアスな印象を持つ猫ちゃん。音もなくしなやかに動く姿や、夜に目を光らせているさまから、猫をモチーフにした妖怪は日本各地に数多く存在しています。そこで今回は、ちょっぴり怖くてかわいい、猫ちゃんの妖怪をご紹介していきます! 目次■もっとも有名で最古の猫の妖怪、“猫又”■実はうちの子も…?”化け猫”■猫妖怪たちのボス!”猫魈(ねこしょう)”■子どもにも大人気な”猫娘“■猫の妖怪を恐れるあまり…江戸時代の意外なブーム■ミステリアスなところも魅力! もっとも有名で最古の猫の妖怪、”猫又” 猫が化けて出たという記述が初めて文献が登場したのは、なんと鎌倉時代のこと。藤原定家の日記『明月記』に、「猫又が一晩で数人を噛み殺した」という記述があり、当時からその存在が恐れられていたことがうかがえます。 猫又はしっぽが二つに分かれていることが特徴で、猫の妖怪のなかでも認知度の高い存在ですよね。恐ろしい伝説が残る一方で、飼い主さんに恩返ししたり、手ぬぐいをかぶって陽気に踊ったりするかわいい逸話も数多く言い伝えられています。 実はうちの子も…?”化け猫” 日本では昔から、10年以上飼われた長寿の猫は化け猫になると信じられてきました。猫又とよく似ていますが、化け猫はしっぽが二つに分かれていないことが特徴です。化け猫は人間の言葉を理解し、人に化けることもあったとされ、日本各地で数々のお家騒動を巻き起こしました。 「飼い猫が行灯の油を舐めたら化け猫になった証拠」などと言われていますが、これは当時の行灯は魚から精製した油が使われることが多く、猫ちゃんにとって必要な栄養を取るために舐めていたのだと考察されています。薄明りのなか、二本足で立ちあがって油を舐める猫ちゃんの姿は、当時の人びとにとってはぞっとする光景だったのでしょうね。 猫妖怪たちのボス!”猫魈(ねこしょう)” かつては、猫ちゃんを10年飼うと化け猫に、20年になると猫又に、30年経つと” 猫魈(ねこしょう)”になるといわれていました。猫魈はしっぽが三本に分かれており、高い知性と妖力を兼ね備えた妖怪です。猫又や化け猫など魑魅魍魎を率いるボス猫のような存在であったとされています。 子どもにも大人気な”猫娘” 『ゲゲゲの鬼太郎』でおなじみの猫娘。水木しげる氏が創作した妖怪ではありますが、猫の妖怪といえば真っ先に思い浮かべる人も多い大人気のキャラクターですよね。普段は人間と変わらない姿ですが、戦ったり怒ったりするときには猫の顔に変化し、鋭い爪で相手をひっかきます。水木しげる氏が漫画に登場させる以前にも、古典書物のいくつかに「猫娘」は登場しています。しかしどちらかといえば、猫のような風貌であったり、猫のようにあたりを舐めたりする奇人変人というニュアンスが強かったようです。 猫の妖怪を恐れるあまり…江戸時代の意外なブーム 猫又は二本、猫魈は三本のしっぽに分かれることから、蛇のようにしっぽが長い猫は妖怪になりやすいとされ、忌避されました。そこで誕生したのが短尾・曲尾の猫ちゃんブームです。選択的に繁殖された結果、18世紀末には、浮世絵に描かれる猫ちゃんの7割が短尾になるほどでした。 現代でも、しっぽの短い猫は日本猫の特色として挙げられており、日本猫をルーツとする”ジャパニーズボブテイル”はポンポンのような短いしっぽが人気を集める猫種です。 ミステリアスなところも魅力! 外国でも黒猫が魔女の使いとされているなど、猫ちゃんのミステリアスな雰囲気に「何か不思議な力を持っていそう」と感じる人が多かったことがわかりますよね。そんなところも猫ちゃんの大きな魅力。この機会にぜひ、ちょっぴり怖くてかわいい猫の妖怪に注目してみてくださいね♪

    ちょっぴり怖くてかわいい!猫の妖怪を大特集

    神秘的でミステリアスな印象を持つ猫ちゃん。音もなくしなやかに動く姿や、夜に目を光らせているさまから、猫をモチーフにした妖怪は日本各地に数多く存在しています。そこで今回は、ちょっぴり怖くてかわいい、猫ちゃんの妖怪をご紹介していきます! 目次■もっとも有名で最古の猫の妖怪、“猫又”■実はうちの子も…?”化け猫”■猫妖怪たちのボス!”猫魈(ねこしょう)”■子どもにも大人気な”猫娘“■猫の妖怪を恐れるあまり…江戸時代の意外なブーム■ミステリアスなところも魅力! もっとも有名で最古の猫の妖怪、”猫又” 猫が化けて出たという記述が初めて文献が登場したのは、なんと鎌倉時代のこと。藤原定家の日記『明月記』に、「猫又が一晩で数人を噛み殺した」という記述があり、当時からその存在が恐れられていたことがうかがえます。 猫又はしっぽが二つに分かれていることが特徴で、猫の妖怪のなかでも認知度の高い存在ですよね。恐ろしい伝説が残る一方で、飼い主さんに恩返ししたり、手ぬぐいをかぶって陽気に踊ったりするかわいい逸話も数多く言い伝えられています。 実はうちの子も…?”化け猫” 日本では昔から、10年以上飼われた長寿の猫は化け猫になると信じられてきました。猫又とよく似ていますが、化け猫はしっぽが二つに分かれていないことが特徴です。化け猫は人間の言葉を理解し、人に化けることもあったとされ、日本各地で数々のお家騒動を巻き起こしました。 「飼い猫が行灯の油を舐めたら化け猫になった証拠」などと言われていますが、これは当時の行灯は魚から精製した油が使われることが多く、猫ちゃんにとって必要な栄養を取るために舐めていたのだと考察されています。薄明りのなか、二本足で立ちあがって油を舐める猫ちゃんの姿は、当時の人びとにとってはぞっとする光景だったのでしょうね。 猫妖怪たちのボス!”猫魈(ねこしょう)” かつては、猫ちゃんを10年飼うと化け猫に、20年になると猫又に、30年経つと” 猫魈(ねこしょう)”になるといわれていました。猫魈はしっぽが三本に分かれており、高い知性と妖力を兼ね備えた妖怪です。猫又や化け猫など魑魅魍魎を率いるボス猫のような存在であったとされています。 子どもにも大人気な”猫娘” 『ゲゲゲの鬼太郎』でおなじみの猫娘。水木しげる氏が創作した妖怪ではありますが、猫の妖怪といえば真っ先に思い浮かべる人も多い大人気のキャラクターですよね。普段は人間と変わらない姿ですが、戦ったり怒ったりするときには猫の顔に変化し、鋭い爪で相手をひっかきます。水木しげる氏が漫画に登場させる以前にも、古典書物のいくつかに「猫娘」は登場しています。しかしどちらかといえば、猫のような風貌であったり、猫のようにあたりを舐めたりする奇人変人というニュアンスが強かったようです。 猫の妖怪を恐れるあまり…江戸時代の意外なブーム 猫又は二本、猫魈は三本のしっぽに分かれることから、蛇のようにしっぽが長い猫は妖怪になりやすいとされ、忌避されました。そこで誕生したのが短尾・曲尾の猫ちゃんブームです。選択的に繁殖された結果、18世紀末には、浮世絵に描かれる猫ちゃんの7割が短尾になるほどでした。 現代でも、しっぽの短い猫は日本猫の特色として挙げられており、日本猫をルーツとする”ジャパニーズボブテイル”はポンポンのような短いしっぽが人気を集める猫種です。 ミステリアスなところも魅力! 外国でも黒猫が魔女の使いとされているなど、猫ちゃんのミステリアスな雰囲気に「何か不思議な力を持っていそう」と感じる人が多かったことがわかりますよね。そんなところも猫ちゃんの大きな魅力。この機会にぜひ、ちょっぴり怖くてかわいい猫の妖怪に注目してみてくださいね♪

  • ペットの血液検査!項目や数値からわかる我が子の体の状態とは?

    ペットの血液検査!項目や数値からわかる我が子の体の状態とは?

    動物病院で受けることができる血液検査。結果が書かれた用紙を受け取ったことはありませんか? ぱっと見ではアルファベットと数字が並んでいるだけで、「何を示しているのか」「どのような検査なのか」が分かりにくいと感じる方も多いでしょう。 しかし血液検査は、ペットの体の状態を数値として把握できる大切な検査です。体調不良の際には、どの臓器に異常があるのか、どの程度の変化が起きているのかを知るための重要な指標にもなります。 そこで今回は、血液検査からわかる体の状態や検査の種類について、わかりやすくご紹介します。 目次■血液検査はいつうけるもの?■血液検査の種類■部位別の注目項目■異常数値が見つかったときは■もらった結果は保存しておこう 血液検査はいつうけるもの? 血液検査を受けるタイミングは、大きく分けて2つあります。ひとつ目は体調不良がみられたとき、ふたつ目は健康診断のときです。 前者は、診察をした獣医師の判断によって行われます。後者は、飼い主さんが希望するタイミングで受けることができます。健康診断の目安としては、シニア期までは年に1回、シニア期以降は半年に1回が理想的です。 また、持病の経過観察のために、数か月に1回のペースで血液検査が必要になることもあります。 血液検査の種類 動物病院で行う血液検査には以下のような種類があります。◎血球計算(CBC)白血球や赤血球など血液中の細胞成分を調べる検査です。貧血や脱水の有無、炎症の程度、血液疾患が疑われる際などに行われます。 ◎生化学検査血液から血球成分を除いた血漿や血清で行う検査です。肝臓や腎臓、膵臓の状態を表す数値や、血糖値などを測定します。◎アレルギー検査 採取した血液を専門の検査センターに提出して行う検査です。反応してしまうアレルゲンを特定したいときに行います。 動物病院で行われる血液検査は、これらのうち「血球計算」と「生化学検査」をセットで実施するケースが一般的です。検査は院内で測定する場合と、外部の検査センターへ依頼する場合があります。 体調不良時など、できるだけ早く結果を知りたい場合は院内検査が行われることが多いですが、設備の都合上、測定できない項目もあります。そのため、必要に応じて外部検査と併用しながら、より詳しい結果をそろえていくことも珍しくありません。 部位別の注目項目 では、疾患や部位別に注目したい代表的な検査項目をご紹介します。【腎臓】BUN・CRE・PHOS・SDMA腎臓の機能を評価する際に重要な項目です。腎不全などで腎機能が低下すると、これらの数値に変動がみられます。 なかでもSDMAは比較的新しい検査マーカーで、従来の項目よりも早い段階で腎機能の低下を検出できるとされています。そのため、早期の腎不全発見に役立つ指標として注目されています。 【肝臓】AST・ALT・ALP・GGT肝臓や胆のう、胆管の状態を評価するための項目です。肝炎や肝不全、胆のう・胆管の異常などで数値が変動します。 肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、数値に異常があっても見た目には元気なケースも少なくありません。そのため、血液検査による早期発見がとても重要になります。【膵臓】AMY・LIPA・Spec cPL(SPEC)膵臓の状態を把握するための検査項目です。膵炎が疑われる場合、これらの数値が上昇することがあります。 特にSpec cPLは、犬の膵炎に特異的なマーカーとして用いられることが多く、診断の補助として重要です。これらの結果をもとに、追加検査や治療方針を検討していきます。 【炎症】WBC・CRP体内で炎症や細菌感染が起きている際に上昇する項目です。 他の検査項目に大きな異常がないにもかかわらず、これらの数値だけが高い場合には、エコー検査やレントゲン検査などを行い、炎症の原因を詳しく調べていきます。 異常数値が見つかったときは 異常な数値が出ると、多くの飼い主さんがショックを受けるものです。持病が見つかったり、病気の進行が明らかになったりするのは、決してうれしい知らせではありません。しかし、検査を受けていなければ、もっと状態が悪化するまで気づけなかった可能性もあります。 特に肝臓や腎臓の疾患は、完治を目指すというよりも、進行をゆるやかに抑えていく治療が中心となるケースが多いです。だからこそ、早い段階で異常に気づけたことは、とても大きな意味があります。 今回の結果は、今後の健康管理や治療方針を考えるための大切な手がかりです。過度に悲観せず、獣医師と相談しながら、その子に合ったケアを進めていきましょう。 もらった結果は保存しておこう...

    ペットの血液検査!項目や数値からわかる我が子の体の状態とは?

    動物病院で受けることができる血液検査。結果が書かれた用紙を受け取ったことはありませんか? ぱっと見ではアルファベットと数字が並んでいるだけで、「何を示しているのか」「どのような検査なのか」が分かりにくいと感じる方も多いでしょう。 しかし血液検査は、ペットの体の状態を数値として把握できる大切な検査です。体調不良の際には、どの臓器に異常があるのか、どの程度の変化が起きているのかを知るための重要な指標にもなります。 そこで今回は、血液検査からわかる体の状態や検査の種類について、わかりやすくご紹介します。 目次■血液検査はいつうけるもの?■血液検査の種類■部位別の注目項目■異常数値が見つかったときは■もらった結果は保存しておこう 血液検査はいつうけるもの? 血液検査を受けるタイミングは、大きく分けて2つあります。ひとつ目は体調不良がみられたとき、ふたつ目は健康診断のときです。 前者は、診察をした獣医師の判断によって行われます。後者は、飼い主さんが希望するタイミングで受けることができます。健康診断の目安としては、シニア期までは年に1回、シニア期以降は半年に1回が理想的です。 また、持病の経過観察のために、数か月に1回のペースで血液検査が必要になることもあります。 血液検査の種類 動物病院で行う血液検査には以下のような種類があります。◎血球計算(CBC)白血球や赤血球など血液中の細胞成分を調べる検査です。貧血や脱水の有無、炎症の程度、血液疾患が疑われる際などに行われます。 ◎生化学検査血液から血球成分を除いた血漿や血清で行う検査です。肝臓や腎臓、膵臓の状態を表す数値や、血糖値などを測定します。◎アレルギー検査 採取した血液を専門の検査センターに提出して行う検査です。反応してしまうアレルゲンを特定したいときに行います。 動物病院で行われる血液検査は、これらのうち「血球計算」と「生化学検査」をセットで実施するケースが一般的です。検査は院内で測定する場合と、外部の検査センターへ依頼する場合があります。 体調不良時など、できるだけ早く結果を知りたい場合は院内検査が行われることが多いですが、設備の都合上、測定できない項目もあります。そのため、必要に応じて外部検査と併用しながら、より詳しい結果をそろえていくことも珍しくありません。 部位別の注目項目 では、疾患や部位別に注目したい代表的な検査項目をご紹介します。【腎臓】BUN・CRE・PHOS・SDMA腎臓の機能を評価する際に重要な項目です。腎不全などで腎機能が低下すると、これらの数値に変動がみられます。 なかでもSDMAは比較的新しい検査マーカーで、従来の項目よりも早い段階で腎機能の低下を検出できるとされています。そのため、早期の腎不全発見に役立つ指標として注目されています。 【肝臓】AST・ALT・ALP・GGT肝臓や胆のう、胆管の状態を評価するための項目です。肝炎や肝不全、胆のう・胆管の異常などで数値が変動します。 肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、数値に異常があっても見た目には元気なケースも少なくありません。そのため、血液検査による早期発見がとても重要になります。【膵臓】AMY・LIPA・Spec cPL(SPEC)膵臓の状態を把握するための検査項目です。膵炎が疑われる場合、これらの数値が上昇することがあります。 特にSpec cPLは、犬の膵炎に特異的なマーカーとして用いられることが多く、診断の補助として重要です。これらの結果をもとに、追加検査や治療方針を検討していきます。 【炎症】WBC・CRP体内で炎症や細菌感染が起きている際に上昇する項目です。 他の検査項目に大きな異常がないにもかかわらず、これらの数値だけが高い場合には、エコー検査やレントゲン検査などを行い、炎症の原因を詳しく調べていきます。 異常数値が見つかったときは 異常な数値が出ると、多くの飼い主さんがショックを受けるものです。持病が見つかったり、病気の進行が明らかになったりするのは、決してうれしい知らせではありません。しかし、検査を受けていなければ、もっと状態が悪化するまで気づけなかった可能性もあります。 特に肝臓や腎臓の疾患は、完治を目指すというよりも、進行をゆるやかに抑えていく治療が中心となるケースが多いです。だからこそ、早い段階で異常に気づけたことは、とても大きな意味があります。 今回の結果は、今後の健康管理や治療方針を考えるための大切な手がかりです。過度に悲観せず、獣医師と相談しながら、その子に合ったケアを進めていきましょう。 もらった結果は保存しておこう...

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